2019年1月20日日曜日

牧田善二『医者が教える食事術 最強の教科書』ダイヤモンド社、2017年。

・エビデンスに基づく食事法をコラム方式で紹介する。
・糖尿病専門医として長年研究と臨床を重ねてきた著者が、最新の知見に基づき、普段の食生活で意識しておきたいことをまとめている。
・どの項目も参考となるが、新鮮なものを、適量食べること。糖類(炭水化物を含む)の摂取には気を遣い、血糖値の急激な上昇をいかに抑えるか、ということが日中のパフォーマンスに大きく影響するとともに、肥満の解消、腎臓機能の維持・向上に影響する。中長期的には身体の健康状態に大きな差がでてくる、というもの。
・野菜と豆類を多くとること、よく噛むこと、脂質・アルコールは積極的に食べていいこと等、これまでにも言われてきたことに加え、肥満の原因は糖質にあり脂質ではないなど、最新の知見が存分に盛り込まれている。
・食生活から、生活全体の見直しの一助になる一冊。

2019/1/20読了