2009年10月24日土曜日

働く理由

「どうして働くんですか?」
Iyokiyehaが、今の仕事をし始めてから、何度かクライアントから問われたことのある質問です。

難しい質問です。
生活のため、自己実現のため、様々なクライアントのため、人の役に立っている感のため・・・とあげていくと、結構キリがないのではないでしょうか。
カウンセラーとしての答えは「いろいろありますね」となります。

一つに絞り込む作業自体が有益とは思えないのです。
人によっては、「生活費のため」のみ働く人がいるでしょうし、また「世のため、人のため」に働くことに充実感を持つ人もいるでしょう、他にも「出世のため」に全てをかけている人だって、「権力を得るため」に奔走する人がいたっておかしくない。
そのどれもが、人に迷惑をかけない限り、否定されるべきではないと思うのです。

先日、仕事で参加した会議の席上。
収入を増やすことを希望しているクライアントに対し、「成長を促す」ことを是とした発言が続くことに違和感を覚えたIyokiyehaが発したのは「働く理由なんか、人それぞれじゃないですか」という一言。
伝わった人と、そうでない人とで二分してしまった会議となったのですが、方針としては収入を増やす手段として、勤務時間を延長したり、勤務日を増やすために必要な課題を具体的に確認する機会を設けることとなったので、「成長」を促すための説教をするよりはかなりマシな落としどころになったかなとは思いますが、もっといい方法はあったのかなと。

冒頭のように問われて、自分の考えを話すことを求められれば、それなりにいくつかの「理由」を話すことはできると思いますが、そのいくつかでさえ、人に押し付けるものではないと自覚しています。
というか、本当に働く理由なんてなくたって働けると思うし、「お金のため」に働くことは否定されるべきではないと断言できると思う。

そもそも、「説教」したがっている人たちは、自分がどれだけ「自分の希望」を人に押し付けようとしているのか、ということに気づいていないような気もして、一抹の怖さを覚えています。

雑記091024

10/24
朝起きて、朝食をとって昼まで寝る。
地元のお祭りが大々的に開催されているので、出店で昼食をとりつつブラブラ。
帰宅して、国試の勉強を始めるも、また寝てしまう。
起きて夕方。
今日は一体何をしているのだろうと、ちょっぴり自己嫌悪。
昨晩、帰宅時に電車が遅れたこともあり、何だかくたくただ。
疲労は蓄積されてしまうのだなと実感。
現在、完全にPSWの国家試験の勉強は遅れている。
ちょっと焦ってます。
10/23
優柔決断という書籍があるとのこと。
「優れて柔軟」ということ。近いうちに読んでみよう。

ケース会議にて。
支援チームが実は機能していないことを実感する。
好き勝手しゃべらせてみて、担当者さんにごめんなさいというのが率直な気持ちなのだが、結局Iyokiyehaが伝達したことは、あまり活かされていない。
にしても、対象者のニーズを作ってしまう、支援者の姿勢には辟易した。
「〜になって欲しい」のは誰だ?「わたしは〜になってほしいと思ってたんですが」は、誰の希望だ?


10/22
充実しているが、疲労困憊しているのも事実。
とにかく眠い、眠い。
やることは次から次へと降って来るかのよう。
もっとテキパキとやらなきゃいけないんだろう。

しかし、眠い。


10/21
支援機器の様子を見るために、出張の合間に本部へ。
受付で声をかけても誰も動かないとか、フロアが耳鳴りするほど静かだったり、結局お目当てのソフトの説明は一切なかったとか、つっこみどころは満載だが、それはおいて、支援機器のフィッティングの難しさを改めて知る機会になった。


10/20
スキルアップセミナーの後、T氏他と飲みに行く。
久々だが、あまり変わっておられず、安心する。


10/19
いろんな出会いがある。
ひょんなことから、ある会社の人事担当者さんと会う。
障害者雇用の担当者になったが、どうしたらいいかわからないとのこと。
この仕事の、難しくて楽しいところは、「働きたい」「雇いたい」という一見わかりやすいニーズに、様々な思惑が隠れていること。
お互い隠すつもりはなくとも、明確な形で伝えられることは少ない。
様々な情報をやりとりすることによって、そこに具体性が生まれ、論点が整理されることによって、やりとりが一気に深まっていく。
この「通じた!」と思える瞬間が、たまらなく面白い。


10/18
プロフェッショナル仕事の流儀
■三友盛行 立ち止まり足るを知る
立ち止まることは停滞ではない。世の中の見え方が変わる。立ち止まることと成長は無縁ではない。
量の拡大だけでなく、質の向上に通ずる。
ベストを尽くし、結果を受け入れる。

自然と共に暮らす人々には「生かされている」意識のもとで、よりよいもの、自然へのダメージが少ないものを生み出そうとする、熱い気持ちを持っている人がいる。
自然に対する謙虚な気持ち、そして如何なる結果からも、そこから目を反らさず、知恵を振り絞り、時には立ち止まって見方を変えつつ、進化していこうとする。

2009年10月22日木曜日

朝のお散歩@上野公園

ここのところ、天気がよく、気分がよくなる上野公園です。
紅葉はもう少しですね。銀杏が黄色くなるのが楽しみです。

2009年10月18日日曜日

プリマヴェーラ クラシック 

ブラジリアン バーベキューレストラン
プリマヴェーラ クラシック Primavera classic


埼玉に引っ越してきて、初めてのシュハスコ。
ウチのカミさんは、静岡県浜松市で多文化共生事業に関わっていたこともあり、シュハスコ(お祭りなどで時々見かける、串に刺さったどでかい焼肉。あぶった肉をナイフで切っていただく)には詳しい。

以前、山梨県甲府市に住んでいた時には、「オチオ」というお店を紹介した。
(2007年11月11日投稿分)
あのお店は、まだやっているのか心配だが、一応リンク。

これまで、浜松でも甲府でも、シュハスコといえば、どぎつい塩味で脂の滴る焼肉、といった、家庭料理の延長でやるバーベキューというイメージがあった。
Iyokiyehaは、どちらかといえば、豆を煮たフェイジョアーダ(フェイジョアン?)が好きなのだけれども、これまでのお店は、素朴な味というイメージ。

今回のプリマヴェーラは、もう少し高級感のあるシュハスコが楽しめる。
味付けも、少し上品で、シュハスコも味わえる。
サラダなどのバイキングも、おいしくいただくことができ、ちょっとしたごちそうブラジル料理。
さすが大宮、副都心です。



ランチは1350円(ランチブッフェ)に、330円を追加すると5種類の肉のシュハスコが楽しめます。
いずれも、屈強な外国籍っぽい方が串に刺さった肉をお皿に取り分けてくれます。
(3,000円で、全部の肉12種類が楽しめるそうです)
ただ、肉を食べに行くもよし、仲間とパーティに使うもよし、このお店目当てで大宮へ来ても満足できるかと思います。


<DATA>
所在地:埼玉県さいたま市北区東大成町1-489-1 B1F(大宮郵便局前)
TEL:048-660-1781
(駐車場有)

雑記091018

10/16
駅のホームで働く従業員さん。
だらだら仕事している人もいたら、キビキビと指差し確認している人もいる。
同じ仕事をしているのに、周りからの見え方はこんなに違うのだなぁ。

PSWの国家試験の対策講座に、開始時間には遅れながらも参加。この講座、受験対策が全面には出ているけれど、なかなか面白い。
ただ、講師によって随分内容に差があるのも事実。

以前、岡山で勤務していた時に、駅の地下街にスターバックスコーヒーがあったことを思い出した。仕事帰りに、駅前で飲みに行く時や帰省する時に、いつも寄っていくお店だったのだけれども、ここのある店員さんはよく声をかけてくれた。
「これって静岡のご当地タンブラーですか?」とか「これから飲み会ですか?」
いい意味で「要らない一言」が言える人って素敵だと思う。

身近なことだけども、やる気とニーズの合致と工夫とで、ここまで違うように見えるのだな。
おそらく、立場が逆になれば見え方も逆になるのだろう。
気をつけよう、自分の振る舞いやヤル気にも。


10/15
仕事が山ほどある時は、すべきことを書き出して、優先順位をうまくつけて、外的阻害要因をできるだけ排除することを心掛けることで、ナンボかすっきり片付く。

支援先で、久々にたっぷりカウンセリング。
多分、今の仕事の中で得意と言えるスキルはと問われれば、クライアントから引き出すスタンスを強調して、話を聴きながら大体構造化できてしまうようになった、このカウンセリングの技法だろうとは思っている。まだまだ奥が深いことは実感しているけれども、相談でとれる情報量には、少し自信がある。

東京という街には、何でもあるように感じる。仕事度外視で歩くだけでも何かと楽しい。人混みを歩くのは疲れるし、わけのわからん人も少なくないのだけれども、それでも楽しいと思える理由については少し考えてみよう。


10/14
新しい支援先。
一つは青山、もう一つは品川。どちらもオフィス街という感じである。
そこへいくと、上野の入谷方面は下町だと思う。
おかげで助かっているところもあるけれども、東京のオフィスというには少し物足りない。Iyokiyehaは大好きなんですが。

毎月の助成金時期真っ只中。
今月は完全に予定の立て方を失敗したので、業務と並行してがりがりやってます。

昨晩はあまり寝ていないので、省エネモード。
朝は山手線が止まり、帰りは東上線が遅れる。
ここのところ電車にはツキがないのか、ただどんくさいのか。
夕方出張先から逆方向の電車に乗ったのは、注意不足か。

鶴瀬についたら雨が降る。こういう日に限って傘を持っていない。偏頭痛はしんどいし、風邪っぽいので喉もしんどい。
そういや、iPhoneのコネクタにつけているカバーをなくす。
振り返ると、ちょっとした寝不足と天気によるちょっとした不注意で、結構無駄のある一日だった。
寝不足と不注意は、心掛けで少しは改善できるので、早寝と確認を意識しよう。


10/13
東武東上線が遅れる。
これまで大幅な遅れはなかったのだが、今日は朝も晩も少しずつ遅れた。
人身事故だけでなく、信号トラブルなどもあるのだなぁ。
先日、登録したYahoo!の路線情報メールサービスが、早速動いたが、朝は池袋に着いてからメールを受信する。
イマイチ。
それでも、情報がないよりはマシ。午後は、覚悟を決めて岐路につけた。


10/12
休日に、特にどこへ出かけるでもなく、近所の公園を歩く。
そのまま、「散歩」だが、家族がいるとそんなことも楽しいと思える。


10/11
ここのところ、朝出勤時には寝ていて、夜帰宅時には寝ている我が娘。
週末に一日一緒にいると、成長、というか変化が見てとれて面白い。
最近は、我が出てきて、嫌なことは絶対やろうとしない。顕著なのが、食事の時に「自分で」食べたがること。
スプーンでご飯を口に持っていっても、プイッと横を向く。「食べたくない」時の仕草と同じなので、どうしたものかと思うわけだが、手づかみ食べができるようにしてあげる(ご飯は海苔に巻いてあげる、など)と、得意気に食べ始める。
パクパクと食べるだけでなく、遊びながら食べるので、手は汚れるし、テーブルもカピカピになってしまうのだが、それを「ダメ」とするのは、大人の都合なんだなぁと、食べる娘を見てしみじみ。

そのうち、悪戯する娘と一緒になってバカやってるところを、カミさんに怒られるようになるんだろう。それもまた楽しみ、か。
10/15
仕事が山ほどある時は、すべきことを書き出して、優先順位をうまくつけて、外的阻害要因をできるだけ排除することを心掛けることで、ナンボかすっきり片付く。

支援先で、久々にたっぷりカウンセリング。
多分、今の仕事の中で得意と言えるスキルはと問われれば、クライアントから引き出すスタンスを強調して、話を聴きながら大体構造化できてしまうようになった、このカウンセリングの技法だろうとは思っている。まだまだ奥が深いことは実感しているけれども、相談でとれる情報量には、少し自信がついてきた。
聴く力を伸ばすことで、更に深いカウンセリングができるようになると思う。カウンセラーを名乗る以上、相談とアセスメントができてナンボだと思う。


10/14
新しい支援先。
一つは青山、もう一つは品川。どちらもオフィス街という感じである。
そこへいくと、上野の入谷方面は下町だと思う。
おかげで助かっているところもあるけれども、東京のオフィスというには少し物足りない。Iyokiyehaは大好きなんですが。

毎月の助成金時期真っ只中。
今月は完全に予定の立て方を失敗したので、業務と並行してがりがりやってます。

昨晩はあまり寝ていないので、省エネモード。
朝は山手線が止まり、帰りは東上線が遅れる。
ここのところ電車にはツキがないのか、ただどんくさいのか。
夕方出張先から逆方向の電車に乗ったのは、注意不足か。

鶴瀬についたら雨が降る。こういう日に限って傘を持っていない。偏頭痛はしんどいし、風邪っぽいので喉もしんどい。
そういや、iPhoneのコネクタにつけているカバーをなくす。
振り返ると、ちょっとした寝不足と天気によるちょっとした不注意で、結構無駄のある一日だった。
寝不足と不注意は、心掛けで少しは改善できるので、早寝と確認を意識しよう。


10/13
東武東上線が遅れる。
これまで大幅な遅れはなかったのだが、今日は朝も晩も少しずつ遅れた。
人身事故だけでなく、信号トラブルなどもあるのだなぁ。
先日、登録したYahoo!の路線情報メールサービスが、早速動いたが、朝は池袋に着いてからメールを受信する。
イマイチ。
それでも、情報がないよりはマシ。午後は、覚悟を決めて岐路につけた。


10/12
休日に、特にどこへ出かけるでもなく、近所の公園を歩く。
そのまま、「散歩」だが、家族がいるとそんなことも楽しいと思える。


10/11
ここのところ、朝出勤時には寝ていて、夜帰宅時には寝ている我が娘。
週末に一日一緒にいると、成長、というか変化が見てとれて面白い。
最近は、我が出てきて、嫌なことは絶対やろうとしない。顕著なのが、食事の時に「自分で」食べたがること。
スプーンでご飯を口に持っていっても、プイッと横を向く。「食べたくない」時の仕草と同じなので、どうしたものかと思うわけだが、手づかみ食べができるようにしてあげる(ご飯は海苔に巻いてあげる、など)と、得意気に食べ始める。
パクパクと食べるだけでなく、遊びながら食べるので、手は汚れるし、テーブルもカピカピになってしまうのだが、それを「ダメ」とするのは、大人の都合なんだなぁと、食べる娘を見てしみじみ。

そのうち、悪戯する娘と一緒になってバカやってるところを、カミさんに怒られるようになるんだろう。それもまた楽しみ、か。

2009年10月12日月曜日

苦情というか・・・何というか・・・

仕事をしていて、時々ある電話。
主訴はおそらく「困ってる、何とかして」というものなのだろうが、なぜかはっきりそう言わない。
「お宅は何をやっているのか?」
「働けるようにしてくれるのか?」
「仕事を探してくれるのか?」
別に、わざとのらりくらりと対応するわけではないのだけれども、電話の向こうで何に困っているのかわからないと、こちらも対応のしようがない。
相談を提案することも、他機関の情報提供もできないことはないのだけれども、二言目、三言目には「結局、どこも何もしてくれないんですよね」と否定的。
「オマエにそんなこと言われる筋合いはないぞ!」
と、言いたい気持ちを抑える。
不思議なもので、相手が言いたいことを言い始めると、更に冷静になってしまう。
突っ込みどころは満載だけれども、まず電話の向こうの人は何をいいたいのかと考えると、聴きモードへ。
とはいうものの、こういう電話は概して後味が悪い。
先日は、
「僕みたいな人はのたれ死ねっていうことですね」
という言葉を言い放って切られてしまった。
利用歴があるようなことを言っていたけれども、名乗らず、担当者の名前も言わず、連絡先とか、個人を特定することは一切言わなかったので、追跡のしようもない。
こういう苦情とまでいかない電話は、仕事を始めてから何度かとる機会がある。
延々と自分の自殺歴を語る方や、一通りの文句を言って何にも話を聞かない人、訴えてやるとすごむ人。
こうして、相手に食ってかかる人って、その電話をする直前は一体何を考えているのだろうかと、疑問に思う。
純粋な意味では、かなり興味があるし、カウンセラーを名乗る以上、他人のどんな考え方にも興味を持って「知りたい」と思うことが大切なように思う。
こと、雇用支援/就労支援のサービス対象となるには、あくまで「その人」に動くつもりがあるかどうかにかかっている。
障がいを持った人であっても、雇用する事業所の担当者であっても。
その人の人生、その事業所の方針である以上、推進力を高めること(例えば、10を100にすること)はできても、動き出すこと(例えば、0を1にすること)を「させる」ことはできない。
今回の電話の主に、その原動力はあったのだろうか?
そして、それを引き出す術を、Iyokiyehaが意識していたかどうか、少し考えどころだと思う。

2009年10月11日日曜日

雑記091011

10/10
気づいたら10月。
埼玉在住東京勤務となり、早半年。
職場では「昔からいる人みたい」と、解釈が難しい評価を受け、仕事では事業主支援にどっぷり浸かり、結構有名(らしい、を含む)な企業の障害者雇い入れ支援を幾つも抱えたり、管理職向け役員向けの講師をやってみたり、通勤は関東のサラリーマン体験を地でやってみたり、生活では子育てパパを満喫してみたり、カミさんとケンカしたり、PSWの国家試験のために受験生みたいな勉強してみたり。
仕事で引っ越すのは三回目で、それぞれ変化があるなぁとしみじみ。

視覚障がいを持つ方の支援を担当している。
職場適応の向上を支援するのだが、問題となるのは音声出力ソフトとグループウェアのマッチング。
とりあえず、今回の職場はそれらを含む環境がイマイチ。
望みがあれば、積極的な調整、支援を展開するのは信条だけれども、支援チームのある方から、視覚ハンデに関する対象者のメンタル面に対する意見を受けて、熟考。
音声出力に限界があるならば、残存能力で、と一般的に考えていたところに、対象者の感情面を考慮したことで、Iyokiyehaにはこれまでと全く異なる、超現実的な方針が浮かぶ。
驕っていたつもりじゃないけれど、まだまだ未熟であることと、死角が常に存在することを、改めて実感した。


10/9
完全に寝不足。午前中の出張が予定通りに終わったので気が抜けたのか、東京から逆方向の山手線に乗車。
さすがに、3時間睡眠では仕事にならんか。昨晩は結局午前様。越県通勤の怖さを知ったよ。夜更かしはお肌に悪い。

「沸点を越えると、全てが変わる」
購読しているメーリングリストに書かれていた。99度と100度ははっきりと違うのだと。
そこに到達するために
「妥協なく仕事する、妥協なく勉強する。妥協なく、知力・体力・精神力・その他の資源を叩き込む。
そこから【 沸点に到達することで得られる爆発的な力 】を手に入れることができるのではないか。」
とあった。


国家試験対策なるものに、週末通っているのだが、勉強のリズムは既に破綻しつつある。
全く過去問にもテキストにも手がつかない。
仕事とのバランスが、やっぱり悪い。

とにかく眠い一日だった。



10/8
朝は台風で足留め。昼から夕方は次から次へと仕事が舞い込みイライラ。
こういう日はロクなことがなく、帰りは東上線が止まる。ますますイライラする。

朝も待てずに、日暮里から上野まで歩いて出勤したのだけども、電車でどこでもいけるけど、電車が止まると目的地がうんと遠くなるのが越県通勤の弱点。別ルートも確保しなきゃいかんのですね。反省。

そういや今日は変な電話があったなぁ。
ああいう人って、日々何を考えてるんだろうね。

あー、今日の帰りは何時になるんだろう。。


10/7
contributionをベースとした人脈プラットフォームを作るとしたら、どうしたものかなと。
本田直之『レバレッジ人脈術』を読んで考える。東京で働いているのであれば、ちょっとした仕掛けを実行すれば、化学反応は起こるだろう。
方法は様々。少しブレストしてみよう。

援助者として、大切なこと。
それは、自分の思考を整理した上で、それを手放さないようにしつつ、相手にどこまでも合わせていく柔軟さだと思う。
唯一無二の尺度を振り回すだけでは、必ず衝突する。
人に対して「支援」する時には、中立、並列が原則。


10/6
仕事を残して帰ることの抵抗が少し減ったかもしれない。要は考え方一つ。結局今までも、残り全くなしで職場を離れられたことなんかほとんどないわけで。
突発的に動くケースはザラ。
いかに対応していくかっていうことが、全体を見渡した時に、とても大切なことだと思う。

ちょっとしたヒントや情報収集のために、同期の協力を得る。
レスポンスがいい人もいて、助かるし、ありがたい。
ちっちゃな貢献(contribution コントリビューション)のやりとりが、やがて大切な人脈になると思う。
遠くても身近な人、大切にしようと思う。


10/5
新潮社『Forsight』を購読しているが、最近ウイグル自治区の話題が毎月掲載されている。
注射針テロ、大頭棒を使った暴力行為など、読んでいるだけで目を覆いたくなるようなことが記事になっている。
数年前、スーダンのダルフール地方に関する記事が細々と掲載されていて、しばらく後に国連でも検討事項として取り上げられた。
テレビでの扱いは小さく、そのうち話題にもならなくなってしまったのだけれども、雑誌では未だに記事が掲載されている。
ウイグル自治区のことはどんな扱いになっていくのだろう。そして、Iyokiyeha個人として、国際的な課題にどう関われるかということを、最近考えるようになった。

カタルシスということが、確かにあるようだ。
ただ、自分が話しただけで楽になったというよりは、話しながら自分はこう考えていた、ということがわかってスッキリするという方がしっくりくる。
あぁ、もっとハッキリと言いたいんだなということを実感。「支援」へのもどかしさと、事実の見えにくさ。「誰が誰に何を?」と、もっとハッキリ言ってもらわないといかんのだろうな。反省。

最近、またよく思い出す。
何を考えて準備したんだろうなぁ、とか。


10/4
家族で水子貝塚公園へ。
近所にこういう広い芝生の公園があるのはうれしい。
子どもができてから、こういう場所へお弁当持ってでかける「だけ」で楽しい気分になれるようになった。
不思議だけど、これも趣味・嗜好の変化と、「日常のごくあたりまえのこと」が愛おしくなったことなのかもしれない。

2009年10月4日日曜日

遠藤拓郎『4時間半熟睡法』フォレスト出版、2009年。

睡眠に関する研究は、以前から見聞きしたことがあり、基本的なことは知っていたつもりだが、ちらばった知識を組み合わせることによって、一つの「熟睡法」としているのが本著。
著者の遠藤氏は「4時間半熟睡法」を提唱しているが、これは毎日4時間半だけ寝ればいいというものではなく、ビジネスパーソンが睡眠時間を削らざるを得ない時に、どのように睡眠時間をコントロールするか、という問いに対する現実的な一つの提案として読み取れる。
平日は4時間半、週末に6~7時間半の睡眠をとることで調整する方法と、その根拠となるデータを示している。
データに基づく記述が目立つが、本文には読みにくい数的データはほとんど掲載されていないので、平易な内容で読みやすい。

東京勤務となり半年、これまでより明らかに睡眠時間が短くなっていることについて、手を打ちたいと思い購入。
6時間以上寝ないとパフォーマンスが落ちることは自覚しているが、そうはいっても通勤に片道1時間半かかるとなると、仕事量をコントロールしても睡眠時間の確保が難しい。
ならば、短時間であっても質のいい睡眠をと考えて、参考に読んでみた。
「理想の生活」全般を通して睡眠の質を高める、ということを念頭におきながらも、遠藤氏の提案は非常に簡単な「体温の調整」に注目している。
今の生活に「一手間」かけて、体調が改善するならよし。
そうでなくても、夜の入眠がスムーズになり、朝スッキリ起きられるようになればそれでいいのかとも思う。

余談だが、この本の読みやすさは、同テーマの他の単行本を凌駕していると思われる。
文字数が少ないこともあるのだろうが、必要なことを最短ルートを通って書いている、という感覚があった。
Iyokiyehaは1時間半くらいで読破できました。


おすすめ度:★★★★☆(現段階では効果が実感できていないため)

こうの史代『この世界の片隅に(上・中・下)』双葉社、2008~2009年。

戦争の時代を、豊富な取材と独特な視点で描くこうの氏の最新作。
最前線で生死の境を生き抜く派手さも、身内を戦地に送り出して悲しみにくれる家族の悲壮感もなく、ただ淡々と日常を描き、戦争を知らない世代に、戦時中の日常生活を伝える物語としても新鮮だった。

この時代を生きていないIyokiyehaには、戦争を評価する気も、正当化あるいは卑下する気もない。
ただ、例えば今後日本が戦争に巻き込まれた時、自分が戦線へと向かうことがない限り、戦時下の生活というのは、不安を感じつつも淡々と流れていくのかもしれない。
Iyokiyehaが、こうの氏の漫画に惹かれるのは、「普通」に生きることの困難と、そこにある人間ドラマは完全に個別で、人から評価されなくとも「そこにあり」、その人なりの幸せや生き様というものが見え隠れする、その瞬間を漫画という手法で見事に切り取っているからだと思われる。

このテーマの前作『夕凪の街 桜の国』で感じたものも、これに近いように思う。
http://iyokiyeha.blogspot.com/2008/04/2004.html
(2008年4月13日投稿分)
戦争により、実兄を亡くし、目の前で姪っ子を失い、自身も利き手を爆風で吹き飛ばされながらも、好きな絵を描く。
そして、ささやかだけれども、「普通」で確かな幸せを描く作品だろう。


おすすめ度:★★★★★(好き嫌いあるでしょうが、素直にしみじみしたい方にはおすすめ)

やりとりは、何を「言ったか」ではなく、どう「理解されたか」

カウンセラーという仕事をしていると、痛感することが多いのだが、ある人とやりとりする時に、そこで交わされる内容は、「何を言ったか」という発信者側の理屈ではなく、「どう理解したか」という受信者側の理解の度合いによって成立しているものだと思う。
「○○と言ってきました」とか「△△と言ってました」等、仕事をしていると、Iyokiyeha自身がそう言うこともあり、チームの他の誰かからの報告にもよくあがる。

しかしよく考えてみると、そう「言った・言っていた」というのは、あくまで客観情報にしか過ぎず、それを発した人がその言葉に込めた思いや感情というのは、相手にどの程度伝わっているか、把握することは極めて難しい。それ以前に、発信者が「言った」客観情報すら受信者がどのように認知しているのかは、それこそよくわからないというのが、実際のところだろう。

人と人とのやりとりというのは、そうした言ってみれば脆弱な基盤の上に成り立っているともいえる。
それだからこそ、柔軟さが生まれ会話が広がったり、深まったりということが起きるのだろう。

もう一つ踏み込めば、我々をはじめとする対人業務における「支援」というのは、何をするか、何を言うか、ということよりも、「その人の何が変わるか」ということが最優先されるのだと考える。
このあたりの考察はまた後日。

雑記091004

10/3
会話により、話題が深まったり広がったりするには、聴く側の聴き方もさることながら、話し手の話し方にも左右されるところが大きいと思う。


10/2
仕事上、やりにくくなる縄張りは要らない。
白黒はっきりさせない方がいいこともたくさんある。まして、対人業務なんかは灰色ばっかりだと思う。できる人が、できることをすればいい。

消費者金融が軒並み「◯日曜無利息」と言い出しているが、顧客層が変わったのだろうか?借りやすくなったのは違いないところだが、いわゆる優良顧客から利益が出ないように思うのだけども。
Iyokiyehaにはあまり縁のない仕事なので、どうでもいいって言ってしまえば、どうでもいいのだけれどね。

本の読み方と同じで、仕事も緩急つけるべし。時間の使い方、もっと上手にならなければと思う。
今日は一つ、メールチェックの時間を固定してみた。確かに効率はよさそう。もう少し整備してみよう。

ものの感じ方は、相手次第。
何を「言ったか」ではなく、自分が言ったことを相手が「どう受け取ったか」次第ということ。
如何に思考や感情を言葉に乗せるか、はいつも気になるが、その実は相手が何を考えるか次第ということである。


10/1
ぐうたらした一日。
最近、休みに入る前の疲労が強く、休日の活動が鈍い。
「四時間半睡眠法」なる本を発注した。
疲労回復のヒントになれば幸い。

娘のポリオの予防接種に行く。
少し泣いたけれども無事に終了。

国試の勉強は、はかどらず。
イライラした自分の負け。じっくり、焦らず。


9/30
寝不足。
体調が悪ければ、機嫌も悪くなる。
反省。
久々の個別相談。話を聴き続けるのも疲れる。


9/29
集中してやれば、30分でできる計画書。
タイムプレッシャーを如何に真剣にかけるかということは目下の課題だと思う。
全てを受け止めず、できることは後に回して、一つのことに集中することを繰り返しやることを意識してみよう。


9/28
休み明けのリハビリなんて思っていると、結構痛い目に遭う。
某鞄ブランドの調整は、事業所側の当事者がそれぞれに「モヤモヤしたもの」を感じているため、それを引き出すことと、優先順位をつけていくという本来の事業主支援が展開できているように思う。
ニーズとゴールが出来るかできないかという、明確な結果が求められるため、場合によっては残念な結果になることも考えつつ、だけれども、いろいろありながら多分うまいところに落ち着くんじゃないかなと感じている。

仕事を早く切り上げるコツの一つは、ゴールデンタイムにやるべきことを大胆に整理することだと思った。