2010年3月7日日曜日

雑記100307

3/3
「中立の立場」とか、説明の時にさらりと言ってしまいがちなんだけど、果して本当に中立な立場って、自分の仕事にありえるのかと、ふと思う。
共生社会の実現という組織の目的があって、その実現のために障害者の雇用促進の事業として職場適応援助があるというところに立てば、「障害のある方の味方」でないことはわかりそうだが、「事業主の味方」でないとは言いきれないのではないのかなと。
いずれかを被害者扱いして、「守ろう」と思ったら、既にのまれている。
安易な言葉に頼らず、真意を掴みたい。


3/2
プロフェッショナル仕事の流儀を観る。
山岳警備隊山田智敏氏の活躍を描く。

まがりなりにも学生時代に登山をやっていた身としては、文句なしに抜群に格好いい。
すごい仕事でかつ過酷な仕事だと思う。

印象的だったのは、救助という仕事を遂行する上で、知恵を振り絞り、どこまでも柔軟なこと。
そして、自然への畏敬の念が、全体を貫いていること。

おかげさま、おかげさま、と呪文のように言っている姿が、何とも言いがたい、素の人間がそのまま表現されているように思えた。