2024年4月29日月曜日

盲 240316

  YouTuberで、元国会議員の方が有罪となったとのこと。やったことへの評価は各報道にしてもらうとして、私が新聞でこの記事を読んだ時に思ったこと。

 一体、何の仕事をしたの?この人は。

 過去に行ったことはどうあれ、国会議員に名乗りをあげて、有権者から得票し、国民の代表としての身分を与えられた。その後海外から何かちょろちょろと発言していたらしいけれども、結局国会には現れず、議員辞職となり、今日の報道である。何か政治的な理念や解決したい課題、国民の代表としての発言があったなら、何らかの形でやってほしかった、と思う。今でも何かあるならば、きちんとルールに従ってやってほしいと思う。今のところそういうものは表れてこないけど。

 某政党の公約がどうか、というのはあるし、国政の度に、個人的には「しょーもない」という公約を並べている人達がいる。その是非や好み、自分の信条との関連はどうあれ、その人達なりの主張があって、それを国の正式なルールの中で主張する。制度を敬って、理解して、その上で自分の信条を語ること、それ自体が悪いわけではない。では?ということだ。

 今、現時点では何も評価できない事案である。評価しないから、認める認めない、賛否含め、判断保留である。そんなことをした政治家というのは、一体何なのだろう?と考える。

 こんなこと言っていると「お人好しなんだから」と言われるが、この方も、日本という国に対して、まだ信条がある、あるいはできるのであれば、きちんと国会の場で述べて欲しい。「こんなやつ」と断罪してしまうのは、そんなに難しくないけれど、頭の労力を使うだけで、きっと何も生み出さない行動といえる。だから改めて「一体、何の仕事をしたの?」というわけである。