2014年3月23日日曜日

やさぐれ侍

やさぐれる:すねる、なげやりになる。

「ここ数日の様子を教えてください」
と職場について問われたら、
「かなりやさぐれています」
と答えたくなりそうなここ数日。こんにちはIyokiyehaです。

何があったのか?と問われても、自分とは直接関係なさそうなので、へぇへぇと答えるしかないのですが、とはいえ自分の知らないところで仲間同士が衝突していることなんて全然気付かないわけです。気を遣われているのか、蚊帳の外なのか。
そこにきて、定例の人事の話もようやく決着が着き、これもいろいろと不安要素がちりばめられたものだったりします。バルカン半島は「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれていましたが、我が職場がそこまでホットポイントになれるかというとそうでもなく、せいぜい色んなことの「吹き溜まり」「しわ寄せ先」になっているのだなぁとつくづく。

そんな中でも前向きにやっていこう!とは思いますが、せめてこの気分が少しでも晴れないことには何ともならんなぁと思うので、数週間冬眠に入ることにします。しばらくおとなしくしているつもりですので、あしからず。

2014年3月18日火曜日

プレイコール

コール(call)という単語には様々な意味があり「天職という意味があるんだよ〜、神様に呼ばれるという意味でね」というのは、随分前に放送された連ドラ「ちゅらさん」の一場面。

それはそれで、今回の話題はcallのメジャーな意味「叫ぶ」とか「要求」とかそういう意味について。

Iyokiyehaはあまりスポーツ観戦しないのですが、アメリカンフットボールだけは毎年十数試合テレビ観戦しています。あの戦略とか、よーいドンで選手が一斉に動く様子は見ていてエキサイトするわけで。
いろんなプレイがあって、どのプレイにも見所はあるのですが、最近は自分の仕事とQB(クォーターバック)の役割を重ねて整理していることもあり、そんなことをあーだこーだ考えていたら「コール call」という言葉が浮かんできました。

優秀なQBのスキルは?
様々な角度から選手は評価されており、このQBはロングパスが正確、このQBは短いパスとスクランブル能力の高さ、このQBは自らランプレイができる、このQBは・・・と様々です。QBレイティングという数値も評価の尺度ですが、これはパス攻撃に特化した側面もあるため、一側面で順序づけることはできるのだけれども、QBの全体像を把握するには至っていないように思います。
パスの正確さ(ショートレンジ、ロングレンジ)、ハンドオフ、ラン能力、スクランブル能力など、個々の見えるスキルも去ることながら、Iyokiyehaが最近注目するのはQBが発するプレイコール(アサイメント(役割)の指示)の精度と正確さ、です。

ここで私の仕事と交差していきます。

たとえば、機会に恵まれないけれども優秀なクライアントには、そのストレングスで困難(相手ディフェンス)を超えられるところに最高のパスを投げ込んであげてTD(タッチダウン)させてあげるパス攻撃のイメージが基本戦略になります。その時のプレイコールは「○○のあたりになげるからフリーで走り込め!」になるわけです。
同様にして、継続就労にあたって綿密な支援が必要なクライアントには、やはり得意なことは見極めつつ支援チームで世の中や職場の困難に対応する必要があります。つまりランプレイ。その時のプレイコールは、クライアントの走路を切り開くためにラインメンに役割を正確に伝達し、ホールができる予定を確実にバックス(クライアント)に指示してボールを持たせて走り込ませる。「あなたはここ、あなたはそっち、ここにスペースができるからボールもって走り込んでね!」になるわけです。

いずれにせよ、自分の得意な攻撃方法を選択するにしてもプレイコール次第で失敗になることもあるし、シンプルな攻撃であってもプレイコール次第でビックゲインに結びつくこともあるわけです。

そんなイメージを勝手に考えて仕事に貼り付けてみましたが、あくまで自分のイメージなのであしからず。
今年度のアメリカンフットボールでは、Cam Newtonのプレイが非常に小気味いい感じだったのですが、職業人としてはやはり、Payton ManningやTom Bradyになっていかないといけないんだろうなと思うこのごろです。プレイコールに通ずる、基本的なスキルをもっともっとのばしたいものです。