2011年10月9日日曜日

自分を振り返って思うこと

この一年で、子どもが生まれ、震災が起こり、東京勤務も3年目になった。
埼玉に引っ越してきた頃に背負っていた様々な期待と不安。
今ではとてもシンプルになったように思う。

家族あっての人生、そして職業生活。
もともとネジが緩んでいたような出世欲は、完全にネジが外れてしまったように「どうでもよく」なってきた。
自分のキャリア形成を考えろと、人からは言われ続け、読む本には書いてある。
目指す自分から逆算して物事考えろとシャワーのように浴びせられるが、別にいいじゃないそんなもの。勤め人なんだからと、(自分にとっては)良くも(一般的には、人からみたら)悪くも開き直って重荷を置くことができたように思います。

偶然にも震災の難を逃れ、先日の台風もなんとなくかわし、休日には子守りをしている自分を振り返ると、別に目の前のことに全力で取り組む人生だっていいじゃない、2~3年スパンで物事考えて、積み重なったもので勝負すればいいじゃない、といった考えに至ることができたように思います。

「そんな行き当たりばったりでどうする?」と問われ、当時は本気で悩んだけど、今なら即答です。「別にそれでもいいじゃないですか」。
30過ぎたばかりで不惑に限りなく近づいてしまいました。
それも別に、悪くないんじゃないですか?