2008年11月16日日曜日

職場のスクリーンセーバー

「妬まず、怒らず、愚痴らず」

勝間和代氏のオーディオブックに度々出てきた言葉だったと思うが、仏教の教えに出てくる「三毒」であるとのこと。
確かに、妬んでも、怒っても、愚痴っても、あまりいい結果が生まれるとは思わない。
Iyokiyehaも、いろんなことに対する心構えを変えてみようと、まずはこの言葉を職場のスクリーンセーバーで流れるようにしてみた。

職場でも、一部反響があったが、デスクで悶々としているときなど、脳天気に流れてくる言葉に含みがあるというのも面白い。
普段、「落ち着いている」とか「冷静」とか評価してくれることが多いのですが、そういう人に限って内側は「ホット」で「激情」ではないのかなぁとも思います。
Iyokiyehaが、このタイプですから。
こうでなければ、仏のような人か、何も考えておらず思考停止しているかどちらかです。

ぐらぐらと、いろんなことに感情を揺さぶられているところで、つい「かっ」となることも少なくないのですが、「妬まず、怒らず、愚痴らず」。
人を妬んでいないか、怒っていないか、知らずに愚痴を言ってないか、等等、ちょっとしたふりかえりの機会になるように思います。

ちなみに、もう一つスクリーンセーバーで流しているのは、

「ごまかしのない小さなことが、やがて、ごまかしのない大きなものを、生み出すであろう」

社会教育学者、宮原誠一氏の墓碑に刻まれた言葉です。
仕事は、目の前のことに集中しながらも、常に大局観を忘れてはならないなと思っており、時々突っ走る自分をやはり相対化するための言葉かなと思います。
目の前の数値目標のために、小手先でごまかしてはいないか。
発言は、本質を捉えているか。
一つごまかすと、二つごまかすことが楽になってしまいます。
愚直と言われても、大切なものは曲げずにいたいものです。