2008年9月15日月曜日

中西圭三『I’m home』バップ、2008年。

日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」エンディングテーマ4曲と、新曲「光のかけら」を収録したコンセプチュアル・ミニアルバム。
番組を観ていないので、確認はできないのだが、春夏秋冬を季節毎に歌っていたらしい。
中西圭三は、バラードやミドルテンポを歌わせたら、本当に見事だと思う。
番組のテーマっぽい「旅」や、「街」を散りばめた詞が、中西サウンドにのって流れてくる。

久々に音楽のレビューをしてみた。
中西圭三は、中学生の頃から聞いているので、いろんな活動に注目はしているのだが、オリジナルアルバムを出したのは、久しぶりだと記憶している。
岡山時代、休日に『遺伝子』を聞きながら本を読んでいたのが、ちょっと懐かしい。
近年は、自分で作詞・作曲するようになって、ますます中西サウンドに磨きがかかったように思う。

「ぶらり途中下車の旅」はあまり観たことがないので、本当に番組に合っているかどうかについては、確認しようがないのだけれども、ちょっとローカル線の各駅停車に乗っているかのような雰囲気をかもし出しているのは、この人の「うまさ」だと思う。
新曲「光のかけら」は、「ぶらり~」の主題歌ではないと思うが、今を生きることを綴った歌を歌わせると本当に「うまい」と思う。
しっかりと地面に足をつけて生きていこう、日常をいかに楽しいと感じられるかが本当に大切なんだということを、改めて感じさせるいい歌です。

もちろん、おすすめ度は「ファン評価」です(笑)。


おすすめ度:★★★★★