2010年7月6日火曜日

雑記100706

障害者雇用にがんばって取り組む企業さんに限って、なぜか「難しい」ところをひいてしまう。
何も焦るタイミングじゃないはずなのに、新しい取り組みをとりいれるあまり、なかなか思い通りに行かず、担当者が疲弊してしまう。
 
何でもそうだと思うけれども、「信頼」って一朝一夕に築くことができるわけじゃない。
ある企業さんから話を聞いたのは、「面接の時には何も教えてくれないのに、就職した後に『実は・・・』と大切なことを伝えられる」とのこと。
曰く「来年からは、○○の学校からの受け入れは考えないと」、おそらく企業の本音だろう。
支援機関が土足で企業にあがりこんだいい事例だと思う。
 
あえて、こんなことを書くのは、自分たちが尻拭いをする立場だからということも少なからずある。
ただ、そうじゃなくて、もっと対極的に職業リハビリテーションの広がりという観点から見た場合、明らかにこの紹介者は私たちの邪魔をしている。
こんなことして、笑顔で擦り寄ってきたところで、相手を信用することはできないだろうし、信用がなければとばっちりを食うのはクライアント本人だということを、どこまで意識されているのだろうか。
甚だ疑問である。