2010年12月6日月曜日

食事に思う(パパ育休日記2)

妻が出産後21日を迎えたわけですが(以前から「床上げ」と言われる日です)、今回の出産はおおむね安産だったこともあり、出産後の経過は非常にいいとのこと

21日目を待たずに、洗濯などは大体妻がやってくれていたのですが、やはり立ち仕事はつらいということで、食事は基本的にiyokiyehaが担当しています。

もちろん、献立を考えるところから。買い物を経て、準備・片付けを含めてやっています。
一人暮らしが長く、自炊歴もそれなりにあったので、食事を「作る」ことにはそれほど困らないIyokiyehaですが、数日間とはいえ、献立の流れを考えながら食事を管理するというのはなかなか難しい、というか手間がかかるものだと実感しています。

食材の在庫がどれくらいなのか、何を作るとそれらがどれくらいになるか、今日は何が食べたいか、献立は上の娘もそのまま食べられるか、などなど、食事に関して考えること、そしてやらなければいけないことって、結構いろいろあります。

栄養のバランスとか、それこそ摂取する品目を考えたり、少しでもいいものを手間かけておいしく、なんて考え始めたら、それこそ一日そればっかりやって一日過ごせてしまうくらいの作業量になるわけで、どこかで妥協しながら他の家事と折り合いをつけていく必要があるように思います。
先日の育休日記にもちらりと書きましたが、「食事=作る」だけではなく、買い物やその準備から片付け、余りものの処理や食材管理まで、全てを含んで家事の一部になっているのだと思います。

Iyokiyehaの妻は、「働かなくていいなら働きたくない」が基本です。とはいえ、家計や自分の小遣いのことを考えると、少しは働こうかなとも考えているようですが。
外で働くだけが「働く」ではないなと、家事の中の食事に関すること、炊事を一つとっても実感できます。
毎日家のことをいろいろやるのには、結構苦労していますが、この苦労の一つ一つが妻に対する感謝の気持ちにも変わっていくように思います。

ちなみに、Iyokiyehaが育休中に食事に関して工夫していることは、
・パルシステムの「グリーンボックス」(季節野菜の詰め合わせ)を毎週購入
・iPhoneアプリやWebの「クックパッド」を活用
・渡邉香春子『調理以前の料理の常識』講談社、2004.を参考に
なるべく重複のないメニューに取り組んでいます。
わさび菜やかき菜といった季節の葉物は、自分ではスーパーでチョイスしないですしね。
クックパッドは、食材を入力すると、その食材に関する様々なレシピが表示されるので非常に便利です。
あとは、少し思うところもあり、
・辰巳芳子『あなたのために いのちを支えるスープ』文化出版局、2002年。
を参考に、だしから手作りするレシピに挑戦しています。
あるレシピの冒頭に「1日目」と書いてあるような、本格的なスープレシピが満載の、辰巳氏の代表作とのこと。

こんなことにも取り組みつつ、家族の食事を作る毎日です。