2007年6月25日月曜日

バカは騙される

 給料日に、同僚の一言。「手取り減ってない?」

 私は4月分の給与に転居手当がついたり、配偶者手当とか、嫁さんを扶養に入れたことで各種税金が安くなったりしているとか何やらで、4月はいつもの150%くらいの給料をもらっていたので、その変化に全く気づきませんでした。いい意味で余裕のある生活ができる仕事に就いていることもあるし、悪い意味で私自身の給料のしくみがわかっていないとも言う。

 ただ、先月の給与明細と今月の明細とを比べると、やはり納税額が変わっており、結局のところ10,000円くらいはマイナスになっている計算になる。

 でも、岡山にいるときにも、山梨に来てからも、広報とかで「所得税と住民税の比率が変わります。でも負担額は変わりません」と聞いていたのに、どうしてこんなことが起こるのだろうか?鍵は「定率減税」なるものの撤廃とのこと。うーん、税金ってわかりにくい。。。

 近いうちに、このあたりのしくみはきちんと調べておかないといけないと思ったところだが、今日の教訓は「バカだと騙される」ということ。誰に?言うまでもなく、国ですね。そういえば、先日紹介した『シリコンバレー精神』にこんなくだりがあった。曰く、世の中の仕組みは世論が作るのではなく、2,3人の狂気が突っ走ることで生まれる、とのこと。梅田氏は、シリコンバレーから生まれる世界の仕組みを揺るがす人たち(Googleとか)のことを言っていたが、そのまま政治のしくみにも当てはまることだと思う。

 やりやがったな、この野郎。でも、次はそうはいかないぞ。