2010年12月30日木曜日

大先輩101229

今日は、家事・育児をちょっとお休みして、以前お世話になった上司に会うため、東京に行ってきました。
数えるくらいの数年という期間ですから、お互い見た目は全く変わらないのですが、経験と環境は人を変えるのだということを痛感した2時間でした。

キャリア感覚、スタンス、国際感覚や物の見方全般について、これまでのその人とは全く別の人が目の前におられたような気がして、とにかく圧倒されてしまいました。
別に自分を卑下しまくるつもりはないけれども、自分にとってのこの数年間っていうのはいったいどうなんだろうと、アルコールは入っているのですが、とにかくドライに自分自身を見つめている自分がいます。
なんだか不思議な気分です。
清々しくもあり、気持ち悪くもあり、胸を張れる自分もいれば、がっくり着ている自分もいる。
とにかく刺激的な時間でした。

大切なことが自分に刻み込まれるためには、大切なことが自分にやってくるときの着地点が自分に用意されていないといけないということにも気づきました。
そして、自分のキャリアを考える必要も。
どんな力をつけたいのか、ということだって立派なキャリアなんだろうなと、改めて考える次第です。

いろんな人と会うことって大事だなと、改めて思いました。
大先輩、ありがとうございました。

2010年12月27日月曜日

101227ゴミの持ち込み

大掃除というわけではないのだけれども、年末に家電を少し買い足したのと、これまでに何となく溜め込んでしまったダンボールを処分するために、ゴミの処理場にきています。
車内でキーボードを叩けるくらいに混んでいて、少し嫌気がさしてきています。まぁ、Iyokiyeha家もその行列の一部なので仕方がないですね。
みんな考えることは同じなのかな。育児休業だったのだから、もう少し早くやっておいたらよかったのにとも思うのですが、毎日とにかく時間がないので仕方がないです。私も標準的な日本人になりつつありますね。

この冬は、ついにHDDレコーダーとオーブンレンジを購入しました。これまで騙し騙し使ってきたものですが、ついに買い換えです。
それに加えて、これまで溜め込んだダンボールなど自宅のゴミを一掃です。
部屋がきれいになるのだけれども、それに通算2時間かぁ。

仕方なし、ですね。年末のちょっとしたひと時に更新でした。

2010年12月23日木曜日

竹中恭子『家族のための〈おっぱいとだっこ〉』春秋社、2010年。

1992年から、育児に関する電話相談ボランティアを続けてきた著者による、(主に)母乳育児に関するQ&A集。
ただし、一言でQ&A集と言ってしまうにはちょっと惜しい情報が満載で、20年近く電話相談をしてきた経験と、電話相談をしつつ自らも調査に取り組んできた地道な実績が読み取れる。
出産前から、出産後を時期毎に分類し、その時々に起こりがちな悩みや、「ちょっとした心配」に市民の専門家として丁寧に、しかもわかりやすく答えている。
特に、母乳育児に関する情報(例えば、母乳そのものの性質や、それを実習する母親の身体の変化、それらの変化に周囲がどのように接したらいいか等)については、詳細な事実を基に著者がとってきた行動を説明しながらも、電話相談によくありがちな状況も踏まえて、選択肢それぞれのメリット・デメリットをきちんと説明してくれている。
これから出産を控える方全てに読んでもらいたい良著です。

Iyokiyehaとこの本の出会いは、Fathering Japanの安藤氏が自身のブログで紹介していたことで、カミさんからも同時期に「読みたいから買って」と頼まれたもの。
育児に関して、私と妻は、数冊共通した参考書を購入していますが、お互いに読み切った書籍というのは初めてじゃないかと思います(つまみ読みはしていますが)。
読んで思ったのは、「母乳とは、『自然』のまま子どもを育てるための有力な手段」ということです。
ミルク育児だと、与える量や時間を守らないと栄養過多になってしまうらしいですが、母乳なら子どもが欲しがるだけ欲しがる時に与えていいとか、母乳の成分は母親の食事によって異なるとか、子どもの成長に合わせて母乳の成分異なるとか、ほんと目からウロコの情報満載の一冊です。
とはいえ、母乳がでないお母さんが少なからずいるということや、その置かれた環境によって母乳育児を「選択しない」ことについても、それぞれの項目できちんと説明しています。
全体を貫くトーンとして、母乳(と母乳育児)に関する正しい情報を、氏の経験と調査からわかりやすく説明をして、母乳のすごさとしかし母乳に頼りきらない子育ての知恵について先輩ママがやさしく教えてくれる、といった感じです。

書籍説明の最後にも書いていますが、現在子育てをしている人、これから出産を控えている人全てにおすすめです。もちろんお母さんだけでなく、お父さんも読んでばっちり勉強しましょう。


おすすめ度:★★★★★(お母さん、お父さんのための本)

2010年12月21日火曜日

「待つこと」に思う(パパ育休日記6)

子育てのスキルなんて言ってしまうと、「何を偉そうに」と言われてしまいそうだけれども、それでも誤解を恐れずに言うならば、「待つ」ことがポイントになると思う。
ただ漫然と時間をかけて「待つ」のではなく、子どもの意思が親の意向に近いところにくるまで単純にでも粘り強く機会を待つことになるように思う。
遊んでいる子どもに「○○やりなさい」といっても、答は「いや!」なのであって、そこには躾うんぬんが入り込む隙間はないと思う。今やっていることを中断してまでやらなければいけないことなのか、区切りでやることを変えるのか、そもそもやる必要があるのか、こんな風に整理していくと、子どもの躾に必要なことは、その行動を教え込む準備ができるまで「待つ」ことがポイントになるのではないかと思った次第です。

ご近所さんに思う(パパ育休日記5)

こんなに長く仕事を休むこともなかったので、休業中はお日様の出ている時間に近所へ出ることが増えました。
その影響もあり、公園のママコミュニティを横目に見ることも、近所の方とお話することも、近所のコンビニの昼間の顔に出会うことも増えています。

元々、人と話をするのが好きなIyokiyehaですので、声をかけてもらうとついあれこれとお話してしまうのですが、娘を連れて歩くことが増えたので、長話はできません。
それでも、富士見市に住んで2年弱、ご近所さんや自宅付近の店舗・施設の方とほとんど接することがなく過ごしてきたところですが、この1ヶ月で随分とIyokiyeha内の意識的な地図が変わってきました。
宿舎近辺のご近所さんは、気さくな方、面倒見のいい老夫婦、ちょっと変わった潔癖性がいることもよくわかったし、宿舎のゴミ捨て場で立ち小便をするちょっと近寄りがたい徘徊者もいる、児童センターへ行けば娘のことを知っている指導員の先生がいて、保育所にも娘の成長を見守ってくれる保育士さんがいる。近所の食堂には、これまでも何度か足を運んだことがあるけれども、コンビニは平日昼間ののバイトさんがハキハキと働いている様子も見られたし、公園は休日とは違った様子が見られてこれもまた面白い。
地域に根ざすってことは、こういうことの積み重ねによってのみ進んでいくのだなと改めて実感します。

2010年12月19日日曜日

思い出の場所(ほっ海・@岡山)101219

のっけから、Googleのストリートビューですが…(あやしいリンクではありません)

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%B8%82%E5%8D%97%E5%8C%BA%E4%B8%8B%E4%B8%AD%E9%87%8E&sll=35.622752,138.571278&sspn=0.00907,0.021136&brcurrent=3,0x3554077eb195f373:0x7d66904f98759dd0,0&ie=UTF8&hq=&hnear=%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%B8%82%E5%8D%97%E5%8C%BA%E4%B8%8B%E4%B8%AD%E9%87%8E&ll=34.635325,133.893455&spn=0.001148,0.002642&z=19&layer=c&cbll=34.635325,133.893455&panoid=kkHfmfT0RaSRAtVhmZ0q2A&cbp=12,215.09,,0,5

この更地、実は思い出の場所なんです。
このBlogを開設した岡山時代にお世話になった場所なんですが。

http://iyokiyeha.blogspot.com/2007/02/blog-post_12.html
(2007年2月12日投稿)

岡山勤務時代に行きつけていた「居酒屋 ほっ海」。
年賀状が返ってきてしまっていたので、ある程度予想はしていたのですが、写真であってもこうして証拠を突きつけられてしまうとなんだかさびしい気持ちになります。
同じ通りにあった姉妹店(ごんべえという会席料理屋)も「入居者募集」の看板がついていました。

行く先々で、行きつけになったお店がつぶれるIyokiyehaですが、最近「そういう店のゆったりした雰囲気とお店の方とのやりとりが好き」なのだと気づきました。

何ともいえない気分ですね。
季節のおいしいお魚や、料理長が趣味で作った試作品なんかの味見をしたり、店がしまってから夜な夜な遅くまでぐだぐだと飲み続けたり。
ボトルキープを初めてやったのも、このお店でした。

未知の土地で就職して、毎週通いつめたお店でした。
残念ですが、従業員さんが元気で過ごされていることを願っております。
関係者の方で、もしこのブログに気づいたら連絡してやってください、電話番号は変わっておりませんので。

排泄物処理に思う(パパ育休日記4)

「おむつ替えをするかしないか」で、世の父親を分類できると、妻に聞いたことがある。第一子誕生前に両親学級で、テープ型のオムツ替え実習をしてから、父親もオムツを替えるものだと思ったIyokiyehaは、今やオムツに関してはかなりの手際の良さであると自負している。

個人的には、オムツ替えは「できるかできないか」というスキルの問題ではなく、「やるかやらないか」のやる気の問題だと思う。
だって、みんな排泄ってするじゃないですか。
自分の子どもの排泄の面倒を見られなくて何が親だ、と思ってしまう。
まぁ、その人の主義・主張とかもあるから、そこまでの精神論でしかないですが。

で、今回誕生した息子はまだまだオムツなのだけれども、時期を同じくして、上の子(2歳)がそろそろトイレトレーニングを開始する時期となっており、それに付き合っているIyokiyehaです。
オマルではなく、便座に補助便座をつけるタイプで、アンパンマンがついているものを義母からいただいたので、それを使用します。

親の意向と子どもの意向ってのは、ここまで差があるのだなと思う毎日。とにかく「待つ」ことなのだと感じます。
というか、「待つ」ことも既に親の都合でしかなくて、子どもにとってのトイレは「排泄処理の場」ということが理解されるまで、他のことと同じ遊びの一つとしてしかとらえていないのだなと実感しています。
○歳までにオムツがとれていないと早いだの遅いだの、そんなのは幼稚園・保育園、ひいては親の都合でしかなくて、人間の気づきとやる気で技能は獲得できるのだと実感する毎日です。
イヤイヤ期のやりとりだって、同じようなものに思えるけどなぁ。それは別の話。

上の子のトイレは、ビギナーズラックで一回成功。下の子は沐浴中に大きい方を排泄すること数回。
二人して、いい戦果を残しております(笑)。

2010年12月17日金曜日

妻の変化に思う(パパ育休日記3)

出産前から感じていたことですが、体内に子どもが宿ってから、女性は心身ともに変化にするものだと思います。
パートナーとしての男性も、気持ちの面で全く変化がないのはどうかと思うところもありますが、そうしたソフト面の変化だけでなく、身体の物理的変化とそれに伴う全般的な変化です。

体内に子どもが宿る、ということが、どんな感じなのか、Iyokiyehaには知ることができないのですが、人間の本能として子どもを守るためのプログラムが幾重にも張り巡らされているように感じる様々な変化には、素直に脱帽したくなる。

以前Tweeter風にアップした産後うつにも関連するのだけれど、出産・子育てと、歴史的に数えきれないほどの人が体験しているのに、その実態についてあまり知る機会がないことが、生活の激変を作る原因の一つにもなっているのだろうし、知れば事足りるかといえばそうでもなく、この変化にその家族なりの着地点を見いだすことが、家族としての一変化になるのだと思います。
(「セミナー等」タグ、
http://iyokiyeha.blogspot.com/2010/08/blog-post_6739.html
http://iyokiyeha.blogspot.com/2010/08/blog-post_1969.html
http://iyokiyeha.blogspot.com/2010/08/blog-post_3127.html
http://iyokiyeha.blogspot.com/2010/08/blog-post_7777.html
http://iyokiyeha.blogspot.com/2010/08/blog-post_10.html
http://iyokiyeha.blogspot.com/2010/10/101022vol1.html
および、上記投稿を参照のこと)
例えば、
・いつもとにかく眠い
(夜中の授乳+寝かしつけで睡眠時間が確保しにくい)
・ただし、短時間の睡眠でも回復しやすくなる
・のどが渇く
・お腹が空く
(ウチの場合は、授乳が大きな原因かと思いますが、、)
・腹痛
(出産前はわかりやすいですが、出産後身体が元にもどろうとするときの痛みも相当なようです)
・腰痛
(子どもを抱っこしていることが多いだけでなく、見ているとどうも出産に伴う身体の変化も大きい)
・トイレが近い
・大きい方が出にくい
(出産前は、お腹に子どもがいて、関係臓器を圧迫されるからだと思われます)
こうしたことに伴い、ご機嫌も変わりやすくなります。時には「理不尽だな~」と思えることもあります(ウチは普段から?笑)。
意外と見落とされがちで、ひょっとかしたら夫婦の溝にもなりかねないことかと。
まぁ、苦笑いしてやり過ごすことしかできないですよ。理屈が通用するわけもないし。

そんな「ストレス」と言い切りにくいモヤモヤも感じつつ、粛々と家事をこなす毎日です。

2010年12月14日火曜日

復職に向けて ~キャリアとは?

休業中だからというわけではなく、休業直前のテンションが大きく影響しているのだと思うのだけれども、現職に就いてから3回目の仕事辞めたい病が、先週あたりまで続いていました。

あ、もう平気です。
辞めるつもりはなくなったのでご安心ください。

仕事に対するテンションが下がったまま休業に突入して、毎日あれこれと忙しく過ごしてきて、少し慣れてきた時にいろんなことを考えた結果ということで整理がついてます。
あと、今回Iyokiyehaが落ち着いた結論で面白いのが「まぁ、無理に仕事に続けなくてもいいや」というスタンス。
これは今までになく、面白い。
辞めて次があるかっていうと、まぁ何かあるでしょ、っていう余裕、よりも視野かな、が出てきたのが、今までよりも更にのんびりマイペースに仕事ができるようになるスタンスなのかなと思えるようになりました。
腕一本で生きていけるぜ、俺はどこでも雇ってもらえるぜ、といった、変な自信じゃなく、地に足さえ付いていれば、仕事は何でもあるだろうし。

東京にきて、少しだけ上を目指すことを意識してしまったことが、そもそも自分に無理をさせた元凶なのだろうと、はっきりわかりました。
この組織でのキャリアアップだけが、Iyokiyehaのキャリアじゃないし。
とはいえ、仕事を辞めること=キャリアアップ、
だけではないし、仕事を続けること=キャリアアップでもない。第三の道というか「今の立場に身を置いて、組織にとらわれつつ・縛られつつも、組織に全てとらわれない・縛られないキャリアの作り方ってあるのだろうと考える」この頃です。

まぁ、ベタに基礎から学び直しながら、隙間を埋めていく学び方をしていこうと思っています。
そもそも「キャリアって何だ?」ってところからやらないといけないな、という気にもなってきたので、これを機に幅広くまたインプットしていこうと思います。

復職に関しては、今はとても前向きです。
関係者の皆様、今後ともよろしくおねがいします。

2010年12月12日日曜日

食事に一工夫(パパ日記番外編)

妻も娘も息子も起きないので、もう一つだけUP。
食事のレシピです。

基本の野菜炒め。
自分で作ると塩味の角が立ってしまって、どうも深みに欠けるってことありませんか?

とあるレシピで知ったことの応用なんですが、特に葉物を炒める時に、
・塩、コショウ
に加え、
・コンソメ(粉が便利)
・ワイン
でジャッと炒めることで、非常に広がりのある味わいになります。
塩味の角もとれておいしいです。

おためしあれ。

PODCAST LOVE=Platinum恋愛パズル

休業中にもかかわらずご無沙汰しています。
Iyokiyehaです。
育児休業のイメージって、どんななんでしょうか?
とりあえずIyokiyehaの実感としては、「仕事よりもハードです」がしっくりくるなぁ。
この、思い通りにいかなさと、家事・育児の質的なもので。
楽しいばかりでないのが、育児です(きっぱり)。

懸案だった「作文」が、ようやくメドがついてきたので、またパパ日記も更新していきますね。
乞うご期待??

さて、本日はPodcastの紹介。
Iyokiyehaにしては、意外かもしれませんが、Webドラマ、それも恋愛モノのご紹介です。

LOVE=Platinum恋愛パズル
http://www.tfm.co.jp/puzzle/
(iTunesでの公開は終わっているようです)
http://www.tfm.co.jp/podcasts/puzzle/podcast.xml
(RSSはこちら)

テレビのドラマは全く見ないくせに、ラジオドラマは結構聴いているIyokiyehaですが、これは秀逸。
脚本の相沢友子さんがいいのか、キャストがいいのか、まぁ全部いいんでしょう。
ストーリーの一つ一つが、それぞれふと自分の生活にリンクするような、自分の琴線にピンとくるような内容で、とにかく聴かせます。
疲れた日の通勤(帰り)にちょくちょく聴いていたのですが、休業に入ってから、一人で買い物に出る時なんかに聴いています。
Iyokiyehaにとっての聴き所は、甘酸っぱい好いた惚れたも面白いですが、それは置いておいて(笑)、そのプロセスで登場人物が自らをあらためて見つめ、本音で語りだすところが、それぞれのお話でぐっと聴かせるところかと思います。
この「本音」に正直になる、というそれぞれのポイントが、いろんなことに悩んでいたナイスな30代に響いてしまったというところです。
1~2話でそれぞれは完結しているのだけれども、それまでのことが少しずつリンクしているので、その伏線やダイナミズムみたいのも、ストーリーとしては非常に聴かせます。

ご紹介まで。

2010年12月6日月曜日

食事に思う(パパ育休日記2)

妻が出産後21日を迎えたわけですが(以前から「床上げ」と言われる日です)、今回の出産はおおむね安産だったこともあり、出産後の経過は非常にいいとのこと

21日目を待たずに、洗濯などは大体妻がやってくれていたのですが、やはり立ち仕事はつらいということで、食事は基本的にiyokiyehaが担当しています。

もちろん、献立を考えるところから。買い物を経て、準備・片付けを含めてやっています。
一人暮らしが長く、自炊歴もそれなりにあったので、食事を「作る」ことにはそれほど困らないIyokiyehaですが、数日間とはいえ、献立の流れを考えながら食事を管理するというのはなかなか難しい、というか手間がかかるものだと実感しています。

食材の在庫がどれくらいなのか、何を作るとそれらがどれくらいになるか、今日は何が食べたいか、献立は上の娘もそのまま食べられるか、などなど、食事に関して考えること、そしてやらなければいけないことって、結構いろいろあります。

栄養のバランスとか、それこそ摂取する品目を考えたり、少しでもいいものを手間かけておいしく、なんて考え始めたら、それこそ一日そればっかりやって一日過ごせてしまうくらいの作業量になるわけで、どこかで妥協しながら他の家事と折り合いをつけていく必要があるように思います。
先日の育休日記にもちらりと書きましたが、「食事=作る」だけではなく、買い物やその準備から片付け、余りものの処理や食材管理まで、全てを含んで家事の一部になっているのだと思います。

Iyokiyehaの妻は、「働かなくていいなら働きたくない」が基本です。とはいえ、家計や自分の小遣いのことを考えると、少しは働こうかなとも考えているようですが。
外で働くだけが「働く」ではないなと、家事の中の食事に関すること、炊事を一つとっても実感できます。
毎日家のことをいろいろやるのには、結構苦労していますが、この苦労の一つ一つが妻に対する感謝の気持ちにも変わっていくように思います。

ちなみに、Iyokiyehaが育休中に食事に関して工夫していることは、
・パルシステムの「グリーンボックス」(季節野菜の詰め合わせ)を毎週購入
・iPhoneアプリやWebの「クックパッド」を活用
・渡邉香春子『調理以前の料理の常識』講談社、2004.を参考に
なるべく重複のないメニューに取り組んでいます。
わさび菜やかき菜といった季節の葉物は、自分ではスーパーでチョイスしないですしね。
クックパッドは、食材を入力すると、その食材に関する様々なレシピが表示されるので非常に便利です。
あとは、少し思うところもあり、
・辰巳芳子『あなたのために いのちを支えるスープ』文化出版局、2002年。
を参考に、だしから手作りするレシピに挑戦しています。
あるレシピの冒頭に「1日目」と書いてあるような、本格的なスープレシピが満載の、辰巳氏の代表作とのこと。

こんなことにも取り組みつつ、家族の食事を作る毎日です。

2010年12月5日日曜日

むさし野緑地公園

同じく鶴瀬駅の近所、団地の端にある公園。新しい団地と、古い住宅地の間くらいにあるこの公園、第二、第四日曜日に、SLが走るらしいです。
夢と希望へ。私も乗りたい(笑)

最寄り駅の反対側

東武東上線鶴瀬駅の線路の反対側ってこれまであまり行ったことがなかったのだけれども、子どもの散歩のついでにいってみたら、まぁこんな団地があるんですね、

2010年12月4日土曜日

家事に費やす時間に思う(パパ育休日記1)

育児休業に入ったら、書きっぱなしでも毎日ブログは更新しようと思っていたのですが、しょっぱなからIyokiyehaが倒れるという事態で、早々と断念しました。
この休業中に一つ作文を書くことになったので(仕事とは全く関係なし!)、そのブレストも兼ねて、テーマに区切って休業中に思ったことを書いていきます。
興味のある方は、行間から育休日誌を読みとってもらえれば幸いです。
もちろん、質問はコメントやメールで随時お受けしています。

さて、育児休業に入ってから(厳密には、11月中は年次有給休暇ですが)まずはじめにやってみたことは、一日の時間でどのくらい家事に費やす時間があるのか、ということでした。
というのも、何となく一日がバタバタと過ぎ去っていく実感があったので、少しでも自分の時間を確保するのと、どのあたりに息抜きができる時間があるのか、ということを把握するために、iPhoneのRefilesというアプリと、Googleカレンダーを同期させて、一日の予定を入力してみました。
すると、面白いことに、日中の空き時間というのは、昼食後の1時間程度しかないということに気づかされました。こんな感じです。

起床・朝食準備・朝食・片付け
掃除(洗濯:洗濯はカミさんがかなりやってくれます)・上の娘を外遊びに連れていく
昼食準備・昼食・昼食片付け
沐浴・買い物
夕食準備・夕食・夕食片付け
上の娘の風呂・就寝準備・就寝

大体、22:00就寝、7:00起床だとこのくらいです。
午後の1時間と、朝、早起きして確保する時間くらいですね。

普段の生活でも、これくらいやることがあるということを、まず知ることができました。
Iyokiyehaは育児休業だから、こんな把握から取り組んでみたのですが、ウチの(多くの)カミさんは、毎日毎日いっぱいの家事に追われていたのだなと、改めて実感しました。

家事労働を時給に換算することも大事かもしれないけれども、それがいくらか、ということが大切じゃないような気がします。
家のことって、これくらいやることがあって、多少サボれたとしても、どこかで「やらなければいけない」ことであることは間違いなく、それを無休でやっている主婦(夫)業というのは、もっともっと見直されていいのだなと、実感をもって考える次第です。