2010年10月26日火曜日

ミスリードと踊る現場101026

先月末のもやもやは、Iyokiyehaの中で割とすっきり整理ができて、本日はちょっと気持ちを盛り上げる取り組みをしているところです。
内容は内緒。
明日から、年休に入るまで、またバリバリ仕事しまっせ。

さて、先月の落ち込みの引き金となった、○○長来所懇談について。
なんだか納得のいかないことについて。

懇談会で話題となったことが、本部で尾ビレ・背ヒレがついて話題となり、対応を迫られており、それがウチに伝達されウチの長が「そんなこと言ったのは誰だ!」と言ったことがあまり気に入らなかったことは既に書きました。

ウチの長の件はさておき、これって完全に○○長のミスリードなんじゃないかと思うわけです。
先日、長から「あとはこの対応が残っている」と聞き、正直「まだ言ってんの?」と思ったあたり、Iyokiyehaの感覚が異常なのかと一瞬思ったりもしました。

これって、官僚特有のやりとりなのかしら?
ふと、Iyokiyehaの頭をよぎったのは、民主党の前内閣における首○の発言とそれに対する周囲の反応でした。
首○がぼそぼそっと何か言っても、週刊誌ではそれを「解釈」して伝え、ニュースでは発言そのものが流れない。一体なにが真実なのかわからないところで、国会は動き、閣僚の発言もちぐはぐになり、結果として誰も何も意志決定がされない。

以前、長が事業仕分けの一連の騒動が一段落したときに、「議事録に就職率55%が明記されることの意味」について教えてくれたことがあったのですが、まさにそういう世界なのだと、改めて実感した次第です。

個人的には、はっきりと「面倒」です。
ミスリードがきっかけ、要となって現場が翻弄される。本業に徹することができない現場では、結果となってそれが現れる。後日説明は意味を持たない「私は、このように理解しました」ですべてが動く。アホらしい。
ただ、組織人としてはこういう事実があることをきちんと押さえておかないと、大変なことになるのだなと、今回は自分は周辺にいただけですが、そう思ったところです。

こういったこと諸々を考慮すると、
・言いたいことを言うと、曲解されて大変なことになる
・その場で明確な確認がされないまま、間接的に関わる人たちが巻き込まれていく
ということが、今回わかりました。

こんな背景がある中での「懇談」に何の意味があるのだろうと率直に疑問が浮かんだわけですが、それも忘れずに留めておきたいところです。この点をなぁなぁにしていい大人になろうとも思いませんので。