2007年10月12日金曜日

甲府市街にて

私は、滅多に腹を立てない人間だと思っていたのですが、明らかに「訳のわからないこと」で迷惑をかけられるとカチンとくるのだなと思った。

今日は一日図書館で勉強をして、嫁さんを迎えに街中を愛車の赤パッソで走っていたところ、事件は起こりました。
信号が青になり、左折しようと前に出ると、中学生くらいの男の子が「世の中を小ばかにしたような顔をして」フラフラと愛車の前に。
「車が進む、でいいんだよな」と信号を見る。やはり青信号。歩行者信号は?赤信号。道路交通法上は私が進むで正しい。ただし、歩行者がいるときには停車して待つ。うん、ここまで考えられたら冷静だと、なぜか頭は非常にクリアに働き、冷静さも保っていたのですが、目の前の男の子の態度がどうも気に食わなかったんです。

彼は、やっぱり人を小ばかにしたような顔で私の顔を見て、含み笑い。

ほう。
そうきますか。

私も、おそらく含み笑いになってしまったのでしょうが、彼を一瞥し、微笑む。
彼の眼を見て「ばかだねぇ」と小さな声でつぶやく。
「小さな声」、重要。私、冷静だとびびりですから。中学生でも、「わけがわからないことをする人」は怖い。
こちらの口が読めたのかどうかはわからないけども、彼は車に当たりそうなくらいまで近づき、方向を変えて、私に背を向ける。赤パッソが左のウインカーを出しているのを知ってか知らずか、私の進行方向へと振り返り、やはり前進を阻む。

邪魔。

大人を小ばかにしても、いいことないよ。
というわけで、クラクションを鳴らす。ビってくらいの、ちょっと長めに。
さすがに周囲の目にも気づいたか、ふらふらと歩道へ戻る男の子。
よかったねぇ、穏便な大人で。ヤのつくやばい人とかだったら、こんなじゃすまないだろうに。

訳のわからない行動で、人に迷惑をかけて悪びれない人は、あんまり好きじゃないなぁ。