2008年5月10日土曜日

通信講座のレポート(草稿)をアップしていきます

この春、2008年4月から、Iyokiyehaは今のお仕事と平行して、日本福祉教育専門学校の精神保健福祉士養成通信課程なるところに籍を置いています。
この課程は、ほとんどが自宅学習で、レポートを提出する形で学習を進めていきます。
私はこのレポートをパソコンで作成していくので、その内容を今後もアップしていこうかなと考えているところです。
提出する原本をアップするのもどうかと思うので、草稿段階のものをアップします。
なお、同じ課題を課せられている方が、ここで公開されている文章をコピーしてレポート作成するのはやめてください。

目的は、以下の2点。
1)人目につく場所に自分が作成した文章を置くことで、質の維持を図る
2)Blogを読んでくれている友人や専門家のみなさんから、コメントがもらえたら儲けもの


1)は、Iyokiyeha自身に対する縛り。
2)は、コメントでも面と向かってだったり、メールだったりでレスポンスがあったら、素直にうれしいのと、重要な指摘がもらえたらレポートの質もあがるかなというねらいです。


このBlogを介したコメントの残し方は、2008年4月13日投稿「コメントの残し方」(画面右側:ラベル欄の「コメントの残し方」をクリックするか、下記を参照)をご利用ください。
http://iyokiyeha.blogspot.com/2008/04/blog-post_5917.html
コメントは書き込んでも、全てが公開されるわけではありません。
Iyokiyehaが目を通して「承認」したものについて公開されます。
「公開しないでください」の文言がないものは基本的に公開したいですが、遠慮なくご利用ください。


以下、PSWの通信講座を受けようと思ったきっかけと、それにまつわる近況です。

学部、大学院と、教育学の世界に身を置きながら、課外活動として野外活動をやってきたIyokiyehaには、福祉の素養がありません。
唯一、学生時代に静岡市に登録し、無資格ヘルパー(当時は、そんな制度もあったんです)をやっていたという実績はありますが、特定の人の支援しかやっていないため、対象者の病名も当時はよくわかっていなかったというくらいの、お粗末な実績です。


そんな私が、市民活動で教育に関連した仕事を経て、今の仕事に就いているというから、人生何が起こるかわかりません。
今の仕事も、福祉の現場というわけではないのですが(労働行政に位置づいています)、その性質上、医療・福祉現場の方とやりとりすることも多く、勉強不足を感じているところです。
ちまちまと対処療法的に勉強していくのも悪くないですし、むしろ自分の専門である職業リハビリテーションをきちんと勉強した方がいいのかなとも思うわけですが、私の性格上「一つのことだけ集中して」やっていくことがどうもできないので、いい意味で自分を追い詰めるために挑戦した次第です。
追い詰めて試験(小論文ですが)を受けてみたら、受かってしまった。
入学手続きをしたら、秋に父親になることが発覚してしまった。
そんなうれしいハプニングも起こっていて、いろんな意味で「追い詰められて」いるわけですが、最近はそれすら「おもしろがって」考えられるようになってきています。

いろいろ考えながら、裾野を広く取り組んでいると、目標となっているものに対する認識も深まるものだなぁとつくづく感じます。
時間と作業量の調整は常にしないといけませんが(これが苦手だったりする)。
合気道やりながら、身体と思考の関連について認識が深まったり、思考の変化により行動が変化するという一般的な認知-行動の考え方に留まらず、行動から思考に変化を生むなどという仮説が浮かんだり(誰かこの手の理論知っていたら教えてください)。
手話の勉強をしながら、コミュニケーションの成立や不成立を考えたり、本当の意味での「わかった」の感覚を考えてみたり、通訳をするときの「手話-音声」「音声-手話」のモードの切り替えが、きっと脳の神経系のしくみの違いによって成立しているのだろうと考えてみたり。
職業リハビリテーションに携わりながら、人の生活を成立させるための条件とか、仕事をする意味とか考えてみたり。

昨年度のIyokiyehaは、好奇心一杯でいろんなことをしていた自覚がありますが、どちらかというと、置かれた環境も手伝って「アウトプットoutput」していた一年だったように思います。
今年度のIyokiyehaは、環境が変化したこともあるので、もう一度「インプットinput」を意識してやっていこうかなと思っています。
もちろん、だからといって引きこもってがりがりやるだけではないですが、意識だけは少しシフトしようかなと思っています。


このBlogも、そんな意識の変化と共に、トーンが変わっていくかもしれませんが、生身のIyokiyehaと共に、どうぞ今後ともよろしくお願いします。