2009年2月8日日曜日

池谷裕二『記憶力を強くする』講談社(ブルーバックス)、2001年。

記憶に関する一般書。
脳科学の見地から、「記憶」に関する基礎知識と、記憶力の活性化に関する当時の研究について論じられている。
脳科学の専門的な内容に関して、脳にそれほど詳しくない人が読んでも充分理解できて、日常生活に活かせそうな情報も盛り込まれている。

「脳科学」が目立つようになって、しばらくになるが、Iyokiyehaは未だに「脳科学」が何たるかということはよくわからない。
わからなくてもいいのかな、と思う反面で、心理学なんかで論じられる認知とは何が違うのかなと考えたりもする。
まぁ、なにはともあれ、分野の区別については専門家に任せておけばいいかとも思うところもあるので、わかる人がいたらわかりやすく説明してください。


おすすめ度:★★★★☆