2007年12月16日日曜日

横浜を「歩く」 ~田舎者日記2~

翌日15日。
嫁さんの横浜での用事が夜なので、横浜を散策することに。
H氏のアドバイスもあり、みなとみらい方面へ。

横浜の街は、非常に魅力ある街に見える。
人工的であるのだけども、疲れない。
むしろ、癒される感じさえある。
浜松との違い、甲府との違いは一体何なのだろうかと考えながら、みなとみらいと山下公園へ。

みなとみらいのビル群に驚く。
そして、昨晩H氏が言っていた「みなとみらいの建物は、寿町の人が作ったんだよ」という言葉がやけに引っかかる。
凄いところだなぁ。

そして、山下公園へ。
Iyokiyehaと嫁さんがお互いに感じたことだが、なぜかこの街の住民は「上品」に見える。
田舎者のひがみかもしれないのだけれども、不思議とすれ違う人の多くが上品な人に見えてしまう。
そして、人だけでなく、飼い犬まで上品に見えるから不思議である。
服を着せている、いないではなく、犬の振る舞いまで上品に見えてしまったあたり、やっぱり私は田舎者なんだと感じてしまった。

山下公園はデートスポットとしても有名なようだが、この居心地のよさが何からくるのかと考えてみた。
嫁さんとも話をしながらだが、やはりベンチの存在は大きい。
「ちょっと座ろうか」みたいな、この開放感は私がこれまでに住んだ他の街にはなかったものだと思う。
噴水の前にあった、そんなベンチに腰掛け、ゆったりする。
のんびりした休日だった。

昼食は中華街へ。
「豚の角煮丼セット」を注文したら、なぜかライスもついてくる。
お腹一杯になりすぎてしまったが、おいしかった。
中華街では、昨晩食べた豚まん(500円)が手軽でおいしかったな。

不思議だが、横浜は街自体に魅力がある。
観光スポットも、よく計画して「楽しい」のツボが押さえられているように思える。
雑多な印象がないのも、不思議といえば不思議である。
また、行きたいところになった。
都会でそう思えるのは、ふりかえれば初めてかもしれない。



みなとみらいのビル群


レンガ倉庫