2009年2月17日火曜日

生活課題へのアプローチ:PSW実習2日目

Iyokiyehaの現職は、障がい者の雇用/就労支援。
よって、「その」段階にある方が、主なクライアントとなる。

地域生活支援センターでの実習2日目。
申し送りでは、施設で接しているだけでは見えてこない、地域生活における課題を持つ人の話題で一杯になる。
片付けられない方の自宅の写真だったり、金銭管理が難しい方、金銭管理の中でも使いすぎてしまう人だけではなく、お金の使い方そのものや、種類の区別がつかないなど様々。
中には、サラ金に手を出してトラブルになっている方もいるそうだ。

生活支援の難しさは、こういうところにもあるのかもしれない。
果たして、こういった課題に対し、現場のPSWはどのように関わっていくのか?
もちろん、個人やその障害特性にあったアプローチを検討するのだろうが、果たしてそれはどんな内容なのか、非常に興味深い。

というのも、普段Iyokiyehaが接する人には、こうした課題を持つ人が一部いるものの、それが主な支援内容でないことがほとんどである。
それは、職場定着を主な業務としているからであり、ここに障害者職業センターと地域生活支援センターの業務の違いが浮き彫りになる。
そこでは、とうぜん課題へのアプローチや行動変容のための働きかけは変わってくるだろう。
SSTや認知行動療法、それらをひっくるめた職業指導、相談・・・私のオプションで応用が効く部分もあるだろうが、おそらくその方法や姿勢は私のそれと大きく異なるのだろう。

職場ではなく「生活」に関わる支援者の、支援の現場に立ち会えたらラッキーかなとも思う。楽しみです。