2010年10月31日日曜日

2歳になりました

ウチの娘も2歳になりました。
「何歳になった~?」と聞くと「5しゃい」と答えるのも愛嬌ですね。
親としては、とりあえず元気に育ってくれれば満足です。

2010年10月27日水曜日

レイアウト変更しました

ブログにお越しのみなさま。いつもありがとうございます。

レイアウトが変わったことに気づいた方は、常連さんということで、更にありがとうございます。

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有給でお休み

昨晩、妻が「お腹が張る」とのことで、病院に電話したところ「来て下さい」と。
何かあってはと思い、妻を病院に送り、連絡を待っていると「夜間は帰さないんだって」とのこと。
妻の外泊、夫と娘の水入らず生活、などネタになることはたくさんあるのですが、昨日の急激な冷えと、このドタバタでIyokiyehaも体調を崩し、大事をとって休んでいます。

こんなこともあるんですね。
出産って何がおこってもおかしくないや。

それにしても、こんな急な休みでも、仕事をフォローしてくれている業務ラインには、感謝・感謝です。

2010年10月26日火曜日

BAR 楽

池袋駅に隣接する東武百貨店の地下1階、11番地。JRや東武東上線の改札から東武に入ってスイーツ、地酒、ワイン売場を抜けて行くと、お手洗いの手前にこじんまりしたお店があります。
カウンター10席だけの小さなお店ですが、全国様々なお酒を、おちょこ1杯から試すことができます。

食事も和食中心ですが、魚だけでなく肉料理も扱っており、上品でおいしい食事とともに、おいしいお酒を試すことができます。
Iyokiyehaは食事もお酒も大好きですが、蘊蓄を語ることを辞めてから、お酒の名前なんかぜんぜん覚えなくなりました。それでも、おすすめを訪ねながら「おいしい組み合わせ」を提案してくれる、親切な対応も魅力的です。

値段はランチで1,500くらい。下は1,200円くらいから上は2,500円くらいまで。前菜や焼き物を別で注文することもできるようですが、基本的には定食で満足です。
お酒はピンキリですが、おちょこ1杯ワンコインくらいのお手頃感が魅力です。大吟醸とか試してもいいと思います。

DATA
〒171-8512
東京都豊島区西池袋1-1-25
東武百貨店池袋店プラザ館地下1階和洋酒売場
TEL:03-3986-8017(直通)
定休日:東武百貨店に準ずる
営業 :10:00~21:00(O.S.20:00)

注射が痛いのと言葉の習得101026

先週末、妻が行きつけ(というか、出産を控えているために通院している)の病院で、インフルエンザワクチンの接種ができるという情報を入手し、Iyokiyeha付き添いで病院へ行ってきました。

私は、娘の予防接種担当だったわけですが(妻は産婦人科で別枠)、受付で夫も予防接種を受けられるということを聞き、急遽Iyokiyehaも小児科でインフルエンザを接種することに。
我が家はIyokiyehaがこれまでに疑いを含め、5回インフルエンザの症状を出しており、名実ともにエース級となっております。

NPO時代は、1週間休むことになり、当時時給制だった私の給料は8万円/月、という散々な結果になったり、岡山時代には転居1週間前に倒れ、昨年は本部研修で見事にウィルスを持ち帰り12月の出勤はたったの5日間という偉業をそれぞれ成し遂げております。
要するに、我が家では、Iyokiyehaが外でもらってこないように、家族はIyokiyehaからもらわないように予防接種を受けることになっているわけです。

当日は朝から眠気があり、待合室で娘を膝に置いたまま爆睡していたらしく、早めに接種を終えた妻がバシバシと私を叩いて起こしてくれた模様。
呼ばれるまま、診察室。Iyokiyehaはこう見えて(どう見える?)注射が苦手です。
「まずは、大人からがんばりましょうね~」
と気さくな小児科医。

・・・。

この、筋肉注射っていうのは、何でこんなに痛いんだ?ってくらい痛いですよね、インフルエンザ。
ぶすっ、めりめりめりめり~
ってな感じで。

「はい、よくがんばりました~」
と、これまた気さくな小児科医。
雰囲気を察した娘が泣き出す。
「お父さんは身体を押さえていてくださいね~」
と、看護師さん。
「こえいやー、こえいやー、あー」
と泣く娘。

・・・。

まぁ、本気になったときのこどもはすごい力を出しますね。
ちょっとかわいそうだけど、離したら危ないので。

「はい、おわりました~、がんばったね」
といって、腕にアンパンマンの絆創膏を貼ってもらうと、ベッドにあるぬいぐるみを見て「ばんくおー、ぱんくおー(注:おかあさんといっしょに出てくる「パンクロー」というキャラクター)」と言いながら着替え、
「あっちゃん(←注:自分のこと。「あ」は名前につかないのだが・・・)、いたいの、ないない」と言い始め、帰りの車では、
「あっちゃん、いたくない」
と言い出しました。

本日の教訓。
・筋肉注射は大人でも痛い!
・言葉は繰り返し口に出すことで覚える。
思い切り、大人目線ですが。

ミスリードと踊る現場101026

先月末のもやもやは、Iyokiyehaの中で割とすっきり整理ができて、本日はちょっと気持ちを盛り上げる取り組みをしているところです。
内容は内緒。
明日から、年休に入るまで、またバリバリ仕事しまっせ。

さて、先月の落ち込みの引き金となった、○○長来所懇談について。
なんだか納得のいかないことについて。

懇談会で話題となったことが、本部で尾ビレ・背ヒレがついて話題となり、対応を迫られており、それがウチに伝達されウチの長が「そんなこと言ったのは誰だ!」と言ったことがあまり気に入らなかったことは既に書きました。

ウチの長の件はさておき、これって完全に○○長のミスリードなんじゃないかと思うわけです。
先日、長から「あとはこの対応が残っている」と聞き、正直「まだ言ってんの?」と思ったあたり、Iyokiyehaの感覚が異常なのかと一瞬思ったりもしました。

これって、官僚特有のやりとりなのかしら?
ふと、Iyokiyehaの頭をよぎったのは、民主党の前内閣における首○の発言とそれに対する周囲の反応でした。
首○がぼそぼそっと何か言っても、週刊誌ではそれを「解釈」して伝え、ニュースでは発言そのものが流れない。一体なにが真実なのかわからないところで、国会は動き、閣僚の発言もちぐはぐになり、結果として誰も何も意志決定がされない。

以前、長が事業仕分けの一連の騒動が一段落したときに、「議事録に就職率55%が明記されることの意味」について教えてくれたことがあったのですが、まさにそういう世界なのだと、改めて実感した次第です。

個人的には、はっきりと「面倒」です。
ミスリードがきっかけ、要となって現場が翻弄される。本業に徹することができない現場では、結果となってそれが現れる。後日説明は意味を持たない「私は、このように理解しました」ですべてが動く。アホらしい。
ただ、組織人としてはこういう事実があることをきちんと押さえておかないと、大変なことになるのだなと、今回は自分は周辺にいただけですが、そう思ったところです。

こういったこと諸々を考慮すると、
・言いたいことを言うと、曲解されて大変なことになる
・その場で明確な確認がされないまま、間接的に関わる人たちが巻き込まれていく
ということが、今回わかりました。

こんな背景がある中での「懇談」に何の意味があるのだろうと率直に疑問が浮かんだわけですが、それも忘れずに留めておきたいところです。この点をなぁなぁにしていい大人になろうとも思いませんので。

2010年10月24日日曜日

101022ペンギンパパ・産後うつセミナー Vol.1

タイトルのセミナーに参加しました。
以下、簡単な記録です。
「資料」は当日配布の資料です。アップはしませんので、あしからず。
(WEB: ペンギンパパ・プロジェクト)



■ペンギンパパ・産後うつセミナー Vol.1
パパ同士で、産後うつを学ぶ・語る会
2010/10/22

(安藤さん)
・ペンギンパパPJを立ち上げた
・目的の一つは、父親に産後うつを知ってもらうこと
・他にも、情報発信
・支援ネットワークの形成
・今回は、FJと日本助産師会のコラボ企画
・コウテイペンギンはブリザードからママを守る=ペンギンパパプロジェクト
(市川さん)
・うつに至らなくても、女性は産後苦しんでいる
・家族で支援ができればと思っている
(棒田さん)
・女性が一人で抱え込んでしまうことが、とにかく大変
・なってからも大事だが、予防が大切
・パパが入手できる情報がない
・「周産期メンタルケア」←キーワード


第1部 産後うつを学ぼう
講師:市川香織(日本助産師会事務局長)
・助産師の役割は、出産だけじゃない
(資料2)
・Midwife=女性に寄り添う者
・子育て、思春期、不妊、などなど
・虐待の状況(心中以外の数=67)
(資料3)
・ここに至る母親の気持ち、背景などと、産後うつが関わっているということであれば、事態は深刻。
・産後うつの見分け方
(資料4)
・マタニティ・ブルーズ=産後3日目くらいから起こり、数週間で収まる
・3ヶ月~6ヶ月くらいは周りもサポートしてくれる
・産後うつは、その頃から
・身体症状は、マタニティ・ブルーズとほぼ同じ
・自己肯定感が下がる
・みじめになる、不幸せな感じ、不安・恐怖、自分を責める+眠れなくなる
・症状が似ているので、はっきりと区別することは難しい
・身体的に、眠りにくい、イライラが続くようであれば、注意
・氷山になっていても、治療を受けてる人はほんの一握り
・産後うつの人へのNGワード
(資料6)
・「母親になったのだから、しっかりしなさい」
・「がんばれ」
・すでにがんばっている。ど子かで認めてあげることが大切
・「親になったのだから赤ちゃんがかわいいはず(という態度)」
・人に価値観を押しつけない
・「今はそっとしておこう(と距離をおく)」
・産後うつのリスク(8割がマタニティ・ブルーズ、内1割が産後うつ)
(資料7)
・女性の学歴向上、キャリア、社会進出による出産年齢の高齢化。
・上記高齢化による、親も高齢化しており、サポートが得られない(頼れない)
・パートナーが働き盛り(頼れない)
・自分で何とかしてきた女性が、思いとおりにならない経験の少なさ
・子供に理屈は通用しない
・まず相談してください(医療従事者の切なる願い)
(資料8)
・産後うつの専門は、精神科
・精神科はハードルが高いため、まずはかかりつけ医を頼る
・万が一産後うつであっても「紹介状」がもらえるので、その後がスムーズ
・そこまでいかなくても、カウンセリングや育児サポートへつなげることもできる
・産後ケアの効果
(資料9)
・EPDSスクリーニングは12.1%(1割が産後うつ、の根拠?)
・産後1ヶ月のスクリーニング陽性者がケアを開始した場合、産後4ヶ月の時点で8割が改善。
・行政サービスもある
(資料10)
・妊娠中から情報を収集しておくとよい
・産後体験をふりかえって、吐き出しておくことが効果的(産後ケアセンター桜新町)
・退院後~4ヶ月くらいまでがいい
・のどにつかえていたものがとれた感じ
・自律(マズロー)
(資料12)
・下位欲求が満たされなければ次にいけない
・どの段階が足りていないか。パパが注意することでもある
・医療機関の選び方
(資料13)
・近いこと、は大事
・医師との信頼関係が重要
・きちんと相談できるか、薬などの説明をしっかりしてくれるか
・予防と準備
(資料15)
・「誰でもおこりうる」
・子育ては力を抜いて
・SOSを出せる相手をピックアップしておく
・行政サービスは積極的に活用。いろんな人を家庭に巻き込んでいく
・妊娠中に産後のイメージトレーニングを家族でする

Q医療機関の探し方。精神科の中でも、産後うつに強い人はどう探す?
A「周産期メンタルヘルス」の学会やシンポジウムなどに参加されている先生をきっかけにする
A精神科の中では「産後うつ」は対象になっていないこともある。広尾、横浜労災など。
Aママブルーさん(横浜)は、少しずつネットワークしつつある

Qこの程度は違うんじゃないか?自分のイライラは産後うつじゃないと思ってたが、ふりかえれば産後うつだったということもある。
Aエジンバラの評価表の他の項目も注目。イライラだけでなく、例えば「自分自身を傷つけたくなった」など。
Aママからパパへの期待度が高いほど、実際にしていないときのギャップが大きいので落ち込みやすい、など。個人差が大きい。


第2部 産後うつの体験・悩み・不安をパパ同士で語ろう
※プライバシーに関わる情報を元に情報交換が進んだので、記録はとりませんでした。以下、自分の経験含め感じたこと。
・パパがよかれと思ってやることは、大体「外す」。(資料6前後)
・家事を肩代わりしてやること=育児参加ではない(大事だけど)。
・ママ(女性)にとって、父親に求めることの一つに「家にいてほしい」というものがある。
・自宅に「いる」ことの意味が、父親と母親とで全く違うことを意識してもいいのではにか?
・仕事を「持ち帰り」しても、帰宅時間を早くしたことは、逆説的かもしれないが、女性にとっては「大きな意味」があることかもしれない。

2010年10月19日火曜日

先月末の総括

“再起動”という言葉がぴったりくるように思う。
先月は、いろいろありすぎて、自分自身もきっと混乱していたのだろうなと思う。
確かに、振り返ればいつもと違う表情、思考パターン、行動があったように記憶している。

所属機関の管理部門と、現時点でのIyokiyehaの考え方、動き方が重なりつつも違う道筋なんだろう。ただ、向いている方向が違うかというと、そうでもないような気がしてきた。
冷静になった今だから、機構の中の人だけでない人たちと、一方で同僚と「ここだけの話」でそれぞれ盛り上がったことが、Iyokiyehaの整理を促進したのだろう。

相変わらずカチンとくることもあるけれども、カチンとくるのは表面だけにして、言葉の裏側にあるものを冷静に見極めていこうと思う。
ただ、正常な批判だけはできるよう、自らを磨くことは忘れず、続けて。

おそらく、今のIyokiyehaの上司が見据えているものと大差ないとは思うのだけれども、今の所属機関は、「行政機関」でも「現場主義」でも行き詰まりがあると思う。
現場で培った実績、経験を、行政的な発想で表現していくことはもちろん、その表現の中に専門家集団としてのメッセージを埋め込んで、もっと広く、もっとわかりやすく、取り組みを知らせていくことが、今後10年で求められていくことでないかと感じる。

あれこれと一見不本意なことを言われているし、これらの真意がわかるのはおそらく10年、15年先のことだと思う。
Iyokiyehaはマイペースなので、理解もマイペースに、でもしっかりと真意をつかんでいきたいと思う。
ケースだけでなく、先輩、大先輩の意志を継ぐのも、きっと与えられた役割なのだろう。

2010年10月18日月曜日

101018日常の中にある、ちょっとした感動

先日、仕事での出来事。
支援先の企業に電話をかけたところ、こんなことがありました。

「はい、●●、△△です」
「お世話になります、○○のIyokiyehaです」
「あっ、Iyokiyehaさん?△△です」
(以下略)

(注:●●=支援先企業、△△=支援対象者、○○=Iyokiyeha勤務先)


ここのところ、調子は上がり気味、戻り気味ですが、根本のところでプチ不適応だったIyokiyehaですが、このやりとりは、私にとって感動するものでした。
電話のこちらで、半ベソかきそうになっていたのは、ここだけの話です。

実は△△さん、高次脳機能障害のある方で、記憶(ワーキングメモリ)、易疲労、失語(書き言葉)が低下していたんですね。
話す限りは、何が障害かよくわからないくらい、気さくで非常に明るい方なんですが、職場となるとやはりどうしても一歩足りなくてうまくいかないことが続いていた方です。

今の職場に就職する少し前からIyokiyehaが担当しており、相談からある企業の雇用前の実習コーディネートとかやっていたのですが、その実習中に今の職場の最終面接があり、適応支援と面接同行を平行してやっていた経緯があります。
最終面接に同行して、帰り道に地下鉄のホームで立ち相談すること20分。
明後日の実習中の職場訪問時に、担当者と実習中止の話をつけることで話がまとまりました。
そんなやりとりから半月後、今の企業に、それも雇用前の実習から実施したのが、冒頭のやりとりの発端です。

担当の頼りになるジョブコーチさんからは、「電話対応なんて何年後かの話ですよ!」と怒られつつも、職場への定着が早かったので訪問支援もそこそこにしていたところで、この一件です。
全く別件で連絡したのですが、たまたま電話フォローができてしまったわけです。

「いや、でもびっくりしましたよ。電話とってるんですね」
「えぇ、まだまだですし、よく忘れるんですけどね・・・」
「(間)(用件を忘れてしまった)」
「もしもーし、あれ、ひょっとして感動してるんですか?」
「あはは。でも、そうかもしれないですね。あー、でも何で電話したんだっけ・・・」
「Iyokiyehaさん、しっかりしてくださいよ。ひょっとして記憶障害ですか~」

こんなやりとりです。
記憶が低下しているし、失語の影響もあり、聴覚刺激をメモするとかいった行動は非常に苦手なはずなのに、と思うところですが、逆に個人的には「環境がそろってれば、これくらいできるようになるんだよなぁ」とも思いました。
事実、つい先日職場訪問したときに「この職場、本当に自分に合っているような気がします。地下鉄のホームでの相談で人生変わりました」なんて言ってくれるのも聞いたところです。
本当に「水を得た魚」だったんだろうなと。

疲れてたってのもあるんですが、正直ジーンとして、何だか細かいことはどうでもいいやってな感じになっちゃったんですね。
久しく、こういう感覚って忘れてたなぁと思って。
現場のよさや必要なことって、こういう情緒的なことばかりじゃないし、もっとドライに管理的な視野が必要な仕事だったことは重々承知しているつもりなのですが、でも、その土台ってこういう人たちの雇用がうまくいくように奮闘して、広く社会へ影響を与えていくことだよなと、改めて確認したところです。

2010年10月15日金曜日

松田公太『すべては一杯のコーヒーから』新潮社、2004年。

タリーズコーヒー元社長で、現在は国会議員(みんなの党)の松田氏による著書。生い立ちから、就職、起業、上場までの軌跡を描く一冊。
いわゆる著名人の自伝というのは、読んでいて非常に面白く、時々読書に混ぜている。
「何か」具体的なスキルを得るというわけではないのだけれども、自らの働き方を見直すいいきっかけになる。
海外の生活経験から、銀行員として就職。アメリカ滞在中に味わったスペシャリティコーヒーを日本に持ち込もうと、手探り、体当たりを繰り返した起業。
カバーにも本文にも、とかく「普通のサラリーマン」を強調するところがあるが、それを差し引いても「事実は小説より奇なり」なのだろうか。読んでいて、松田氏の軌跡が非常に興味深く、何かを真似するというよりも、そのぶっとんだ思考が、新鮮で参考になる。

喫茶店を探す時に、TULLY'Sがあればチョイスしたくなるような気分になる一冊です。

本当になんというか、ぶっとんだ人だなぁという印象が残る一冊だった。
「全然普通じゃないよ!」とつっこみを入れながらも、だから培われたメンタリティなのだろうと思いながら、一方で「そうだ、そうだ!」とうなずきながら読んでみました。
日本の企業に就職した頃のエピソードなどは、先日までプチ職場不適応を起こしていた自分にとっても「まぁ、何とかなるんだろうな」と気分をニュートラルにするための材料になったんだと思う。
松田氏が出馬した頃に、興味があって買ってみて、ようやく読み終わったのだけれども、時期としてもちょうどいいときに当たったように思う。
明るい話ばかりでなく、松田氏の苦労やしんどい時期のことについても書かれており、派手さは感じるものの、やはり一人の人ということに、すごく共感を覚える一冊でした。

余談ですが、ウチのカミさんは、途中まで面白がって読んでいたのに、離婚・再婚歴があると知った時に読書をやめてしまいました。


おすすめ度:★★★★☆

2010年10月11日月曜日

4つの単語

ごま油、オレンジジュース、りんご、納豆。

別に検査じゃありません。
昨晩、体調を崩したカミさんから、帰りに送られてきた買い物リストです。

昨晩は、電車で思い切り寝てしまって、何とか目覚めたのが「みずほ台」(最寄り「鶴瀬」の一つ手前)。
寝ぼけてフラフラしながら、電車を降りて駅舎に入っているTOBUストアへ。
今回の話題はここから。

スーパーに入って、買い物リスト(上記4つ)を読むのだけれども、メールを閉じてごま油を探し出してみて、ふと「何探してるんだっけ?」。
また、メールを確認して「あぁ、ごま油」と思い出して探し出すのだけれども、天井の吊り表示を見ながら歩いていて、また「何探してるんだっけ?他は何だっけ?」と。

全く覚えられないんです。

おやおやおやおや??

今、pomeraに向かっていて、ごま油、オレンジジュース、りんご、納豆とさらりと書けるのに、昨晩は全く覚えられず、3回確認して一度に探すのは無理と判断し、「ごま油」「オレンジジュース」「りんご」「納豆」と一つずつ探すことに。
これっぱかを買うのに、15分もかかるという・・・

いや、今思い出せば、完全に笑い話なんですが、そればっかりじゃないのかなとも、一方で思うわけで。

認知機能が低下して、記憶障害の状態って、こういう状態なのかもしれない。
状態によって覚えられたり覚えられなかったり、いつもはできることがふとできなくなったり。

これは、イライラするし、不安になるよね。

何事でも「スキル向上」なんて言うと、ガリガリ勉強することをイメージしてしまうのだけれども、その土台として「力を発揮できる環境に身を置く」ということも大切なのだと、改めて感じました。
Iyokiyehaなら「早く寝る」でもう少し力を発揮できるのかもしれません。仕事にも少し共通することかも。

最近のこどもたち

10/7分
「最近の子どもたちは・・・」なんてよく言われるけれども、地下鉄に乗っていて微笑ましい一コマ。

銀座線の三越前あたりで乗ってきた、二人のママさん。
一人は乳児をスリングで抱えて、もう一人はベビーカーでやはり同じくらいの子を連れていました。
私の向かいに空いている座席は一つ。スリングのママさんが座ることになったので、ベビーカーのママさんは通路で立っていました。
私の目の前での出来事でしたので、pomeraで記録をバシバシ作っていたIyokiyehaが、書きものにキリをつけて電源を切るのとほぼ同時に「どうぞー」と。

おー、と思い、声のした私の3人向こうを見ると、小学生くらいの二人の女の子が席を立ってベビーカーのママさんに席を譲ろうとしてるじゃないですか。
なんだかいい光景だなぁと。

と、まぁここまでは普通のいい話なんですが、もう少し先があるんです。

「次の駅だからだいじょうぶよ~、ありがとう」とベビーカーのママさんが笑顔で返事。女の子もにっこり。
その後もう少し行ったところで、次は年輩の女性が杖をついて入ってきました。足の悪そうな女性二人と同世代くらいでなんぼかその辺は大丈夫そうな方とで計3人。

女の子たちが、すかさず「どうぞー」なんです。
すごく微笑ましい、すてきな気分になりました。足りない席の足しになればと、Iyokiyehaもpomeraをしまって、隣の車両へ移りました。

公共交通機関で出会う子どもには、正直あまりいい記憶がないのですが、まぁそれは目立つからであって、多くの子どもたちはそんなことなくて、中には今日のような清らかな気持ちの子もたくさんいるのだろうなと思ったところでした。

今日は上機嫌です。

気持ちの入れ替え101007

10/7分

ここのところ、いまいちな書き込みばかりで申し訳ありませんでした。
意外と読んでくださっている方多いのだなぁと感じています、改めてありがとうございます。

この前にアップした銀座線での一件の他、業務と関連することを業務とは別件で古巣の山梨に連絡したり、岡山でお世話になったワーカーさんからディズニーリゾートの障害者雇用に関する問い合わせがあったり・・・
業務ではいろいろ言われてしまったこともあるのですが、それは仕事だからと割り切り、「まぁいいか」と整理できつつあります。
カミさんが熱出したのも、いいタイミングで「さっさと帰ろう」と思えてしまうあたり、少しずつ余裕がでてきているのかなと。

さっさと育児休業に入りたいなぁという気持ちが、後ろ向きな気持ちから少しだけ前向きに、挑戦になりつつあります。

変えられるものと変えられないものを見極めて、前者に注力したいものです。
Iyokiyehaはご心配にはおよびませんので、どうぞご安心ください。

2010年10月7日木曜日

勤め人としてのスタンス

最近、このブログってブログ内検索ができないので、いつか書いたか書いていないことか確認できませんが。
Iyokiyehaは、働くことに関して、古風な感じでいて、古くさいことは大嫌いです。
今所属している機関も、自分のライフワークの一端が担えるからという理由で看板を利用させていただいているだけであって、組織防衛の視点は「今の職場があるかないか」くらいです。家族がいるから、明日から機構はありませんよ、と言われればちょっと困るけれども、「まぁ、何とかなるでしょう」と思っていたりします。
そもそも、障がいのある人が働きにくい世の中だから、ウチの機構の存在意義があるのであって、誰でも働きやすい世の中が到来すれば、ウチの機構なんか要らないんじゃないか、くらいに考えていたりします。

「独法改革」とか「ゼロベース」とか言う、「わけのわからない」スローガンが掲げられているから、世の中に存在と意味を証明するために数字による目標を掲げているのであって、そもそも数字のために仕事をしているわけではない、という信念でもって、高いモチベーションで仕事ができているのだろうと、自己分析をしています。

だからというわけではないけれども、管理的な立場の方とは、全く相入れないところもあるわけで、最近は、組織の内側(機構だけじゃなくて、ね)にストレッサーが多くて、なかなか集中できません。
やれどもやれども文句を言われ、その挙げ句プライベートなところまでセンシティブになられてしまうと、現場としては動きづらくて仕方がない。

それが「組織」というならば、Iyokiyehaは一生出世しないだろうし、現場にいつづけるか、地元に帰るか、ということになるでしょう。ここ数年、年始の目標に掲げてきた「仕事を辞めない」というものが、今後も掲げ続けざるを得ないことになります。
まぁ、別に現場にいつづけるのはかまわないんだけど、地元に帰るのは=今の職場を辞めてしまうということなので、それはまた別の話題。

にしても、腹が立つなぁ、いろいろ。

2010年10月4日月曜日

101004仕事帰りに・・・

とにかく仕事に追いまくられており、勤務時間中は新しいことが入り込む隙間もなくガリガリと仕事をしています。
最近は、眉間のシワがなくならないらしい。
よくないですね、自分。

来年度も、同じ持ち場にいたいという思いと、もっと暇な部署へ行きたいという思いが共存していて、何とも言いがたいところです。どちらにせよ、1~2年悩むのだろうなと思うこの頃です。

電車に乗れば、pomeraで支援記録を書いて、耳からはPodcastで情報収集する毎日。帰りの電車は、何も考えずにオーディオブックを聴いて、何とか知識量は増やしているのだけれども、圧倒的にアウトプットが減っていると思うし、特に読書量は減ってしまったと思う。

「今、一番ほしいものは?」と問われれば、「もっとできる自分」と答えたかった1~2年前とは違って、はっきりと「寝る時間」と言ってしまいそうなこの頃、やはり考える時間は明らかに減ってしまった。その分効率よく限られた情報から推測する力はついていると思うのだけれども。

帰りの池袋で、10分でもカフェに入って、周りにいろんなことをしている人がいる中で、こんな風にpomeraに向かいつつ、ちょっとしたふりかえりをする自分。
お小遣いの金額には代えられない、この上なく大切な時間なのだと思う。
そういえば、この10分間は、事務所の10分間と全く時間の流れが違うなぁ。

あ、病んでませんので、あしからず。
ちょっと自分を客観視してみました。
がんばってるな、俺(笑)

Krispy Kreme Doughnuts

池袋駅の中に、少し前にオープンしたとのことで、試してみる。
http://krispykreme.jp/index.html
(Web:クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン)
ミスタードーナツよりも、値は張るけれども、ドーナツも味付けも値段くらいの上品さで、結構おいしい。

レジのお姉さんが、きびきび明るかったので、非常に好感を持てたのだけれども、商魂というか、仕方がないというか、初めに「4つください」と言っているのに、6つ入りの箱にドーナツを入れていき、「あと2つ入りますが」と超笑顔で言われてしまい、観念しました(笑)。
これも外資系のマニュアル対応なのだろうか、とこれまたくだらないことを考えつつ、3人家族(内、一人は2歳前、一人は妊婦)で6つもドーナツを買うことになってしまった自分がなんだかかわいい奴だと思った出来事でした。

オチはありません。
結構おいしいですよ、ここのドーナツ。

喜ばしいこと、残念なこと

東京にきて、1、2位を争う「気の合う」職員さんが、転職が決まったとのこと。
前々からそうなるだろうと思っていたこともあり、素直に「おめでとうございます」なんだけども、一抹の寂しさもあり。
随分支えられて、鍛えてもらった感もありますし。

・・・とはいえ、やはり他人の人生ですから。まずは、おめでとうございます。