2013年12月31日火曜日

新年の抱負2014

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
毎年恒例にしている昨年の総括と今年も抱負(「目標」タグ)です。
このタグは人に見てもらうというよりも、人の目に付くところに公開して自分に宣言するという位置づけですのでご了承ください。
また、この文書を作っているのが年末になりますので、「今年」=2013年、「来年」=2014年と読み替えると意味が通ります。ご了承ください。

今年の総括
(2013年の目標)
目標:家庭・仕事バランスの維持と向上を図る。課外活動を充実させる。資格取得に挑戦する。笑って年末を迎える。
■仕事
・専門性向上のため、読書内容に専門書を入れる(『職業リハビリテーション学』等複数冊)。
・仕事領域であるかないかに関わらず、仕事ではない(地域)活動に参加・参画する。
○17:30定時を意識したスケジューリングをする
○週5日は家族と食事する
○超過勤務は週1回までとする
■家庭
・妻の働きたいニーズに合わせて働き続けられるようにサポートする。
○育児・家事を毎日する。
・週末は家事または余暇の充実を考える。
■趣味・学習
・読書、情報収集を充実させる
・日商簿記3級取得
・社会保険労務士の勉強を始める
○20冊/年、単行本を読む(内2冊は英語)
○上記を含め、60コンテンツ/年を利用する(書籍、AudioBook、サマリー等)
○2012年に会わなかった人に会う(5人以上)

 今年はいろんなことがあり過ぎた一年で、当初の目標を意識的に壊していく必要がありました。ざっと上げれば、
・仕事で計画通りにいかないことが多すぎた。
・身近な方の死去
・研究活動への協力
・仕事におけるマニュアル作成業務
・第三子の流産
・仕事における業務研究会での発表
といったあたりが、プライベートを直撃した一年でした。率直に6月一杯くらいは抜け殻のようになっていましたし、その後夏休み頃には研究活動とマニュアル担当箇所の執筆を並行して進めていました。これらが、週末に自宅でパソコンに向かう時間が増えた原因となっています。そのクライマックスに、第三子の件と相まってしまい、生き方を根幹から揺さぶられた一年でした。結果としては、仕事に偏った一年となってしまったように思います。
 ただ、特に後半の取り組みに関しては、偶然が重なったこともありますが、目の前に敢えて流されて、特に仕事の上で新たな視野を切り開くといった意味においては大変有意義な時間となった側面もあります。まだ余裕はあるのだろうとは思うけれども、これまでの範囲を突き抜けたところで身一つで勝負して壁にぶち当たるという経験がここ数年なかったので、9年次のOFF-JT研修と相まって、仕事においては一つ違うステージに来たような感覚もあります。

 こうした背景を踏まえて総括します。
 仕事においては、上記のように当初の目標の達成とは大きく離れてしまった上に、バランス維持と逆行してしまったのですが、今の職場で働き続けるために必要な視野が拓けたことと、それに伴い業務の優先順位の付け方に変化が出てきているという点は、素直に今年の成果だと思います。知識的な専門性とは別の専門性の芽が出てきたのかもしれないという実感はあります。
 ただ、それによって犠牲になった効率的な業務遂行はずいぶん妨げられてしまったのだと思います。研究活動を課外活動とすればそう読み込めますが、それ以上の広がりはないとも言えます。
 家庭には上記のしわ寄せが来てしまいました。週末は仕事に費やす時間が多かったと反省。それに伴い、家事は単調になってしまったと素直に反省です。来年こそはもっと家族に時間を使いたいものです。
 こうやって反省してみると、第三子のことも何か自分のライフスタイルが影響しちゃってるんじゃないか、なんて思いもよぎります。そうじゃないことはわかっているのだけれども、理屈じゃないところで考えてしまいます。家族に負担かけてしまったのかも…
 趣味・学習はしわ寄せというか、上記の煽りを受けて壊滅状態でした。読書量は、単行本16冊(英語0)、AudioBook14コンテンツ(内小説系3コンテンツ)、雑誌(週刊ダイヤモンド、TOPPOINT)60冊程度、後は論文等が数本ありますが、やはり読書量は減りました。日商簿記は(十中八九)不合格で、社労士の勉強は始められていません。若干ファシリテーションの勉強を始めましたが、まだまだ読書レベルです。

ということで、目標の達成度合いに点数を付けるのならば55点くらいの不合格です。ただ、充実度でいえば振り返って少なくとも仕事においてはかなり充実したものになったので、それをもって今年は何とか「よい一年だった」としておきたいと思います。

(2014年の目標)
目標:生活と仕事のバランスを意識する。
■仕事
・職場内外ともに頼られる存在を目指す。
・職場内外共に通用する日本語を磨く。
・業務の優先順位を常に意識する。
・18時には事務所を出られるようにする。超過勤務は週末含め週2日まで。
■家庭
・平日にも家事をする。
・月1回は弁当を作る。月1回は夕食を作る。
・週末は予定以外の仕事をしない。勉強をする。
・子どもと過ごす時間を増やす。
■趣味・学習
・毎週200回木刀を振る、1時間分ジョギングをする、筋トレ1セットをする。
(週3回、20分ジョギング、素振り70本。週1回の筋トレ程度)
・日商簿記3級取得
・社会保険労務士の勉強を始める
○20冊/年、単行本を読む(内2冊は英語)
○上記を含め、100コンテンツ/年を利用する(書籍、電子書籍、AudioBook、雑誌等)
○2013年に会わなかった人に会う(5人以上)

今年はシンプルに。
 現状、どうしても仕事が生活に踏み込んできていることは否定できません。仕事が長引くから生活が充実しない、生活のことを意識しにくくなる。かといって、仕事がすべて生活に優先するものかというと、仕事の本質をはずした仕事も多数含まれる(優先度合いと緊急度合いのマトリックスでいうと、優先度低・緊急に分類されるところ)ことは事実。その洗い出しと整理が必要と考えられます。やるべきこと、やらなくていいこと、自分がやる必要のないことを整理し、やらなくていいことは遠ざけ、人にやってもらえることは人にやってもらうことを意識しつつ、ファシリテーションを応用した場づくりにもこだわっていきたいものです。
 内容的には、今までは苦手な土俵で勝負してこなかった回遊魚さながらの仕事スタイルでしたが、苦手な土俵(今の職場のフォーマルなやりとり)にも耐えうる仕事の仕方を工夫して、最強の回遊魚となっていく準備を着々と進めていきます。目下、通達類の読み込みと作文技術の向上です。
 劇的な変化にはならなくても、結果として生活にしわ寄せのこない、取り返すことができる程度の業務量に押さえたいものです。

 家庭に関しては、やはり手伝いから脱却して、生活を作る主体であることを意識できるようになりたいです。家のことにもっと関心もっていかないといけないし、いつのまにかカミさんに任せてしまっているようなことにもきちんと関わっていかないといけないです。こちらは目下、家計と幼稚園のことかと。

 趣味・学習に関しては、今年読書量が減ったことを受けて、仕事の効率化によってできた時間を家庭だけでなく、何とか自分の時間にも振り分けて頭と身体をつくります。身体優位で、健康維持と「とにかくやる」習慣づけをもう一度して、勉強量を増やしていきます。
 敢えて新しいことを取り入れなくても、こうした基礎を固めることを意識することで、自ずから課外活動はやってくると思うので、機会はつかめるよう準備していきます。

 改めて土台を意識して30台半ばを迎えます。次のステップに移行する機会を見逃さないように、やはり愚直にやっていきたいものです。

2013年12月26日木曜日

回りまわって・・・

今の職場に異動が決まった時に、一度喜んで、それから残念になってしまったことがあるのですが、その対象となる方が同業に近いところに所属していることを知り、昨日アフター5に会うことができました。
相変わらずなところと、より鋭くなっているところ、そして自分の先輩ではないという緊張感が相まって、複雑な気分です。ある意味商売敵のところもあるため、今まで以上に気を引き締めて勉強しないといけません。
頭がよくなりたいですが、そこに甘んずることなく、精進していきたいものです。

2013年12月24日火曜日

【Audio book】高木敏子『ガラスのうさぎ』

いわゆる戦争モノというカテゴリーになるのでしょうが、この小説は臨場感や一人称の心のゆらぎを表したものとして、秀逸だと思います。
とにかく迫力がある、繊細である、喜怒哀楽が行間から伝わってくるというのは、こういう読み物なのか、と思わされた一冊でした。
テーマ、というか話題はとても現実的で、戦争の時代に多くの人たちが体験したのであろうことが、淡々と、しかしつい聴き入ってしまう内容で、AudioBookとはいえ「次はどうなるんだろう、だいじょうぶかな?」と何度も何度も思わされる作品でした。

今年、大変思い出に残る一冊でした。

西内啓『統計学が最強の学問である ―データ社会を生き抜くための武器と教養』ダイヤモンド社、2013年。

今年度のベストセラーにもなっています。
統計学ブームの火付け役ともいえる一冊だと思います。手に取った方も多いのでは。

統計学の全体像を把握できる一冊だと思います。
ただし、統計の知識のない(自分のような)人が初めて手に取る本としては、まだやや難解かもしれません。Iyokiyehaも、この内容を受けて、もう少し基礎的な文献を当たっているところです。
数式や統計処理の具体的な適応方法など、詳細まで説明を求めるには少し物足りないかもしれませんが、(私のように)「統計学ってそもそも何?」という人には、とっかかりの一冊にはなりえると思います。

またまだ複雑な統計処理ができるわけではないのですが、それでも大変勉強になる一冊でした。

I keep saying the sexy job in the next ten years will be statisticians.
私はこれからの10年で最もセクシーな職業は、統計家だろうって言い続けてるんだ。

2013年12月23日月曜日

レビューが間に合っていません。

ここのところ、外出が多かったこともあり、AudioBook中心に読書量があったのですが、レビューが全く間に合っていません。今、書籍を書き出したら11冊分もありました。
まぁ、ボチボチ書いていくとします。
あんまり楽しみにしている人はいないと思いますが、気長に待ってやってください。

2013年12月20日金曜日

お疲れさま自分。

数週間、濃すぎる勉強をすることになってしまった例の論文でしたが、本日発表も無事に終わって一旦気が抜けました。

疲れた。

やり切った感がありつつ、様々な課題も見えてきて、作業だけではなく(あまりにできないので、本部の方に多大な迷惑をかけてしまったのですが)一連のやりとりが本当に身に染みました。
研修といい、何やかんやで学びの多き12月です。あとひと頑張り。