2016年6月27日月曜日

仕事の内容

4月からの仕事は、これまでとは異質なものになりました。
採用枠が「一般事務職」であるので、これまでの経験を踏まえた配置でどんぴしゃだったとしても、その仕事内容は全く違います。これまでに気づいたことをいくつかメモ書きにしておきます。

1.デスクワークが多い
 前職もここ2,3年は、業務と直結しない事務作業は多くなっていました。年次も中堅を過ぎたので、組織のことについても多少関わるようになっていました。
 今の職場は、本来相談業務が主となる職場のはずですが、どちらかといえば半分以上は紙で仕事をするところです。話を聞いて何かを解決するだけではなく、話を聞いた上で申請書と添付書類を提出してもらうことで、後程そのペーパーワークが発生します。
 今までの「相談→計画策定」の流れとはちょっと違って、課題を正確にこなしていくドリル的な作業が多いです。頭の使い方がちょっと違うので、慣れるまでは戸惑いました。

2.お客さんの層が違う
 前職のクライアントから「身体障害者の応募はないんだが、いったいどこにいるのですか?」といった主旨の質問をよく受けた。当時は「技能のある方は、いい条件で就労継続している」などと回答していました。
 間違っているわけではないですが、当時統計を見てもあまりピンとこなかったことを今では実感しています。それは「労働年齢を超えた人が多い」ということです。
 後期高齢者医療や介護保険を利用している人も窓口には来られます。今まで雇用に関わってきて「50代は高齢」だと思っていた自分が少し恥ずかしくなってきました。

3.職員の知識レベルが異なる
 1.にも関連しますが、今の職場にいると、前職は専門家集団だったのだなと改めて痛感させられます。現在の窓口は精神障害のある方は対象ではないので、私も日々勉強しながら仕事をしていますが、障害特性という言葉が共通言語になっておらず、内容によっては下っ端の私が一番詳しい内容なんてのもあるかもしれません。
 ただ、今までの仕事とは異なる分野でもあるので、確実に視野は広がっています。

 今のところ、まとめられる段階での振り返りでした。