2012年12月26日水曜日

ウェイとかバリューとか


WayとかValueといったことが組織運営では以前から語られている。
理念とか目的といった日本語と完全に対応するわけではないのだけれども、達成すべき数値目標よりも高位に位置する組織の行動原理のようなものを指して使うようである。

先日もメモ程度に書き込みをしたが、
http://iyokiyeha.blogspot.jp/2012/12/blog-post_15.html
○2012年12月15日投稿:大きな目標でつながっていく
上っ面だけの「連携」という言葉でまとめていくのではなく、もっと大きなものを共有して、その上でそれぞれが特技や専門性を発揮することによって、自然とつながっていく。そんなものはシナジーとか先駆的事例でもなんでもなく、ごくあたりまえに行っている業務上の連携に過ぎない。

先日心理職の友人と一献の席で話しながら思ったことや、ここのところの仕事に対する違和感をあえて言葉にすると、このWayとかValueといったものの不在である。
例えば「ウェイ Way」とは、コトバンクによると、
・組織及びその組織で働く従業員が全員で共有し、いかなる行動を起こす場合においても基準となる、企業全体で持つべき共通の価値観の総称。「企業理念」「行動指針」「ビジョン」「ミッション」等がこれに相当する。
・個々の従業員の「思考」「解釈」「判断」「行動」「成果」等、「インプット」「スループット」「アウトプット」のどの場面においても基準となる価値観であり、人材マネジメントの根幹とも言える概念である。
と説明されている。

今の所属のそれはシンプルで、様々な事業はあるにせよ、突き詰めていけば
「働く意欲のあるすべての人々が能力を発揮し、年齢や障害の有無にかかわらず安心して働ける社会の実現」
にあるわけで、すべての事業や日常業務にすべからく浸透していなければならない。

・・・これだけでいいと思うんだけどなぁ・・・と思ってしまうことの多い今の職場でした。