2011年5月5日木曜日

職場定着に至る段階

仕事と関連させて、考えたこと。
「うまく仕事をする」ことを分解して段階に分類したときに、こんな分類もあるのではないか。
1.特定の場所(職場)に行って、居ることができる
2.特定の場所(職場)で、何かすることができる
3.自分以外の他の人からの指示通りに動くことができる
4.(会社、部署の)要求水準を満たすことができる
5.周囲の状況に併せた仕事をすることができる
6.周りの人にも有用となる仕事ができる

1.2.3.は、いわゆる「職業準備性」にあたる部分で、この部分が欠けてしまうと契約そのものに影響してくる。
この部分については、職場の調整うんぬんというよりも、その対象となる人の経験や能力によるところが大きいため、訓練や準備が必要となる。
4.が、就労支援の主戦場になりやすいところ。職場のニーズに対し、働く人の能力がそれを満たすことができるか否かというところである。
対象となる人の能力を発揮できる指導や環境調整と並行して、職場が持つニーズの把握と調整が、同等に必要となってくる。
5.6.は、定着後の発展で、時に職場のニーズがこのことに触れてくる可能性がある。

思いつきのメモです。