2008年11月24日月曜日

竜馬になりたい!

ヤングサンデーコミックス(小学館)の『お~い!竜馬』という漫画を読んでいる。
坂本竜馬の生涯をテーマにした漫画であるが、ぐいぐいとひきつけられてしまい、Iyokiyehaは坂本竜馬ファンになりつつある。

何が自分をひきつけているのかということを少し考えてみる。
幕藩体制があたりまえの日本にありながら、海外の商船に乗って海外を見ることにより、また、竜馬の人柄によって縁を持った知識人達と積極的に交わる中で、今後の日本の行く末を「自分なりに考え」、当時の常識ではありえないこと(長州-薩摩の連合や、カンパニー設立など)を堂々とやってのけたことなのだろう。
北辰一刀流の使い手として、充分に強い剣豪でありながら、いわれなき罪を着せられ、何度も斬られそうになりながらも、自らは決して人を斬らず。
大局から、邪魔な者を消すことが得策ではないという判断と、竜馬の性格からくるものだったのだろうが、個人的にはそうした「強さ」こそが本物の「強さ」のように思える。

以前、師匠から「先の先」「後の先」と一緒に「先々の先」ということを教えてもらったことがあるのだが、竜馬はまさに「先々の先」を堂々とやってのけた人なのだろう。
先手を打って、相手が刀を抜く前に斬ることも、相手が襲い掛かってきたところを斬ることもできる達人が、その相手と刀を交える前に友達になってしまう、戦意を削いでしまう。
もちろん、史実では竜馬なりの策略があり、漫画のように偶然が偶然を呼んだようなものではなかったのだろうが、とはいえ、その策略を支えたのは竜馬の底抜けの明るさであり、たとえ政敵となってしまった者であっても、その者に対する敬意と優しさが常にあったことが、「日本のため」に活躍する彼を支え続けたように思われる。

文句なしに格好いいと思う。
思い切り子どもっぽく言い切ってしまえば、Iyokiyehaは「竜馬みたいになりたい」です。
大義は何かと問われれば、まだまだ色のない夢ですが、職リハを通じたSocial Actionといったところでしょうか。
目の前の人に一生懸命になることも含め、何らかの形で自分と関わる人がみんな「自分らしく」生きられる世の中ができたらいいなと切に思っています。
具体的な内容はこれまでにも断片的に書き表していますが、今後もたくさん整理して具体的な目標に落とし込んでいこうと思います。
「面白そう!」と思った方、ぜひ一緒にやりましょう。