2007年6月24日日曜日

ブラジル人のお祭り

 嫁さんが調べてきた「ブラジル人のお祭り」。隣町、南アルプス市で開催されるということで、遊びに行ってきた。あいにくの天候だったことに加え、駐車場に入れないというアクシデントがあり、長居はしなかったのだが、シュハスコ(焼肉を串にしたもの)を食べて帰ってきた。

 帰り道、嫁さんが「あんなところでも、あれだけ集まるだね」という。確かに、南アルプス市役所支所の駐車場を一部使って、公共機関の建物とで半日のイベントをやるだけで数百人が集まるのは、凄いことのようにも思う。
 思うに、いわゆる社会的マイノリティに関するイベントは、ニーズに合えば参加者はかなりの数になる。今回のイベントは、主旨はよくわかっていなかったが、ダンスの披露と太鼓(地元のものと思われるが)の披露という文化交流だけでなく、精神医療に関する相談窓口も設けられていたようだし、会場を歩いていたら派遣会社のようなブースも設けられていた(私はポルトガル語が読めないので、専ら雰囲気と嫁さんの翻訳による判断)。消防隊による防災講座のようなものもあり、傍から見たら「何でもあり」のイベントに見えたが、それが多くの人のニーズに合っていたのではないだろうか。
 ちょっと想像力を働かせたら、言葉が通じない文化の中で生活していて、突然日本語のチラシがスーパーに貼られていたら、私なら多分仲間を求めて参加するだろうなと。

 そんな真面目なことも考えながら、シュハスコに舌鼓をうち、隣町にはブラジル人が結構いるんだなと、軽く触れることができた一日だった。フットワーク軽く、あちこちに顔を出すのもまた楽しいこと。