2009年1月25日日曜日

What’s YAMANASHI Style?

先月の話になりますが、県の依頼で80人くらいを前にして講師役を務める機会がありました。
障がい者の就労支援者を養成する講座の一コマ。
講座担当者と、職場以外にちょっとした接点があったことからの依頼でした。

Iyokiyehaは、現在の職場では一番下っ端のため、講演の内容はさておきといったところです。
どこまで伝わるかな~、どこまで伝わったかな~と、今でも振り返ると気にはなるところです。

講演の最後に、配布資料にはないスライドを一枚挿入して、問いかけたこと。
「山梨のスタイルって何ですか?」


JC-NET会議に毎年参加したり、同期と話をするにつれ、この分野における山梨の「遅れ」は、日々の業務の中で実感しているところです。
就労移行支援事業所が雨後の筍のように立ち上がっていたり、施設の「主力」は就職させられないと言われたり、事業所開拓という名の無茶な飛び込み「雇ってくれ」が横行していたり、「連携」という名の丸投げが普通に行われていたり。
もちろん、全てが全てではなく、私が気持ちよく仕事ができている関係も複数あるので、そういったところで着実に基盤整備は進んでいるとは思うのですが、時々閉口してしまうことがあるのも事実。
もちろん、全国の事例報告にあがってくるところだって、報告は大体いいこと言うから、その辺は差し引いていろいろあるんだろうなとは思う。

ただ、総合的に考えたら、この土地はやはり「遅れ」ていると思うし、これからの土地だと思う。
そんな中での問いかけでした。
他とは違う、山梨の就労支援スタイルってどんなものでしょうか?
他の土地に単純に追従するのではなく、全く違う発想だってありなはずです。
そんなことを、どれだけの人が考えているか。
どれだけの人に、気づいてもらえたか。
そして、どれだけの人が既に動いていて、今後どれだけの人と合流できるか。
不安もありますが、楽しみなこれからです。