2021年5月3日月曜日

好感が持てる話題かどうか

ちょっと気づいたこと。

 漫才のネタで「男って○○じゃん」って、バカバカしい行動を話題にして笑いをとるというものがあります。結構好きなものが多いのですが、不思議なことに「女って○○じゃん」になると、好き嫌いが分かれてしまう。一般的にうけているネタであっても、全く笑えないこともある。なぜなのかとしばらく考えていたのだけれども、ちょっときっかけになることがあった。

 ここのところ、人間関係がギクシャクすることがいくつかある。理由が分かるもの、わからないもの様々です。あるいは、理由は分かるのだけれども、なぜそうなってしまうのかということまでは分かりかねる、というものまで様々。人間ってただでさえ難しいのに、それが関係になるともうどうしようもない。相手があることは、自分の力ではどうにもならないことも少なくない。なるべく人に不快感を与えないよう努力して、あとはなるようになるしかない。大人な対応ができているのであれば、あとは相性の問題か分かっていてわざとやられているわけだから、それは嵐が去るのを待つしかない。

 それで、何が違うのかということ。それは、話題の対象が人なのか出来事なのか、ということが大きい。難しいところであるのだけれども、テキスト上話題が「ある人」になるわけだけれども、そのメッセージが「その人の属性」なのか「起こった出来事」なのか、ということで随分好感度が変わってくる。例えば、「Bさんそこでマンガみたいに転んだんだよ~」と言った時に、笑う対象がBさんそのものなのか、転んだことなのか、ということ。前者の場合はさらに2つに分かれて、そこにBさんを見下す意味があるかないかが問われる。見下す意味が感じられた時に、私は受け入れらず冷めてしまう。

 人の話を聞かない人、世界が広がった思春期頃の子、笑いをとろうと必死な人など、そこに好感を感じられるかどうかは、割とこのあたりにあるんじゃないかなと思いました。