2007年8月5日日曜日

身体の使い方 合気道編2

今朝、ちょっと早く起きて念入りにトレーニングする。

毎日やることにしている運足と手刀動作も、ちょっと意識して丁寧にやってみる。師匠に教わった動作は、確か「重心が宙に浮いている感じ。身体が自然と前に行こうとするのに合わせて、足を出すような気で」というような内容だったかと思う。感覚としては、何となくわかりそうなものだが、これが意識して出来ない。
一月ほど前に、師匠と手刀合わせをしたときに、師匠が目を閉じて私の動作に合わせて間合いをとっていたことを思い出す。その時の文脈は確か、全身をセンサーにして相手の動きを感じ取ることだったが、目を閉じているにも関わらず、寸分たがわない前後の動きをしていたことに驚いたことを記憶している。つまり、目を閉じていても前後にまっすぐ足を運ぶことができているということだ。
試しに、私も目を閉じて運足をやってみる。前→後→後→前、と動作すれば元の位置に元の体勢で戻れるはずだが、実際には足の開きは狭くなり、前後にズレ、元の位置よりもやや前に動いていることに気づく。繰り返しやっていると、私自身の重心が左右にブレていることも感じられる。

左足から前進する時には、重心が前にずれていき左足が浮く。その瞬間に重心が正中線から離れて左にぶれる。前進とともに左足が地面を滑るように動き、着地。その時には完全に重心が左足に移ってしまっている。その状態から、右足が着いてきて、重心が中心に戻ろうとするが、その時には、中心を通り過ぎて右に小さくぶれてから戻る。

前回の「身体の使い方」で書いた、「動作毎に何分の一秒ずつ遅くなり、一緒に動いているだけで体幹のバランスが崩れてしまう」は、おそらく今回気づいたこのことなんだろうと思う。
後、もう一つ気づいていることは、走行時の重心のぶれ。
どんなトレーニングをすればいいのか、今度師匠に聞くとしよう。