2012年12月28日金曜日

Tom Brady @ New England Patriots WEEK15


今シーズンのNFLも終盤を迎え、プレーオフ進出争いが激化してきています。
BS放送が一部受信できるので、今年は自宅でアメフトの試合が見られるのですが、最近見たゲームの中で特に面白かったのが第15週のマンデーナイト、New England Patriots vs SanFrancisco 49ersのカード。

以前もこのブログで紹介したように記憶していますが、ペイトリオッツのQBブレイディがものすごい気迫を見せ、QBのプロフェッショナリズムのようなものが垣間見えた試合でした。
49ersのディフェンスも素晴らしいのだけれども、ボールセット後相手ディフェンスの位置を瞬時に把握し、オーディブルでプレイを変更したり、時に自らスニークしたり、とにかく前へ進むことに対する鬼気迫る意志が見えるドライブが続き、28点差を追いついた試合でした。このまま逆転かと思った第4Qに惜しくも追加点を取られ、試合には負けてしまったペイトリオッツでしたが、オフェンス陣の意志・雰囲気たるや、一ファンをすっかり魅了する内容でした。

2012年12月26日水曜日

ウェイとかバリューとか


WayとかValueといったことが組織運営では以前から語られている。
理念とか目的といった日本語と完全に対応するわけではないのだけれども、達成すべき数値目標よりも高位に位置する組織の行動原理のようなものを指して使うようである。

先日もメモ程度に書き込みをしたが、
http://iyokiyeha.blogspot.jp/2012/12/blog-post_15.html
○2012年12月15日投稿:大きな目標でつながっていく
上っ面だけの「連携」という言葉でまとめていくのではなく、もっと大きなものを共有して、その上でそれぞれが特技や専門性を発揮することによって、自然とつながっていく。そんなものはシナジーとか先駆的事例でもなんでもなく、ごくあたりまえに行っている業務上の連携に過ぎない。

先日心理職の友人と一献の席で話しながら思ったことや、ここのところの仕事に対する違和感をあえて言葉にすると、このWayとかValueといったものの不在である。
例えば「ウェイ Way」とは、コトバンクによると、
・組織及びその組織で働く従業員が全員で共有し、いかなる行動を起こす場合においても基準となる、企業全体で持つべき共通の価値観の総称。「企業理念」「行動指針」「ビジョン」「ミッション」等がこれに相当する。
・個々の従業員の「思考」「解釈」「判断」「行動」「成果」等、「インプット」「スループット」「アウトプット」のどの場面においても基準となる価値観であり、人材マネジメントの根幹とも言える概念である。
と説明されている。

今の所属のそれはシンプルで、様々な事業はあるにせよ、突き詰めていけば
「働く意欲のあるすべての人々が能力を発揮し、年齢や障害の有無にかかわらず安心して働ける社会の実現」
にあるわけで、すべての事業や日常業務にすべからく浸透していなければならない。

・・・これだけでいいと思うんだけどなぁ・・・と思ってしまうことの多い今の職場でした。

2012年12月17日月曜日

民意と責任

320を超えましたか。法案再可決ができてしまうのではないか?
もう少しこじれるのかもしれないと思っていたのですが、野田首相の采配の成果か、第三極も決定打が出ないまま自民党政権になりますね。

決まったことですからとやかく言うのではなく、次の政権がやることをきちんと注視することが国民としての責任ですね。

2012年12月15日土曜日

選挙戦に思う

昨日の新聞に「自民300超え」なんて文字が舞っていました。

・・・
・・・・・・
・・・・・・
ホント?

先の政権交代の時にもうっすら感じていて、今回も切に感じるのだけれども、少なくとも私の周りで「投票しよう」という人は極少数で増えているようには思えません。
なんであんな予測が成り立つのかなぁ、と不思議です。
まぁ、現政権がちょいと頼りなかったのでしょうけれども。

ただ、各党のマニフェストを眺めてみて思うこと。
・原発を止めるには、私のような外野が思っているよりももっとがんじがらめなしがらみがありそうだということ
・景気、経済対策なんかは、はっきりいって内容がわからないこと
・子育て支援の本質は大人の働き方にあるということが全然連動していないこと
・教育を語れる政治家がいないということ

は、今回よ~くわかりました。
政治は、国防・経済・社会保障・教育の方針をきちんと作ってください。
自民党がどさくさにまぎれていろんなことを盛り込んできているようなので、こんなところには絶対入れないですが、かといって自分の立場に合致する政党がないのも事実。維新なんて論外。

こういうときには出馬する、というのが民主主義の原点ですが(笑)
さて、明日はどうしようかなぁ・・・

大きな目標でつながっていく

職場でも何でもそうだけど「連携」を強調する公の職員はあんまりアテになりません。
なんていうと「Iyokiyehaさんもそうじゃないか」と反論されそうですが、反論は真っ向勝負しますのでいつでもどうぞ。
なんていうか、私の言いたいのは、本当に大切なところが見抜けていないにもかかわらず言葉だけ、上っ面だけの「連携」を連呼している人がいると、何だかイライラしちゃいます。
足りないところを補って、それぞれがプロ意識をもって必要な情報を共有して、信頼して任せる。
任せるためには何が必要かというと、手法やら細かいことはおいておいても全体的な方向性が間違わないことで、一つ一つの関わり方なんてのは、はっきり言ってどうでもいいこと。

その部分を「任せる」られるようにするには、やはり目標とか理念とかそういう大きな行き先をいかに共有できるかということにかかっているように思います。
コーディネーターの役割も担っていかなければならないのであれば、この点きちんと詰められるようにしないといかんと思うこの頃でした。

2012年12月14日金曜日

音楽会

昨日、娘の幼稚園で行われた音楽会に行ってきました。
もちろん、仕事は休みました。こういう行事で仕事を休むことについては東京在勤時代からですが、個人的にはいいものです。会社でどう評価されているかは知りませんし、気にしません。

本題。
子どもの成長ってすごいなぁと実感しました。
娘は年少さん。年少さんに楽器使わせて何とか演奏に仕立て上げる先生方の尽力はさることながら、昨年は緊張して突っ立っていた娘も舞台で役割を全うしようとする姿にちょっぴり感動。
そして、年長さんの歌や演奏がやっぱり上手くなるもんだなぁと改めて感心させられました。

幼稚園行くのって、結構楽しいですね(笑)

藤井純一『地域密着が成功の鍵!日本一のチームを作る』ダイヤモンド社、2011年。


 プロ野球北海道日本ハムファイターズとJリーグセレッソ大阪の二つのチームを率いて、それぞれを再生・変貌させてきた名物社長によるマネジメントの記録。
 プロスポーツの中にあって、選手でも監督でもない立場でチームを率いることと、やってきたことの内容や失敗談、そして裏話など、どのエピソードをとっても非常に面白い。野球にもサッカーにも興味がそれほどない私でも非常に楽しめてかつ非常に勉強となった一冊でした。

 地域をリサーチしマーケティングを怠らないこと、モチベーション維持も重要だが役割の原点に返ること、サービス精神を根本から問い直していくことなど、スポーツビジネスに限らず、組織を率いるもしくは組織の中で活動する誰にも響く内容だと思います。

2012年12月10日月曜日

珍生活再び

カミさんが近所のドラッグストアで仕事をすることになり、月曜日と水曜日というノー残業デーは定時あがりをしたいIyokiyehaです。
しかし、人の習慣というのは恐ろしいもので、いつも遅くまで(といっても、今は至って健康的な生活ですが)職場に残っているという印象をつけてしまうと、時間外に職場の方々がやってくるのが半ば癖になっているのではなかろうかと。なかなか帰られず、結果猛ダッシュで自転車をこがなければならないんですね。

今日は子どもたちを風呂に入れていたら娘が突然嘔吐し、息子がそれにつられて泣く。一度吐いたらケロっとしている娘に対し、息子は力いっぱい大きな声を出して泣くので、マンション中に響いていそうな風呂場に男一人。まぁ、、いろいろあります。いちいち怒りたくないのだけれども、つい「こらっ!」と言ってしまう自分もあり、ふりかえって自己嫌悪です。

落下傘がきた

今回の選挙戦、私の主義主張を代弁してくれる政党がいないのが残念です。こういうときには自ら出馬できる、というのが民主主義の原則ですが、まぁそれはそれ。

かろうじて「みんなの党」がかすっている感じなのだろうが、選挙戦が始まってもちょっと立場を定めきれずにいます。
報道も自民党優勢で論陣張っているような気がするし、何が信用に足るかよくわからなくなってきています。
先日公開討論会に参加してきたのだけれども、わかるようなよくわからないような・・・と思っていたら公示後新しい人が加わっていました。落下傘候補というのは、こういうものなのですね。
後一週間、しっかり見届けないといかんですね。

【AudioBook】河邑厚徳、グループ現代『エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」』


 地域通貨の本来の意味、エンデが言及した貨幣経済の見え方。アメリカの事例など、夢物語のようにも感じていた地域通貨が、豊かな実践を伴うものであることを知ることができた。お金の機能は交換だけでなく「保存」できること、劣化しないことが特徴であり、現在の貨幣経済を成り立たせてしまっている機能であるともいえる(交換だけであれば、金融商品等成立しないものはたくさんある)。
 ミヒャエル・エンデは小説『モモ』が世界的に有名な著者であるが、『モモ』も含め、晩年はこうした貨幣経済に傾倒した論述や作品、発言で有名だったとのこと。改めて見直す必要のある作品であると感じた。

【AudioBook】安宅和人『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』


 思索を深めたり、課題を解決したり、企画立案をする時に最も大切なことは、「問いが適切かどうかを見定める」ことである。「とりあえず資料を収集する」のではなく、答えるべき解を問い直すことを繰り返し説く。良質なアウトプットのために必要な問いとは何か。本質を突く思考の流れとはどういうものかを考えさせる一冊。
 書籍購入に至りました。

【AudioBook】松本幸夫『仕事が10倍速くなるすごい!法―誰でもできるのに、なかなか「実行」されていない』


 あたりまえのことだけれども、改めて学ぶことの多い内容でした。アウトプットを速くして複数の視点をとりいれた上でまとめていく方が効率がいいなど、自分の仕事の質を向上させるためのアイデアがこれでもかと紹介されています。時間管理やアウトプットの考え方(100%はありえないこと)、人をよく巻き込んでいくことの考え方や方法など、今日から使える一冊です。

【AudioBook】小山龍介『STUDY HACKS!』


 聞けばなるほどと思う発見や、わかっているけどできていない効率向上のコツの紹介と、習慣化する方法に関するヒントが満載でした。
 試験を含む勉強(学び)のコツは、今やっていることに直ぐ役立つ方法だと思います。時間に制約のある中で勉強を継続し、望む知識を身につけるための大技・小技が満載でした。

2012年12月6日木曜日

相手の頭の中に着火する

先日のSST研修もそうだったのだけれども、期待していた内容を得られただけでは「へぇ~」と思ったところで、知識量が一つ増えるといった程度にしかならないように思う。
本当にワクワクしてきて、行動が変わる瞬間っていうのは、刺激は何であれ、自分の中で「ピピピッ」と何かが起こって、脳神経で言えばシナプスの接続がピピピッって促進される瞬間なのだと思う。
立場を変えると、相手の思考や行動に働きかけをするといったときには、相手の頭の中で何らかの「ピピピッ」を起こすことが求められる。私が仕事の中で「相手を口説く」というときの相手の頭の中に起こしたい反応というのはこういうことなんだろう。

方法としてはまた整理したいが、一つは「期待・必要としている情報を与え、頭がオープンになった箇所をついて大量の情報を流し込む」といったイメージか。
・・・と考えたら、洗脳や催眠といった手法にも似ているのかなと思った。あはは~
結論でないから、今日はここまで。

小林よしのり『ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論』小学館、2012年。


原発に関する「ゴー宣」。一貫して脱原発のスタンスで書き切っている。
様々な論客の発言に関する評価もさることながら、百歩譲ってその点を黙認したとしても、私が衝撃を受けたのは原発に関する技術的なこと。
福島第一原発4号機の状態というのも発表や報道を追っているだけではなかなかわからないもの(「ダモクレスの剣」より)であることや、廃炉にかかる費用と時間(「廃炉、核廃棄物10万年の負の遺産」より)に関しては、単に「へぇ~」という知識というよりも、論理的に「こんなもの後世に残しちゃいけない」と思った内容でした。
小林氏の作品はいつも豊富な資料を基に描かれている。当然ある立場に立っての論調(氏は「自分は漫画家」といっているが)なので、本来は一つ一つの裏をとっていく作業が必要なのかもしれないが、細部がどうあったにせよ、全体を通じてやってくる内容を読んだら、とても「原発推進」とはいえない。これは大人の責任なんだと思う。

私は反原発です。今は衆院選かな。

2012年12月4日火曜日

SSTと「段階」

人によっては「今更ですか?」と言われるかもしれませんが、昨日から勤務先でSSTの中級研修を受講しています。
出合った頃は懐疑的だったSST、グループワーク、認知行動療法などですが、実践を重ねれば重ねる程、予期せぬ変化が見えたりして、非常に面白い。東京在勤時代にはじっくり取り組むようなことはなかったのだけれども、所沢へ異動してきてからは手を上げればそういった取り組みに参加できるのは非常にありがたくもあり、改めて勉強するいいきっかけになる。

A「○○さんこんにちは。素敵な色のシャツですね~」
B「ありがとうございます。あなたのも素敵ですよ、どこで買ったんですか?」
講師「どこで買ったんですか?と切り返すと、一つ段階があがりますね。そこまでにしましょう」

といったスモールステップかつリーダーを目指す人向けの丁寧に細分化された内容で、普段私が意識していなかったことにも目が向くいい研修でした。
「小さな課題」「行動を変えてみる」「一度にあれこれとりくまない」など、今までにおそらく何度も聞いていることなんだけれども、意識して改めて話を聞くとこれまでの経験とがピピピっとつながっていろんなことが集約されて新しいことに気づくような、いい研修でした。

あふれるくらいに情報を得ると、頭がひとりでに学びだすような感覚がありました。