2016年3月14日月曜日

最後まで走り続けるには

現職として仕事ができるのも後半月となった。
名刺に記載されている肩書きも、4月になれば名乗れなくなる。
肩書きにしがみついているつもりはないし、それほど一般的には知られていない仕事なので、驕ることもそれほどないと思うのだが、それにしても11年プライドをもって仕事をしてきたバッジでもあるので、いざ手放すとなるとちょっとさびしい。
有給の消化、なんてことをやってみたい衝動にもかられるが、正直そんな暇はない。
「仕事辞めます」といって、割り切って新しい仕事をとらなければいい。
「来年の仕事ですね」と笑顔で仕事をとらなければいい。
そんなことなんだけれども、この時期になればなったで、残る職員さんに大切な(だと思う)ことを伝えたり、お世話になった人にあいさつしたり、そもそも今の仕事だって暇じゃないので、仕事をとらずにブラブラしているわけにもいかない。
結局、最後まで全力疾走して、翌日から新しい職場、ということになりそうなのだけれども、それはそれでいいのかな、とも思う。
先日、動かし始めた仕事も、中途半端に決着をつけるんじゃなくて、トップスピードで引き継いで、来年度しょっぱなからガンガンやってもらいたいと思う。
そのための準備期間なら、逆に憎まれっ子を演じてもやっておくことがあると思う。
最後まで謙虚に働き続けよう、と思うこのごろである。