2009年11月8日日曜日

「足元をすくわれないように」

今週、職場で発生し、Iyokiyehaを疲れさせた出来事。
報告を兼ねて、上司に相談した時に言われた一言。「私は、足元をすくわれないようにも注意してきたかなぁ」
なんてことのない一言なのに、Iyokiyehaの弱点を見事に言い当てられた気がした。

多分、客観的にも、社会人としてイマイチなことを言われているだけとは思うのだけども、それでも敢えて自分のことを掘り下げてみる。
・当人がまとまった報告をしないことを指摘せず、話し始めるリスクを回避したため、結果としてコミュニケーションが減り、方針の微調整が伝わりにくかった。
・上記と重なりつつ、当人に伝わる言葉で説明できていたかは疑問が残る。
・上記と重なりつつ、支援実施以前の、職業リハビリテーションに関する理解の度合いを把握していなかった。
・支援の目標が、言葉しか伝わっていなかったため、具体的な支援が目標と連動していなかった。
・そもそも、年上の人かつ、苦手な人に指示を出すことを避けようとしたIyokiyehaの弱さが表出しただけだろう。

今までより更に言葉を磨き、遠慮、ためらいを捨て、言うべきことはハッキリと言っていくことが、組織の中で人と一緒に仕事をする上で、大切なことのように思った。コミュニケーションは、和気藹々だけでなく、鋭い指摘や目標といい旗振りも、大切なコミュニケーションだと考えるに至った。
ますます煙たがられることになるかもしれないけれども、冷静に、独りよがりにならないよう、周囲に意見を求めながら、更にしゃべっていこうと思う。
学生時代にお世話になった市民活動家から言われたこと「10言ったって、1伝わるかどうかだよ」。
言葉を磨きつつも、全ては伝わらないことを肝に銘じていこうと思う。