2009年4月26日日曜日

考えを「伝わるように」表現することと、人の話を「わかろうと」すること

2009年4月19日作成

いろんな人がいるものだと思う。
何か訴えたいことがあるようには聞こえるのだけれども、こちらの回答によって話が深まるわけではなく、自らの訴えをやや一方的に畳み掛けてくる。

指摘を受け、お互いに情報収集することを約束し、意見交換をしたのだけれども、結局の訴えは変わらず、しまいには「おっしゃることが、よくわからないのですが」と結ばれてしまった。
・・・同じことを、そのままお返しして言ってあげたいなぁ、と思ってしまう。

振り返ってみて、このコミュニケーションの中で自分が得た教訓は、課題が明確に共有されていない段階での情報収集は、時間の無駄ということ。
お互い(今回はおそらく、私しか情報収集しなかったと思われるが)の時間が、目的のないことに使われてしまうことほど、組織として無駄な時間はないと思う。
質問の意図が共有できるまで、何をどこまで調べあげればいいのかということを明確にした上で、調べごとをする必要がある。

そのためには、自分が考えていることを、必要に応じて言葉を選びながら相手に「伝わるように」表現する必要があるし、人が言っていることを「わかろうと」する必要がある。
大切なのは「お互いに」このことを意識する必要があるということだ。
今回のように(いまいちだったけど)私だけが「わかろうと」していても空回りだし、逆に私が一方的にやりとりをもちかけても、意見交換は深まらないだろう。

信頼関係が構築されていない段階でチームを組むことへの不安と同時に、この先うまくやっていけるかどうかの不安も頭をよぎる。
まぁ、人に応じてやっていけばいいのだろうから、そう深刻になっていないけれども、こんなこと考えるのも、面倒くさいなぁ・・・