2008年6月4日水曜日

緊張状態と間合いの感覚

不思議なもので、乱取りをするとものすごく緊張する。
普段、あれだけ「脱力」を意識しているのに、相手と対峙するとぐいぐいと力が入ってしまう。
もっとフワリと動きたいのに。

乱取りでは、いかに「自分の間合いを保つか」がポイントになる。
相手の突きが入らない距離か、逆に突けない距離に入り込む。
そのためには、突きをかわした後、相手との距離を一気に縮めていく動きが必要である。
私は、どうも突きを避けるのに、大きく避けすぎているようだ。

動きを分解して考えると、体捌きで、相手の外側に行こうとするのだが、左足で軸をずらして右足をひいた、その後の左足の運び方だと思う。
この左足で、相手との距離を詰めることができれば、一気に「突かれない」距離に入り込める。

しかしこの動作、一旦外側に移動エネルギーがたまっている状態から一気に前進エネルギーに切り替える必要がある。
ストップ&ゴーの筋肉の使い方をすると、どうしても「ゼロ」部分がでてしまう。
感覚としては、外側にたまっている移動エネルギーを、「腰の内側の動作で円を描くように」前進エネルギーに転換するようなイメージである。

難しいですけど、だから人間の身体は面白いです。
合気道も面白いです。
しかし、今日は筋肉痛です。。