2007年8月26日日曜日

喧嘩の理由と理屈

嫁さんとケンカすると、時折「いつもあなたの都合で動いている」と言われる。おそらく、世の中の男性による「これを言われると黙ってしまう語録」みたいなものがあれば、結構たくさんの人が一票を投じる言葉のように勝手に思っている。感情的に対応すれば「お前もそうじゃないか」とでもなるだろうか。これは感情と感情のぶつかりあいでしかなく、あまりいい結果を生まないように思う。

でも論理的に考えたら、二人が一緒に生活するということは、どちらかの要望ややり方にあわせざるを得ない部分もあるわけで、多くの場合どちらかの都合でもう片方は動いているということになる。わがままも度が過ぎていれば、どちらかがもう片方を一方的に、常に支配しているという構造になるだろうが、わが家がその状況かと問われたら、客観的に考えても「No」と言える状況とは思う。多少は、私のわがままがまかり通っているところもあるだろうが。

ただ、ケンカ中にその「理屈」を相手にぶつけたところで、結局は感情のぶつかりあいにしかならないようにも思う。すると結局は黙ってしまうわけで、「いつもあなたの都合で動いている」と言われた私は黙っているしかないわけで。おそらく、嫁さんもわかっていると思うから黙っていても耐えられるんですが。