2015年6月8日月曜日

コトバノチカラ

ある打ち合わせの席上、ある上司からこんな発言があった。
「あるクライアントについて、大変心配しているのでいつでも声をかけてください。手伝えることは手伝うので」

その日の夕刻、別の上司とこんなやりとりをした。
「あの(上述)の発言ってさ、お前は何も感じなかったのか?」
「どういうことですか?」
「だって、お前らじゃ頼りにならないから助けてやるよ、ってことだろ?お前らを信用していませんよって聞こえなかったか?」
「・・・あー、なるほど、そんな風にも聞こえますね。『気になっていることは事前に伝えるので声かけてくださいね』だったらもう少し正確になりますね」
「そういうこと。あいつが何でああ言ったのかはわからんけどな。他の人はどう思っているかわからんぞ」
「ちょっと気をつけておきます」

率直な意見としては「面倒くさい」ことなのですが、社会人としては大事なことを言われているなと思いながら、本音は押さえて学ばせてもらいました。
おそらく、普段何気なく発している私の言動も、聞く人が聞けば私の意図とは異なる意味で受け止める人もいるということでしょう。正式な場での発言はそれくらい気をつけろということを真摯に受け止めようと思った出来事でした。