2011年5月31日火曜日

いつものように

最寄り駅の改札を出て、左へ。
駅を出て線路沿いを歩くと駐輪場がある。二階へ登って、63番。

…ない。
自転車がないんです。

二度見ってこういう時にするんですね。
それで、ふと思い出す。今朝はバスだった。

習慣って、 自動的に動いてしまうのですね。気をつけようっと。

2011年5月29日日曜日

片頭痛の検査

Iyokiyehaと接点のある方の多くは、私の片頭痛のことをご存知の方もおられると思いますが、昨年、今年と症状がひどくなってきているように思ったので、頭痛外来にかかってみました。

結論は、脳に異常なし。おそらく水分の圧が影響しているのでしょう、ということで漢方を処方されました。

検査は問診とMRIでした。
物々しい機械に横たわって、断面図を撮ること約30分。
土曜日の午前中だったこともあり、すっかり寝てしまいました。

再度の問診時、MRI画像を見ながら説明してくれたのですが、立体に血管が映し出され、腫瘍や梗塞もなく非常にきれいらしいです。

そんなこともあった週末でした。
MRIは初体験だったので、メモを兼ねての投稿でした。
オチはありません。

2011年5月26日木曜日

ふりかえり。ロジカルに考えること。

いろんな勉強をしているつもりで、意外と身になっていなかったなと反省する出来事が、ここ最近続いていてストレスフルになっていたようです。確実に体力は落ちている実感があるのに、身体症状に関してはやはり敏感で、今週に入ってからは、口内炎と肩こりに悩まされていました。
っていうか、(今更ですが)日本語下手ですね、私。
Blogを始めてから、書くことのトレーニングを兼ねて、なるべく日常の出来事や日々考えることを文章化してきたところですが、文章を構成する間もなくガッと書いてそのままアップしていたので、自分の書いたものを振り返る間もありませんでした。
結果、やはりここ1年くらいの文章は、改めて読むには耐えかねる構成になっているなぁと思うところです。
その上、英語なんか書き始めたから、どうしようもないですね。
学生の頃も、そんなに書けたわけではないと自覚しています。そもそも、文章を書くことそのものについてのトレーニングを受けてきたと思っていたのですが、残念ながら私自身の中で整理しきれていなかったようです。最近では、自分の書いた文章の校正をうまく入れられなくなってきました。
この状況については、冒頭のストレスフルな生活からくる慢性疲労とも関連していそうなので、睡眠時間が確保されるようになれば、もう少しマシになるのかもしれないですが、文章やコミュニケーションの構成力、経験を表現する、思いをロジカルに描く、相手に期待する反応を構成する、といった場合の「スキル」については、目下課題になっています。
相手の言ったことを、バカ正直になぞるだけじゃ、いい仕事はできないんですね。
当たり前のことで、言葉の上では十分に理解していたつもりですが、ここのところ現行不一致となっていることに薄々気づきながら、人から強烈に指摘されてしまったので、嫌がおうでも向き合わざるを得なくなりました。
勉強の成果が、3ヶ月以内にでることを目標とします。「おっ、少し変わったな」とコメントいただけなくても思ってもらえるよう、必死になってみます。

2011年5月17日火曜日

ハッピーバースデートゥミー

寂しげな題名ですが、別に寂しくないです。

32歳になりました。
毎年言っているような気もしますが、今までお世話になった方、ありがとうございます。これから出会う方、よろしくお願いします。

いつも、誕生日の時期になると、年始の目標を見直すのですが、今日は平日なので、週末の作業にします。仕事の面で、目下大きな課題が出てきていることもあるし、ちょうどいい見直しになりそうです。

まぁ、月並みですが、家族がいて、みんな元気で、ご飯がおいしい生活っていうのは、ふりかえるとすごく贅沢な時間なのだと、あらためて感じたところです。目の前のことに、つい目一杯になってしまいがちですが、こんな機会にでも自分の生活を見直すことって有意義なんですね。足元の幸せに気づけるというか。

ほのぼのした32歳です。
ひとつおっさんになりましたが、ひとつどうぞよろしくお願いします。

ちょっとしたサービス

ご存知の方も多いかもしれませんが、東京ディズニーリゾートのホテルのベルマンの方でしょうか、電車に向かって手を振ってくれるのですね。
仕事で京葉線を使う機会があり、何気なく外を見ていたら見かけた光景なのですが、何だかほのぼのとしていいなぁと思った出来事でした。

こういうことって、本当にちょっとしたことだし、うがった見方をすればマニュアルに記載されているからやっているのかもしれないけれども、とはいってもあの場でだらしのない姿勢で漫然と仕事をしているのを電車から見かけたら、いざ利用したときに素敵なサービスを受けたとしても、やはり見え方が違ってしまうのでしょう。

本当にちょっとしたことですが、そのちょっとしたことがある人の気持ちを穏やかにする、ということがあるならば、まさにこのベルさんのちょっとしたサービスがそういうことになるのでしょう。
私自身の勤務中の態度や身だしなみも、気を配らないといけませんね。

2011年5月16日月曜日

What is "good service".

There is this idea that business continuity is the best way of good service.
I want to say "This is correct!", but on the other hand "I don't understand".
英語で書くことが難しく、問いを発したところで頭から煙が出てきました(ぷしゅー)。
最近よく考えて行き詰まっていることに、自分の仕事のベクトルをどういった方向に向けていったらいいのかということがあります。
平たく言えば「いいサービスってなんだろな」ってことです。
目の前の案件、目の前にいる人に対して、丁寧にニーズを確認して、ニーズに沿ったサービスを組み立てて提供し、その上で効果測定、次のアセスメントへと好循環を作っていくことが、見た目もわかりやすい「質のいいサービス」なのでしょう。
一方で、上記サービスを継続して実施するための基盤を守ることも、間接的に「いいサービス」を生み出す基になっていることも事実です。
私が所属する法人は、独立行政法人の形をとっている以上、事業継続を視野に入れた事業展開をしていかなければならないわけです。
その意義はわかっているつもりです。そして、入社して7年目で、第一線を離れたことがない(事務系の経験がなく、常に現場にいる)ので、少し考えが偏っているのかもしれないです。
ただ、第一線でクライアントから求められることと、事業継続のための取り組みに差があるような気がしていて、この点が私自身の業務の方向性をわかりにくくしているのではないかと最近思っています。
業務のやり方も、もう少し工夫の余地があると思うし、組織の全体が見えていないからこそ、内側から何を求められているのかよくわからない、といった場面に最近よく出くわします。
こういった状況に対応していかなければならないのだろうなと思う反面、ここにきて「全く見えない敵」と戦っているような気もしていて、ちょっと参っています。
考えているメモでした。
リハビリは順調ですので大丈夫です。
私の職業生活上のターニングポイントかもしれませんね。
まぁ、焦らず、気張らず。

2011年5月15日日曜日

リハビリ

うつっぽい状態に片足踏み入れていた時期だったのでしょう。
私にしては、珍しく後ろ向きな考え方が取り付いて、転職するための取り組みを少し初めていたのが連休明けてすぐの状態でした。
そこに、コンコンとミスが続き、すっかり意気消沈してしまっていました。
はい、もう大丈夫です。
昨日、子どもをカミさんに任せて2時間程寝室でゴロゴロ。
いろんなことをぐだぐだ考えながら、やっぱり後ろ向きになってしまって、もやもやと考えが四散していることに気づいてしまったので、浮かぶことに全て○をつけて、前向きに捉えなおしたところでした。
新しくマインドセットしたので、まぁしばらくいろいろ残務処理があるでしょうが、多分大丈夫でしょう。二週間くらい乗り切れば、おそらく今までよりも図太い自分に出会えると思うと、ちょっとだけ楽しみです。
安易に外罰化せず、やるべきことはやる。
人より遅くても前進する。
ふりむいてへこむくらいなら、足りない頭で考える。
まぁありきたりですが、とりあえず次の目標は4年後。
上の娘が小学校に入学する時かなと思っています。
後は、自分の親の健康状態ですね。
仕事は、もう少しだけ置かれた立場にプライドをもってやってみるとします。

110512心のケア・PTSDフォーラム2

@日本財団

4.PTSDサバイバーから支援へ(百世氏)
・PTSDの実際
・よく聞くけど、よく知られていない
・自身の経験(詳細は資料)
・自分のPTSDと娘のPTSDのケアをしなければならない経験
・経験を伝えることで、震災支援をする
・PTSDの3大徴候
・(1)フラッシュバック:思い出したくないのに、心に張り付いてしまい、嫌でも思い出す。思い出すきっかけ・モノを「トリガー」という
・(2)過覚醒:非常ベルが鳴り続けているような状態。常に防御・臨戦モード
・(3)回避・麻痺:脳が自分を守るために、記憶を閉じこめてしまったり、感覚を閉じこめてしまう。感覚が鈍くなる。自分を守ることに、エネルギーを使ってしまうため、感覚を動かすことに回らなくなる
・上記は自分を守る「本能的な反応」
・詳しくは「パパスイッチ」へ
・症状は資料へ
・近年の研究では、PTSD患者の脳に傷や穴があく事例が報告されている
・原因を取り除くことが大切
・欠損が生じても、運動や栄養管理で回復する報告もある
・外部からの大きな力によって引き起こされる
・(その人にとって)大きな被害体験「無力感」「喪失感」「孤独感」
・表面上は明るく見えていても、根底には上記感情が渦巻いている
・「心の変化」が起こる
・怒りは恐怖のフタがとれてから
・危機状態では、自分の身を守ることにエネルギーが費やされる
・時差がある(数ヶ月単位でも)
・6ヶ月くらい後になって怒りが現れることもある
・「怒り」といっても、何だかわからない感情
・細胞が怒っている感じ
・怒ったり、泣いたりすることができないためにため込んでしまったもの
・単純性、複雑性の2つのPTSD
・二次被害への対応。ひどい目にあったのに、更に責められてしまう
・PTSDは本人も何がなんだかわからない状態、身体症状
・本人も周囲も何が起こっているかわからない
・快復へのステップ:安全な場所の確保とトリガーへの配慮が重要
(周囲の人の配慮)
・怖がっていいんですよ、という受け止め方。子どもには「いいよ」という許可
・吐き出し。一般的な大人には「話を聞く」こと
・子どもの津波ごっこは、自分に起こったことを確認していることも
・明日を感じられることが大切
・身体と心は結びついている。梅干しはすっぱい
・記憶を消すのではなく、塗り替えていくワークショップ
・視野狭窄の状態から、前向きに

5.体験談(西村氏)
・音楽活動
・人の期待に生きていた
・自分らしく生きていないというストレスからうつになった
・大好きだったアースウィンド。腰を振って踊っていたが、うつの時には感動しなかった
・屍のような状態に
・何かで埋めないともたない
・上記はふりかえってみて気づいたこと
・土日には、子どもに対して歌う活動をしていた
・宮地氏の治療で快復へ
・患者さんが「自分で治すんです」自分で治せる力があるんです
・病院へ行くと、マッサージしてくれる
・入浴指導
・枕の指導
・心の問題を、身体をほぐすことで治していく
・身体がよくなってくると、「導き」があった
・選択肢を広げる相談
・「今週どんないいことがありますか」
・いろんなことを、いい方向に向けていくような取り組み
・「仕事を辞めたいけど、妻にどう言ったらいいかわからない」に対して「奥さんに言う必要あるんですか?」と軽く
・翌週「先生、辞めてきました」「奥さんは知ってるんですか?」(驚)
・あなたの人生、を強調してくれた
・「バラの花が咲いたよ」
・自分のミッションに生きることが、うつの快復になる
・自己肯定感が、快復につながっていく

6.QA
Q1静岡の方。子どもをなくすこと=母親のつらいこと。子どもをなくした母親に対してできることは?
A1−1(百世)グリーフケアの範疇。傷つける、避けた方がいい言葉「もうかえってこない」「しっかりしなきゃ」「忘れて」は言わない方がいい。「やるべきことはやっている」認めることや、「あなたのせいではない」自責感情を取り除いていく、「その方はあなたの中に生きていますよ」
A1−2(宮地)死生観の話(講演の中)と関連する。何かをしてあげようとすると、その人のペースでなくなってしまう。いいか悪いかではなく、自分が・その人が笑顔になる関わり方を考える。まずは自分の笑顔から。

Q2歯科技工士。被災地で入れ歯の洗浄をしてきた。3日間で70人くらい。方言がキツく、作業しながらだと聞き取れず、わからないという感情が伝わってしまい、話をやめてしまう。感情が高ぶって泣いたりふるえたりした方に対して。興味のある人が遠巻きに見ているが、声をかけると「大丈夫だから、きれいだから」といわれてしまう。
A2-11点目のみ。現地コーディネーターに来てもらって通訳してもらった(わからないから)。
「所詮・・・」と思わせてしまった。
避難所の方にフィードバックしていく。
A2-2泣くことはいいこと。泣く手伝いができたと思う。「大変でしたね」といった声かけ。
A2-3言葉のコミュニケーションについては、自分の笑顔が大事。
泣いたり、怒ったりは、その手伝いができたということ。感情を決めるのは相手。怒らせてしまったら、自分を責めずにごめんなさい。
自分の得意技をプレゼントする。そこで満たされていく。それ以外のところは無理せず。
Q3接骨院をしている。整体でボランティアを考えている。フォーラム内で自分の気持ちが高ぶってしまっている。自分の感情がコントロールできるのか心配。
A3-1一緒に泣くのもいいんじゃないか。外部の人が来て泣くことで、泣くきっかけになるかもしれない。
A3-2行くまでに、自分の傷を埋めておく。
A3-3案外普通だったりもする。悲惨な場所に行く、と構えない方がいいかもしれない。
東北の子はのびやか。毎日が夏休みみたいな感じで、群れ遊びをしている。
ミッションが終わったら、仲間と盛り上がりながら、楽しくできるしかけがあった方がいい。

Q4現地が割とさばさばしているとの話を聞いた。ニュースを見て・聞いて泣いてしまう自分がいる。感情をどう処理したらいいのか?
A4-1泣いていいんじゃないですか?共感能力のある人が泣ける。
A4-2情報が足りないからそうなるのかもしれない。行くと中和されるかもしれない。ミッションに生きることで快復する。

Q5Webで支援しているが、 現場で現状をWebにあげられるのか。Tweeterは使えるのか。
A5-1避難所にインターネット無料コーナーがある。重要な情報は発信した方がいい。#PTSD_jp

Q6ボランティアのフォローでボランティアに行く。初めてのボランティアで、初めての人と接する活動になる。衝撃もあるだろうが、笑顔で活動するための支援策はあるか?
A6-1顔見知りでない人がチームを組む時に重要なのは、ミッションステートメント。安藤氏がやったことは、Tシャツづくり(キャラバン隊)。チームとしての一体感を保つ上で有効だったように思う。船頭がどう旗を振るか、いかに無理をさせないようにするか。現場に行くと「やりたがる」が抑えること(マネジメント)も必要。
A6-2アンカーとしてもTシャツは有効だった。

110512心のケア・PTSDフォーラム1

@日本財団

代表挨拶
・沢登(さわと)うつ専門カウンセラー
・百世(ももせ)PTSDケアワーカー
・宮島(みやじま)精神科医・湯島
・西村(にしむら)音楽療法士

1.被災地支援プロジェクト報告
 被災地の現状と子どもたち。求められるボランティアスキル(安藤氏)

・被災地に4回、12避難所での活動を実施
・どこも一様ではない。様子、規模、状態
・様々な活動(歌、バルーンアート、読み聞かせ)を実施
・写真に写っているのは、活動に参加できる子。カメラを向けられない子も少なくない
・バルーンアートは、お父さんに教える。続けて楽しめる。
・避難所で花見の大宴会も見られた(5月初)
・思い詰めた母親。ママメンバーがマッサージしながら話をきいた。(子どもはパパメンバーがあやしていた)
・人形劇、マジック。まとわりついてくる子どもたち。ピアノ演奏。
・震災により父子家庭になってしまった父親。同じ様な境遇の父親をサポートするサークル立ち上げたとの報道。
・フレンチトースト基金の流れ。FJとして会いに行った
・どんな課題がでてくるのかわからないとのこと
・仮設住宅に入ってから出てくるものもある
・「頑張ろう!」ではなく、「顔晴(がんば)ろう!」
・立脚点がない状態では頑張れない
・笑顔で
・「いまの大変」だけでなく、「ずっと先の大変」も一緒に考える
・末永い「大変」
・例えば、絵本は送られてくるが、読まれていない。被災地ボランティアでやったことは絵本の整理(安藤氏は元書店員)
・友達になる(一生の)
(求められるボランティアスキル)
・自分で行く(ラテン語=bolo=志願者)
・健康である
・指示待ちせず自分で動く
・コミュニケーションが上手
・フレキシビリティがある
・視野が広い(目の前にいる子だけじゃない)
・無理しない
・与えるではなく、寄り添う
・約束を守る
・自分らしく
・笑顔がいい

・子どもの笑顔は親の希望=生き甲斐
・10代の若者へのアプローチ

2.宮島Dr.
・自分の回復方法、周りの人の関わり方
・PTSDの3徴候(百世氏資料へ)
・震災から1ヶ月くらいは「急性ストレス反応」と呼ばれる
・異常な事態への正常な反応(異常な反応ではない)
・医師の処方は、自分に必要なものか、求めているものか考える
・1ヶ月経った時点で3徴候があれば、診断となる
・一部の反応でも診断は出せてしまうので、診断名にこだわらないことが大切
・半数程度は症状が続いていく
・長い人は何年、何十年も続く
・PTSD患者は心拍数が高い
・アルコール依存などの合併もある
・上記状況はヒント。その人の生き方に過度なストレスはないか
・症状に対して、服薬に頼ると、交感神経に対する耐性を作ってしまうこともある
・まず呼吸を整えてみてください
・アルコール依存など、なぜ起こるか?
・外部に依存する(アルコール、恋人、子ども、薬物、他者)のではなく、自分自身を大切にする
・亡くなった人に対してどう思うか
・死=人生の終わりと考えてしまうと苦しい
・被災者に押しつけるつもりはない
・同じ考えを持ち続けるかどうか尋ねる
・亡くなった方がどうしているか、ということについて修正を図ることも
・新しい生き方を見いだしていくことと、その支えになること
・今の状況を変えていく力は誰が持っているのか?周囲の人がする、のではなく、自身に回復する力があることを認め、見守っていく
・将来が見いだせない時に回復する力が出せるのか
・「どうしたらいいですか?」「あなたはどうしたいですか?」
・自分の気持ちに従うこと
・柔軟に
・頭で動くのではなく、ハートで感じながら、安心や希望を意識しながら応援する

3.うつの人への接し方(澤登氏)
・気持ちがベースにあって、スキルを身につける
・被災地には行けない身体なので、自分にできること
・年間100人ほどのカウンセリングを実施
・うつゼロではなく、うつをみんなで受け止める社会=うつユニバーサル社会
(大切な人にできる5つのこと)
・(1)一緒に
・いる:物理的、精神的
・居場所、味方、存在価値がほしい(=これらがないのがうつの苦しみ)
・考える:
・がんばる:
・Togetherしようぜ(ルー大柴)
・(2)教えてもらう
・安易な「わかるよ」は、相手に届くか?
・「おまえにわかるか」本人にしかわからない
・「あなたの気持ち、わからないから教えて」わかろうとする気持ちが、相手にも伝わる
・俺はうつになったことがないからわからない。教えてくれ。(上司の言葉)
・(3)ほめる
・「ありがとう」の気持ちで「ありがとう」を伝える
・被災地では、「来てくれてありがとう」と言われる
・(4)手当・スキンシップ
・肌と肌の触れ合いは、こころも身体もあったかい
・(5)自分自身が元気でいる
・元気でいるだけで、(周りの)人の力になっている
・別の場所でエネルギーを蓄えつつ、元気になっていくのも手
・ひきずられても、ニュートラルに戻る
・どこにいても「ここにいるよ」が力になる
・格言:ちょこっとんずつ、ちょこっとんずつ

心のケア・PTSDフォーラム@Fathering Japanに参加してきました。

5月12日の仕事帰りに、件名のフォーラムに参加してきました。次とその次の投稿で、内容のメモ(Tweeter風)を投稿します。
開催の詳細は以下のURLにて。
http://www.fathering.jp/ptsd/

2011年5月11日水曜日

Think about my career a lot.

I recently think about my career a lot.
I wonder if I should just keep my job or not.

これまでの人生の中で、自分の職業生活が思い通りになった試しがないし、そもそも目の前にあるものにがむしゃらになって今の自分があるので、このことに関して自分の予感ほどアテにならないものはないのだけれども、「もし違う仕事に就いたらどうなるのかな」と思うことがある。
ある程度長期の休みになると、こんなことが芽を出して、私をもやもやさせるのだけれども、まぁ活動らしい活動はせず、ボチボチ。
なにせ、思い通りになった試しがないから、本気になるのもアホらしいと思ってしまう。

そういえば、連休中にあまり外出せずにやっていたことの一つに、カミさんが大人借りしてきた「JIN」というドラマの第1部(現在第2部がドラマで放送されている)を全部見たことがある。
幕末にタイムスリップした医師の活躍を描く、なかなか重厚なドラマなのですが、その中に出てくる勝と坂本のやりとりがなかなか響く。

天命、どちらを選んでも後悔するのなら、運を天に任せるのもいいんじゃねぇか。

迷うくらいなら、えいやって選ばないことを選ぶのも選択肢。
まぁ、性に合わないことをやっても後悔しそうなので、それならいっそほーいって気楽にやろうかなと思ったところでもあります。

2011年5月10日火曜日

宣伝【 心のケア・PTSDフォーラム 】

日程タイトですが、宣伝です。
私は参加予定です。

---------------------
FJメンタルケアプロジェクトが始動!5/12(木)緊急フォーラム
「心のケア・PTSDフォーラム〜子どもたちと被災者をサポート
しよう」を開催します。5人の専門家がさまざまな角度からト
ークライブ!http://an.to/PTSD-FJ #menhel #cocoro #jishin
---------------------

百世からリツイートしてもらってもOKです。
http://twitter.com/#!/momose1000


↓ブログ、メルマガ用 WEbページと申込みフォーム入り

<転送歓迎>----------------------------

   【 心のケア・PTSDフォーラム 】
 〜子どもたちと被災者をサポートしよう〜

■日時:5月12日(木) 18:30〜20:30

あなたの街で、できる支援があります。
この震災で都内に避難・移転されてきた方も多く、
受け入れボランティアも多数集まりました。

被災と避難生活によって心にどんな症状が起こるかなど、
PTSDや心の問題にくわしい医師や専門家が集まり、
心のケアに必要な情報やスキルを提供いたします。

■場所:日本財団ビル 2階大会議室(港区赤坂1丁目2番2号)
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html

■参加費:当日受付 1,000円
(パパエイド募金への寄付+資料代他)

■対象:被災者へのボランティアやサポートをしたい方
    被災者に接する機会のある方
    PTSDや心のケアに興味のある方(先着180名)

■くわしくは↓こちら
http://www.fathering.jp/ptsd/index.html

■参加お申し込みは↓こちら
http://don.jp/ezform108/14346/form.cgi

--------------------------------------------------

2011年5月6日金曜日

結論!大型連休の過ごし方

のっけから結論ですが、我が家の大型連休の過ごし方は「遠出しない」ことで落ち着きました。
公共交通機関も混み合う、観光地はどうしようもない、親はイライラして子どもはぐずる(笑)。

初日はカミさんの友人宅を訪問するために大宮へ、翌日は私の勤務地上野で有名な動物園に行ってきました。
個人宅の場合は、平穏無事に行って帰ってきたのですが、上野はひどいものでした。それなりに楽しんできたので、まぁ結果オーライだったのですが、意図したことは全く遂行できずに岐路につきました(入場できなかったということです)。

子どもが学校に通うようになったら、みんなで休みを合わせるとなると連休にどこかへいかざるを得ないのでしょうが、それまではわざわざ混む時に人ごみへ突っ込んでいかなくてもいいんじゃないかなと。

そんなことを思った、連休前半でした。後半は近所の公園巡りをしたり、ショッピングセンターで買い物を満喫する程度の外出にしておきました。子どもが寝た後は、「JINー仁」のドラマDVDを観たりして、とにかくのんびりできた連休でした。
勉強も少しペースダウンして、ちまちまと専門書と一般書を併読しています。

今日は連休の合間の出勤です。たまった仕事を一気に片付けて週末に逃げ込むとします。

2011年5月5日木曜日

出発点

自分の状況を客観視する時間って、やはり必要だと思うゴールデンウィークでした。
明日出勤して、また週末となるので、スロースタートになってくるわけですが、この連休は特にやることを定めず、家族サービスに徹してみました。

連休前にいろいろと考えることと、持ち帰りの仕事が少しあったことで、何だか現職に対してもごちゃごちゃ考えていたわけですが、現時点でかなりすっきりと整理できました。


何てことはなく、自分が悩んでしまっていた原因は、
・人からどう見られている(評価されている)かを気にしすぎていた
=意外にも「高評価」を求めていた
・個人的な意見と組織の立場との間にあると思っていたギャップに違和感があった
=自分の考えを表出するスキル、あるいは組織の理屈を読み解くスキルに欠けていた
・この組織でやっていけるのかという不安があった
=組織依存な部分があった

というあたりで、大体網羅できるのだなと。

それで、別に自暴自棄になるとか、仕事に対する情熱が冷めるとかいうことではないのだけれども、一旦リセットして勉強しなおしてみることと、あらゆる可能性を否定しない(おぉ、民○党っぽい!)ことで、自分の職業生活を考えていこうという地点に立ってみようと。
尊敬するある人の言葉を借りれば「俺じゃなくてもいいんだし」って感じですね。
2011年の初めに立てた目標をあらためて見直してみて、もっとlogicalに組み立てるんだけど、もっとradicalに考え、行動していってもいいんじゃないかなと思ったところです。
家族のことを考えたら、今の仕事だって見直していく必要があるだろうし。

子どもと一緒に生活しながら、今一度キャリアの棚卸ができた連休でした。
明日から、来週からはゆらゆらやっていこうと思います。なはは~

職場定着に至る段階

仕事と関連させて、考えたこと。
「うまく仕事をする」ことを分解して段階に分類したときに、こんな分類もあるのではないか。
1.特定の場所(職場)に行って、居ることができる
2.特定の場所(職場)で、何かすることができる
3.自分以外の他の人からの指示通りに動くことができる
4.(会社、部署の)要求水準を満たすことができる
5.周囲の状況に併せた仕事をすることができる
6.周りの人にも有用となる仕事ができる

1.2.3.は、いわゆる「職業準備性」にあたる部分で、この部分が欠けてしまうと契約そのものに影響してくる。
この部分については、職場の調整うんぬんというよりも、その対象となる人の経験や能力によるところが大きいため、訓練や準備が必要となる。
4.が、就労支援の主戦場になりやすいところ。職場のニーズに対し、働く人の能力がそれを満たすことができるか否かというところである。
対象となる人の能力を発揮できる指導や環境調整と並行して、職場が持つニーズの把握と調整が、同等に必要となってくる。
5.6.は、定着後の発展で、時に職場のニーズがこのことに触れてくる可能性がある。

思いつきのメモです。

山田真哉『世界一やさしい会計の本です<女子大生会計士の事件簿>』日本実業出版社、2004年。

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』(光文社新書)で知られる山田氏による会計の入門書。
「会計的センスを身に付ける」ことに特化してまとめられており、
(1)「割り算」を使う
(2)「大きな数字」に着目する
(3)「お金の回転」をイメージする
ことを、「4つの箱」をキーワードに会計の基礎を説明しており、その内容の合間にトピックに関連する短編小説を挿入しまとめている。

財務諸表を見る機会はあるものの、どこをどう見たらいいのか、あるいは似たような言葉の意味がわからずに、結局全体像がつかめないのがこれまでの自分の状況だった。
大学院生からNPOスタッフ、独法職員と歩んできた自分にとって、組織のお金の動きを学ぶ機会がなかった(学ぼうとしてこなかった)ため、結局どんな数字を見ても理解できず、ピンとこなかった。
組織のお金を「資金源」「資産、財産」「費用、出費」「収益、売り上げ」の4つに分類して「利益」を付け加えることによって、財務諸表の内容(項目)と根本的なお金の流れというものが少しイメージできるようになり、今後、お金のことを考えるきっかけができたように思う。

とにかく書き口が柔らかく、わかりやすい表現と事例でまとめられているため、私でも最後まで読みきることができた。
会計の基礎知識のある人には必要ないけれども、まず一歩、と考えている方には有益な書籍だと思う。


おすすめ度:★★★★☆(組織のお金の動きについて知りたい人におすすめ)

2011年5月3日火曜日

思わぬ出来事

ホントどうでもいいことだけど。
先日、仕事量が膨大になって、出張時電車での移動中にREUDOのキーボードを使って、仕事していたんです。
すると、隣に座った見知らぬ女性から声をかけられます。
「あのー、そのキーボード、私も買いたいですけど、どうですか?」

一瞬、びっくりしてしまいましたが、まぁそんなこんなで3駅くらいの間、キーボードの話題を中心に雑談して移動していました。
特に何ってわけじゃないのですが、そんなこともあるのだなと。

どうでもいい話でした。

線引きと言葉にこだわること

ふと学生時代のことを思い出す。
卒業論文の口頭試問を前に、ある先生からの一言。
「あなたの言う『環境』って何を指すの?」

当時は、適当なことを言ってその場を切り抜けた記憶がおぼろげにあるのだけれども、ものを書く、それも何かを論じるというのは、こういうことなんだろうなと、ある本を読んでいて感じました(書籍の紹介は後日。もう少しで読み終わります)。

確かに「環境」と一言で言ったときに、広義には「自分自身とそれ以外のもの」という定義の仕方もあるし、狭義には「人以外」と見るところもあれば、「自然物」を指して使うこともあります。自分とそれ以外のものとの間に境界線を引くか、人間だけで括ってその外に境界線を引くか、人工物と自然物の間に線を引くか。最後の場合「人」を自然物の中に入れるか独立させるかで、二本目の線を引くとか、様々な意味が考えられます。

ある先生が言っていたのは、この「線引き」がどこにされているのかということの確認だったのだろうけれども、そもそも自分の文書を読んでくれた方がそういう質問を発すること自体、定義が明確でなかったのだろうと察します(でなければ、ただのお試し質問だ)。

当たり前のことで、何をいまさらと思われてしまいそうですが、あらためて大切なことが言語化できたように思います。
どこに線を引くかということは、言葉にどういった意味を持たせるか明確に示すこと。
このことが「言葉にこだわる」ことの真意なのでしょう。

2011年5月1日日曜日

常識と感情のズレ

物事の道理を知れば、納得はできるものだと感じたことがありました。
ただ、理屈では完璧に納得できても、感情面でどうにもズレを感じたこともあり、ここのところ内向きになっています。
ちょうどいいタイミングで連休になったので、いろいろ考えて、ようやく落ち着いてきたところです。

個人的には、「理屈と感情」とで土俵が違うわけで、それを一緒くたにしてしまったら、相手の思いに応えられないように思っていました。
ただ、一連の行動を振り返ってみた時に横たわっているのは、はっきり言ってしまえばええカッコしいなIyokiyehaの私的な感情だったり、周囲からは賛同を得られるだろうという思い上がった私自身の勝手な思いこみであったように思います。

Vulnerableであることを信条としてきたつもりでしたが、意外にもすごく身近な自分の行動がすごく凝り固まって守りに入っていたことに気づきました。
Iyokiyehaにとっては、ちょっと大きな気づきでした。おそらく誰が読んでも事情はわからないと思いますが、あくまで私的なメモということで、ご了承ください。