2009年3月19日木曜日

組織の力=構成員の変化できる総量

、というように思う。
どんな仕事でも、どんな活動でも、「それでいい」と満足したらそこまでで、次なる発展も進化も遂げられなくなってしまう。

PSWの養成講座を進めていて思い至った副産物なのだが、「環境」が常に変化する特性を持っているのであれば、その環境に存在するクライアントを相手にする限り、その変化を取り入れ、把握した上でその環境に最適なものを目指していく必要がある。

組織としても同様である。
ただし、組織という集団は、ある一定の秩序がなければ、その存在を維持することができないという特性を併せ持つ概念であるため、常に「固めよう」とする力と、「変わろう」とする力とが対立する構造をその内側に秘めている。
リーダー型上司が評価される昨今ではあるが、それはマネージャーと必ず対立するわけではなく、それは組織を成立させるための両輪として機能する必要がある。

とはいえ、決まりを作ろう、遵守しよう、守れない者を排除しようというマネジメントの発展のしかたは、世の中に合わせて変わるという自然な力を阻害するものに他ならない。

Iyokiyehaはもちろん、アウトローになるつもりもないし、家庭を持った以上、安易に独立するつもりもなく、しばらくは組織人として生きていくことを決めている。
その組織に埋もれていくか、それとも内側から変化しようとする原動力または変わる力の一端を担うかということは、周囲が判断することである。
ただ、私が考えるのは、その組織が社会に貢献できるだけの力を持つための一端を担いたいということだけである。