2008年7月21日月曜日

ほけんの窓口で「四面楚歌」

運良く子どもを授かったということで、ここのところ生命保険やら学資保険の再検討をしているところです。
会社の厚生会でかけていた保険も見直しの時期ということもあり、果たしてこのまま継続するのが得なのか損なのか、もっとお得な保険、もっと「合った」保険があるのかどうかということについて、ロックタウンにある「ほけんの窓口」に何度か足を運んでいるところです。

http://www.hokennomadoguchi.com/
(Web:ほけんの窓口)

そういう方針なのか、まだできたばかりでそれほど混んでいないからなのか、すごく丁寧に、詳細に説明をしてもらえました。
説明できるほど詳しくなったわけではないですが、結論から言えば「相談した方がいいと思う」ということ。
保険会社が、各社それぞれのライフスタイルに「合った」商品で特色を出している昨今(ということがわかっただけでも、収穫でした)、できるだけ中立な立場を保ってくれる、質の高い専門家による助言は、無駄なく、「私」のライフスタイルにより「合った」保険を説明、選択、提案してくれるという点で、非常に優れていると思いました。
K田さん、ありがとうございました。

それで、とりあえず生命保険の契約を済ませたところ(今後、医療保険、学資保険の検討に入ります)です。
契約を済ませて、ふりかえってみれば、独身者に生命保険は特に必要ないということも実感できたところですが、それに気づいたことも副産物としていい学びをしたと思ってます。
よくよく考えてみれば、3000万円弱の商品を、何十年ものローンで買うようなものですから、一大イベントだったのかもしれません。

そんな契約を済ませた後で、担当してくれたK田さんからこんな質問をされました。
「職業がカウンセラーということでお聞きしたいのですが・・・」
思わず身構えてしまうIyokiyeha。
「障害を持たれた方と接するということで、何か気に留めていること、こういうことに気をつけているということがあれば教えて欲しいんですが・・・」
おぉぅ・・・なかなか、職業人としてのIyokiyehaをえぐる質問です。
「保険の仕事やっていると、中途で障害者になった方なんかもおられて・・・。読んでおいた方がいい本とかもあれば、ぜひ教えてください。」

これまで接してきた感じで、このK田さんが真面目にこの質問を放ってきているのだなということは感じましたし、横では嫁が興味ありげな表情をしています。
おそらく、二人とも単純な興味で私を眺めていたのでしょうが、そこに置かれた私はというと、勝手に、
「試されている」
と感じ取ってしまいました。
正面には職業人として、隣には旦那として、それぞれに期待されていると、勝手に感じていました。

その時、ドキドキしながらIyokiyehaが返した答えは、
1)安易に共感しないこと
2)感情と事実とを区別して全体を把握すること
障害当事者と接する上で読んでおいた方がいい本は、
1)障害当事者「自身」が書いた本や文章
2)一支援者として関わる際、相手の真のニーズを把握するのに『コーチング・マネジメント』
http://iyokiyeha.blogspot.com/2008/06/2002.html
(2008年6月13日投稿文)

・・・結構本気でした。
この日、一番疲れたかもしれません。

そんなところで、専門の枠を超えて話ができたこと。
それなりの対応ができたと思えたこと。
嫁さんにも、なかなか高評価だったこと。
こんなことを考えると、まぁまぁの出来だったかなと思いますが、もっとどんぴしゃな提案ができたら、もっとよかったのかもしれません。

日々の精進ですね。
いろんなことに、興味を持ち続けたいものです。