2010年6月8日火曜日

雑記100608

利害が一致にしないことには、自分の思惑通りに相手が動くとは限らない。
というか、まずもって思い通りに動いてくれることはないだろう。
 
テレビ番組制作に関わることになっていたのだけれども、私が主役というわけではないので、この期間中の出来事を思い切り客観的に見ての結論なのだが、番組制作側の意図と、取材を受ける側の意図が一致しなければ、そのことが溝となり、時間が経つにつれて、その溝は深く大きくなっていく。
おそらく、当事者になるとこういった客観的な視野がどんどん狭くなってしまうのだろう。
一方は締め切りに追われ、一方は自分の知らないところで話が大きくなってしまったことが気になって仕方がないわけで、双方の結論を聞ける立場としては、期間中の思いとその結論に多少のズレがあることを知る。
 
どちらに言ったところで、状況が好転するとは思えないので、少し沈黙。
 
今回の件に限らず、こういった視野の狭まり方や利害の不一致は、起こりがちなことなんだろう。
気づいた以上、少し気にしていなければいかんと思う。