2011年11月7日月曜日

居付く感覚

Blogを書こうと思っていると、ネタは舞い降りてくるもので、今日は嫌な汗をかいた経験を。
都内の某JR線で出張先から戻る時の出来事。一緒に出張に出ていた人となんということもない雑談をしていると、お隣でブツブツ言う男性。
仕事柄独語には慣れているので気にしてなかったのですが、だんだん声が大きくなってくるんですね。
…お前らよく見ておけよ、
…仕事と称して付きまとってるんだ、
…目の前にきたら殺してやる、
などなど、まぁ物騒でした。
で、並々ならぬ殺気というか、ゾクっとなるような感じがして、その男性の方を見ると、まぁこちらを見ているわけで…
席を立ちたかったのですが正直なところ混乱してしまっていて、席を立つことそれ自体が不自然になって相手を刺激しそうだなとか、同行していた方を置いて行くわけにもいかんなぁとかいろいろ考えてしまい、結果動けず、でした。
目がイってしまっていたのと、支離滅裂な独語だったこと、一瞬でもこちらに矛先が向いたことから、少なくとも彼の間合いからは外れておくのが正解だったんでしょうが、結果無策にその場にいてしまったその状態が正に「居付いた」状態だったのでしょう。
都内にいると、電車で少し怖い思いをしたり、思わず苦笑いしてしまうことは結構あるんですが、いざ怖さが自分に降ってくると、何もできないものです。次は、身の危険を感じたらまず安全を確保することで動きたいものです。