2010年5月31日月曜日

人の話をきく

職業生活で最も重要な部類に入るスキルで、かつ最も基本的な部類にも入るスキルは、そのものずばり「人の話を聴く」ことだと思う。
私のこれまでの職業生活を振り返ると、苦手な人は、
1.やる気のない人
2.人の話を聴かない人
3.一方的な人
くらいになるのだが、大きくわければ「やる気がない」のと「話を聴かない」人に大別される。
それは、クライアントでも同業者でも関係者でも同じ、です。
 
Iyokiyehaがまだまだ未熟だなと感じるのは、こうした人と話をしていると「知りたい」欲求が出てきてしまい、目の前の人が何を考えているのか、何を守ろうとしているのか、ついつい探りたくなってしまう欲求に駆られてしまうことだと思う。
結果として、こちらの質問と向こうの半分パニックかかった一方的なやりとりが噛み合わなくなる。
その上で「わかりますか?」なんて確認なんかされてしまうような状況になると、ふと「俺ってバカなのかなぁ」と思うことも。
その後、どう振り返っても話が噛み合わなかったことは一目瞭然なのに。
 
それが、クライアントさんならこちらも対応を変えたりしなければならないのだろうけれども(これは得意)、同業者や身内でこんな人がいると、残念ながら信用は失墜します。
だって、身内で対応変える必要なんかないもん。
専門家集団の中にあって、尊敬できない人がいるっていうのは、組織としてはあたりまえなんだろうけれども、まぁ残念極まりないです。