2014年2月18日火曜日

雪掻きに見るご近所付き合い

先々週末、今週末と、関東では大雪となり、所沢でも20〜30cm程雪が積もりました。
初めは降雪にテンションがあがっていた子どもたちも、外出して長靴の中に雪が入ったり、いい加減まで雪遊びをして手が冷たくなるなどして、雪とのつき合い方を学んでいるようです。息子に至っては「もう帰る」を連呼するなど、楽しい(と思っている)事象の側面を肌で感じ取っているのだろうなと思うところです。

さて、大人はテンションがそれほど上がるわけではなく、むしろ下がるのですが、その大きな理由の一つは雪掻きでしょう。Iyokiyehaは静岡生まれの静岡育ちで雪とのつき合い方を知りません。かろうじて山梨県甲府に住んでいた時に降雪することがあり、当時ご近所さんから雪掻きの方法(夜に積もる前に一度掻いておくとか)やコツを教わったことがあり、現在の所沢においても雪が降るとせっせと雪掻きに出る週末でした。力の入れ方がわからずに筋肉痛になるという単純なことも気づきとしてはあるのですが、面白いなと思うのは雪掻きしながらご近所さんと自然にお話ができてしまうということです。同じマンションに住んでいて初めて話す人、通りを挟んだお向かいさんと排水溝の在処の情報交換をしたり、目の前で立ち往生する他人の車を「なんとなく」みんなで押し始めたりと、普段なかなかない接点ができるものだなと感じるところです。
こういう人間関係って意図して作ることって難しいものだと思うのです。全く知らない人に対して挨拶することもはばかられる昨今、そうは言っても毎日すれ違う人には軽く挨拶するIyokiyehaではあるのですが、この二週間でまたご近所さんの知り合いが増えたかなと思います。

大切なのは理屈じゃなくて人と人との交わりであって、それも同じ(ような)目的によってつながっていくこと。何となくですが、生活だけじゃなくて仕事にも通ずることなんじゃないかと思った週末の出来事でした。
それにしても、なれないスコップを数時間扱うと、普段痛くならないところが痛くなりますね…。