2008年7月30日水曜日

当身技

昨晩の合気道教室では、当身技5本に取り組む。
http://homepage2.nifty.com/shodokan/kyogi10a.html
(昭道館本部Webより)

合い構え当て以外は、どれも一度は型で教わっていたが、どれも乱取りの動きの中では使えていなかった。
「移動力を手刀を通して伝える」ということが、頭ではわかっていても、感覚として理解しきれていなかったからだろう。

改めて技に取り組むと、正面当てと合構え当て、逆構え当てと下段との共通点が見えてくる。
もちろん、どれも「移動力」が鍵なのはわかっているけれども、前方への崩しから戻ろうとする相手の体重移動に合わせて飛び込む前者と、相手と組んで距離がないところから腰をぶつけながら相手の後ろ側へ移動するような足の運びで移動力を伝えていく後者。
加えて、手が相手に張り付くような感覚と、力の合成によりどんな力が相手にかかっているのか、いまいちよくわからない後ろ当て。

徒手乱取りの中で発動した下段は、これまでIyokiyehaが「やろうと思ってやってみた」下段とは一線を画していた。
「あっ、かかってるかも」と思いながら前進した結果、師匠の返し技に思いっきりひっかかったのだけれども、タイミングはとりあえずいいらしい。