2017年11月8日水曜日

「対象にする」とは 2

何かを考える、という時には、必ず「何か」という対象が存在する。
それについて思いを巡らし、いろいろな角度から見て、物理的であるか否か問わずそれに触れ、時に分解したり、他のものと比べることによって、それについていろいろなことを知り、他の何かとの関係の中で位置づく。
では、その「何か」に言葉がなかったら、いったいどのように物事を考えるのだろうか。
言葉にならない「○※〒☆◇」について、考えることはできるだろうか?
否。
考える対象には、必ず言葉が存在する。そしてその言葉は多様であればあるほど、他のこととの違いを浮き彫りにすることができる。