2017年11月26日日曜日

においと記憶

人間にとって嗅覚は、身の危険を察知することに使われるので、記憶と結びつきやすい、といったことを聞いたことがある。もう少し正確に表現しないといけないような気がするけれども、調べるのはまた今度ということにして。
オレガノという香辛料がある。普段あんまり使わないのだけれども、最近カリオカ豆を煮る時に使うので、自分にとっての使用頻度が上がったものである。
オレガノを使った時に、ふいに静岡に住んでいた時のある記憶がよみがえった。不思議な感覚である。当時使っていた鍋とか、その時に作っていた料理、バジルを切らしてオレガノを使ったことなど、何も特別なことがないある日の記憶が思い出された。とっても不思議な感覚であり、においと記憶が結びつくってこういうことなんだなと思った出来事だった。