2007年8月2日木曜日

冷戦と仕事に思う

昨晩から、嫁さんと冷戦状態にある。おそらく、私の行動のどこかが気に食わないのだろうが、眠くてボケボケしていたことそれ自体以外のことで、思い当たる節がない。そのせいかどうかわからないが、今日は夕飯がないそうだ。どこかで軽く食べて、おみやげでも買っていくとしよう。

仕事をしていて思う。

人を率いて仕事をするというのは、本当に難しいことだなぁと。私やその賛同者が「いける!」と思っていても、現場にそれを浸透させようとすると、いろんな反発がある。反発というか、建設的な意見によって突っぱねることもあり、頑なな態度によるものあり、といったところだろうか。
「これやると、楽なのになぁ」と思って提案したことが、「こんなことできません!」とか言われてしまうと、私も少々面白くない。大人気ないなぁとか思ってしまうのだが、そう思っている私が大人気ないことに気づく。

あぁ、嫁さんとの冷戦も、そんなことかもしれない。

今の会社は全国組織なので、全国の前年度の業務概要が1回/年送られてくる。全国的に、取り扱い件数が、知的障害者減少、精神障害者増加となっている。業務再構築の成果なのかもしれないし、社会の理解が広がっている証拠かもしれないが、この数字だけを見て「知的障害者の支援は民間ができるようになった」なんていう解釈をされるのが、いまいち納得できない。私が所属する会社は、その傾向が著しく、実数で知的障害者の取り扱い件数を精神障害者のそれが上回るという状況となっている。
では、知的障害者支援が民間で盛り上がっているかというと、必ずしもそうではない現状が浮かんでくる。面白いもので、岡山ではほとんど聞かれなかった「この人は施設の戦力だから、就職させられない」という施設の声が、山梨では聞こえてしまう。法的解釈もままならない状況も一部に存在していて、どうして上記解釈ができるのか、考えさせられてしまう。

所内の体制がどうなるか、はたまた今の会社が山梨県にどう位置づくか、今年度もスリリングに仕事ができそうです。