2015年1月19日月曜日

見え方が変わる

先日の記述は不十分でした。眠い時に書くと中途半端になりやすい。
要は、応用行動分析を勉強し始めたら、人の行動が新たな角度から分析できるようになった、ということです。知識によって、自分のものの見方に代替可能性が生まれたといえます。だから「知識は武器になる」のだと感じたのでした。
ある知識を行動レベルで理解する(身につける)と、新しいものの見方ができるようになります。年末からようやくリベラルアーツを少しずつ勉強していますが、世界史を改めて学ぶことによって国際ニュースの読み方が変わってきますし、数学をやれば物事の判断の背景となる数理的処理が見えてきます。そうした構造がわからなければ、ニュースや出来事はそれ単発としてしか理解できないが、その背景となるものの知識があればもう一段広い視野で物事を読みとくことができます。
本当に優秀だと思える人が、新しいスキルを身につけていく。その背景には基本的な知識、具体的には高校で習った内容が高度な知見を読みとく土台となっているということを、昨年佐藤優氏の書籍で学びました。基礎をおろそかにすると飛躍もない、ということでしょう。
先日の投稿は、そういうことを書きたかったのだということで、補足というか書き直しでした。