2007年8月15日水曜日

読書メモ:ジュディス・S・ベック著、伊藤絵美、神村栄一、藤澤大介訳『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで ――ジュディス・ベックの認知療法テキスト――』星和書店、2004年。(3)

ジュディス・S・ベック著、伊藤絵美、神村栄一、藤澤大介訳『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで ――ジュディス・ベックの認知療法テキスト――』星和書店、2004年。(3)58ページまで。

○心理教育1 「認知モデル」
 結論:考えることが、気持ちに影響する
  状況 → 思考 → 感情
 (状況により、何かが頭に浮かぶ。その思考やイメージにより、感情が生み出される)
 Q: What was just going through my mind ?
  言語だけでなく、イメージのこともある。「自動思考」は様々に表れる
 (図参照)



○初回セッション
 ・アジェンダ設定(枠組み)
 ・気分チェック
 ・目標を立てる
 ・認知モデル(上記)
 ・今後の取り組みの確認
  -問題や課題に取り組む(ホームワーク、自助活動、など)
  -自分の考えが妥当でないときに、それを修正する
  -読書療法(主体的に読めるように、共感できる・できないメモなど)
  (本人にとって、難しいようであれば取り下げることも可)
 ・感想、フィードバックの抽出