2012年6月17日日曜日

とく【徳】
1.修養によって得た、自らを高め、他を感化する精神的能力「-を積む」「-を養う」
2.精神的・道徳的にすぐれた品性・人格。「-の高い人」
3.身に備わっている能力。天性。
(以下略)

渦中にいながらも、ふりかえりができるほどに落ち着いてきたので改めて「徳」について考えてみました。
ここのところ「徳」が下がっていると思ったので。

私は聖人君子でもないし、仏のような心は持ち合わせていない、どちらかといえば腹黒い人間ですので、何でもかんでも前向きにポジティブシンキングができるようなできた人間ではありません。人の悪口だって少なからず口にしますし、腹の中ではいろいろ渦巻いているわけです。
ただ、それを口にして人と盛り上がってしまうと、黒い気持ちが増幅されてしまうような気がしたんですね。ここ最近。増幅されてしまうと、今度はそれをコントロールできなくて、一人歩きしてしまっているような感じがしてしまい、話している時にはスッキリするのに、何かの拍子に我に返ると何だか自己嫌悪感が残ってどうしようもないんですね。

こんなことばっかりやっていると、辞書的な「徳」もやはり下がってくるわけで。
そんな人には近づいてくる人も、協力者もいなくなってしまいますから、やはりそうあってはいけないなと改めて思うところです。


徳は孤ならず必ず隣あり

たまにはオブラートが破れても仕方がないじゃない、だって人間だもの。ん?