2011年4月27日水曜日

先輩からのメッセージ

「先輩」というと、つい歳の近い年長者をイメージしてしまうのは、年代でしょうか。広い意味で、本来の意味で、いろんな「先輩」をイメージしていただいた方が、今回書きたい内容の本質に近づけるかと思います。

さて、本題。
日々、いろんな立場の多くの人と接しているわけですが、私自身将来のことを考え直す時期にあったこともあり、御縁のあるいろんな方と改めて会ってみる、ということを意識しているここ2年くらいです。
勤務地が東京ということもあり、「えいや!」とちょっと声をかけたら、いろんな人と会うことができる、知り合えるのだと実感するこのごろです。

私が今所属しているのは、日本経済の全体、あるいは福祉社会の全体、日常生活の全体、それぞれどこからみても「ちょっと」見えるくらいの分野、言ってしまえば「スキマ、ニッチ」な小さな分野です。
それでもプライドをもって仕事できるのは、やっぱり大切なことだから、そして共生社会とか多様性とかいう、現代社会のキーワードを具現化するひとつのフィールドだと確信できるからなのだろうなと、自らを振り返って思うところです。

そして、この分野を切り開いてきた人たちがいて、今の自分があるのだということも実感を伴って考えさせられるところです。
いろんな立場から、いろんな見方をされている。同じ方向を向いているからこそ見える私の姿を、いろんな表現で伝えてくださる方々の存在は、自分にとってとても有益で、とても安心できるものなのだと思います。

先日、ある方からメッセージをいただきました。
一緒に仕事をしているときから、厳しく指導してくださっていたのですが、そこには必ず真剣なまなざしがあり、だから何を言われても食らいついていこうと思ったものです。
一線を退かれて、改めてメッセージをいただいたのですが、私の見え方も間違っていなかったことがわかり、かつ、やはり真剣に接してくださっていたということについて、改めて感謝しているところです。

いろんな先輩がいますが、衝突することや嫌だと思ってしまうことがあっても、まずは向き合うことって大切なんだと思った出来事でした。
最近、こういうことが続いているんですね。打ってでることも大切だけど、謙虚でいること、弱みはさらけだしていくことって自分を成長させる上で大切なことなのだと、改めて実感させられた出来事でした。

それだけです。オチはありません。